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うつ病の治療としての「休養」の仕方(2)

kinyuureihanakoの回答

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回答No.3

 精神医療に関わっている者です。  一般論として書きます。  うつ病の20~30%は、薬物療法を試みても長期にわたって(普通は2年以上を指します)症状が続いてしまいます。多くの場合、不安や焦り、うつ気分は消えても、おっくう感が残ります。疲れがとれきれません。  たとえば、手がつかない、やる気が出ない、根気がない、何をしても面白くない、興味が湧かない、喜びを感じない、生きがいがないなどを訴えられます。  このようなおっくう感のために、患者さんは苦しみます。しかも、この症状は抗うつ薬が効きにくいという難点があります。  このようなおっくう感が残る段階となれば、治療方法を変えます。これまでの休養主体の治療から、仕事や家事を再開するための、いわば、訓練主体の治療へと移す必要があると考えられています。  たとえば、午前中に図書館へ出かけたり、夕方から公園や買い物を行くことで、患者さんにおっくう感と闘ってもらいます。  家族の方にも手伝ってもらいます。家族が押し付けがましくなく、症状の軽快を指摘することがとても有効です。テレビがみられた、新聞が読めた、散歩に行けたといったことが当面の改善目標になります。つまり、うつ病の改善が進むにつれて、焦点を社会生活に移していくのです。  この場合、時間や量など客観的に評価できる行動を訓練主体に扱うことがポイントです。患者さんに実感してもらうことが大事です。  以上、うつ病が慢性化している治療法のひとつを書きました。ご参考になれば幸いです。

ddiibb
質問者

お礼

 アドバイスありがとうございます。  おっしゃるとおりなんです。まさに、書かれている治療法が私に行われているのですね。特に、訓練というか、トレーニングという表現はピッタリです。起きた時間や寝た時間、散歩した時間、など、確かに客観的に評価できることを聞かれますし、促されます。時間や量が減ると、原因を聞かれ、どうしたらよいか考えさせられます。アドバイスを読んで、なんか自信がつきました。そう言えば、先生も社会生活が送れるように頑張ろうと何度もおっしゃっていました。抗うつ剤は効かないことも、はっきりおっしゃっていました。抗うつ剤が効かないことが問題なのだといわれておりました。私の場合は慢性化しているのですね。慢性化しているうつ病に対する治療法がとられている訳ですね。納得できました。ありがとうございました。

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