• 締切済み

お聞きしたいこと

皆さん、今日は。 日本語を勉強中の外国人です。 今日、自分で文を作る練習をしました。以下の文の後ろにある括弧の中の言葉を使って作文してみましたが それは自然な日本語であるかどうか 少し自信がありません。 何方かご教示していただけますでしょうか。 1. 一望のものに見下ろせる太湖の上に、風車がくるくると回っています。(くるくる) 2. 中間テストに備えて、私たちは週末まで休まずに一生懸命に復習しています。(…に備えて) 3. この問題はもう何年間引き延ばしていましたが、今度こそどうかして片付けなければいけません。(どうかして、なんとかして) 4. 彼女は子供の時から医者になりたがっています(「なりたい」でもいいですか)。今、医科大学を卒業した彼女はやっとその長年の願いがかなえます。(長年の願いがかなう) 5. 1人で3人分の仕事をしなければならなくて、交替してくれる人もいなかったので、午前中水さえ飲む暇もありませんでした。(ひまもない) 6. クラスの李さんは高熱で倒れていますので、何人かのクラスメートは交代で李さんの看病をしています。(看病) 7. みんな あえぎあえぎ 必死に頂上へ登っていきます。(あえぎあえぎ) 8. 頂上から眺めて、緑の田野、光っている小河、鏡のような湖などがみんな一望のもとに見下ろせています。(一望のもとに見下ろせる) 9. 私はクラスのみんなに代わって、お客様のご来訪を心より歓迎したします。(...に代わって) 10. 機械は壊れました。故障を直してもらわなければいけません。(故障を直す) とても長い質問文になってしまって、大変申し訳ございません。 お暇な時でもかまいませんが どうかご教示ください。 よろしくお願いいたします。

みんなの回答

  • sugartea
  • ベストアンサー率44% (43/96)
回答No.5

10の「は」と「が」のちがいですが、実はこれ日本の文法の黎明期に、ある文法学者を悩ませた難問です。 出来るだけかんたんに書くつもりですが、それでもわからないところがございましたら、またご質問なさってください。 基本的には先生がおっしゃった、 >「は」は「は」の後ろの部分を強調し、「が」は「が」の前の部分を強調する ということです。 それで、「機械が壊れました」は「壊れた」主体そのものが機械であると、主語に重点をおきます。 一方、「機械は壊れました」は他に備品その他は沢山あっても、他はどうか知らないが、「機械は」「壊れた」となって、機械を他と区別し、特に取り立てて強調して、さらに「壊れた」という事態(述語)に重点を置くとみてよいです。 というわけで「が」と「は」は同じ助詞でも用法が違うので、別の種類の助詞として分類されています。 「が」は主語を示す主格格助詞、「は」はそれのついた語を他と取り立てて区別するのが本質の副助詞です。主語の文節を作るのは特殊な用法とするべきであるとします。 こうした「が」と「は」のちがいがもっとはっきりする例を考えてみると、 1「佐藤が出発する時にけがをした」 2「佐藤は出発する時にけがをした」 (ちなみに佐藤というのは私の本名です) 1の文は「けがをした」主体は「佐藤がけがをした」とも「佐藤以外の人がけがをした」ともどちらとも取れる曖昧な文です。こういう時は読点を打って、「佐藤が、出発する時にけがをした」ならけがをしたのは「佐藤」。「佐藤が出発する時に、けがをした」ならけがをしたのは主語に現れていませんので、これはまだどちらとも取れます。 これに対して2の文では、「けがをした」主体は佐藤以外であってはおかしく、「出発する時佐藤はけがをした」の意味になります。 これは「佐藤が出発する時に」は「佐藤が」と「出発する時」が直結して、それだけでひとまとまりをなす表現ですが、「佐藤は出発する時」の場合は、「佐藤は」と「出発する時」は必ずしもひとまとまりにならないで、「けがをした」という陳述を決定する語に直結して、ひとまとまりとなるからです。 つまり「佐藤が」は、すぐ下の「出発する時」にかかり、「佐藤は」の場合は「出発する」に直接かからないで、「けがをした」にかかるのです。 いかがでしょうか。

someimei79
質問者

お礼

よく分かりあした。 sugarteaさん、ご親切ありがとうございます。 ずっと長い間おつきあいしたこの疑問はばっちり消え、すっきりしました。

回答No.4

1. 一望のものに見下ろせる太湖の上に、風車がくるくると回っています。(くるくる) これはどういう景色なのかよくわからない。よほど大きな風車で発電用でしょうか。水面を突き破って生えているのですか? 「一望のものに見下ろせる太湖の上に」は文法的には間違っていないけれども語順がかなり不自然。オノマトペアの機能は意味よりも音調の補正にあることが少なくありません。必要か否かは前後がないと判断不能。 《太湖を一望におさめる丘の上に立ちました。かなたに風車が音もなく回っています。》 2. 中間テストに備えて、私たちは週末まで休まずに一生懸命に復習しています。(…に備えて) 《私たちは中間テストに備えて今週中はひたすら勉強です。休む暇なぞ全然ありません。》 3. この問題はもう何年間引き延ばしていましたが、今度こそどうかして片付けなければいけません。(どうかして、なんとかして) 「もう何年間引き延ばして」とは言わないでしょう。「どうかして」と「なんとかして」はちょっと微妙。口頭なら可でも文書に出すのは避けたい。「どうしても」や「なんとしても」が前後となだらかに繋がります。 《この問題の解決を一寸のばしにひきのばして何年経ってしまったか。今度ばかりはなんとしても鳧をつけなくてはなりません。》 4. 彼女は子供の時から医者になりたがっています(「なりたい」でもいいですか)。今、医科大学を卒業した彼女はやっとその長年の願いがかなえます。(長年の願いがかなう) 「なりたい」は駄目です。「なりたがっています」も不可。ここは「なりたがっていた」でなくてはいかんのですが、そうしてもちょっと変な感じが残ります。「たがる」にはそう望むことがふさわしくないと判断する気持ちがあるような気がします。「願いがかなえます」は駄目。かなうなら願い「が」だし、かなえるなら願い「を」でしょう。医師になれるかなれないか、は日本では大学の医学部に合格できるか否かと、国家試験に受かるか否かの二段階によります。卒業はあまり意味を持たないようです。 《医者になるのが彼女の幼いころからの望みでした。春の国家試験に通れば長年の夢がかないます。》 5. 1人で3人分の仕事をしなければならなくて、交替してくれる人もいなかったので、午前中水さえ飲む暇もありませんでした。(ひまもない) 「交代してくれる人」云々は無駄。当たり前でしょうそれは。「さえ」の位置は最も効果的なところを狙わなくてはいけません。 《一人で三人ぶんの仕事をせねばならず、午前中は水を飲むひまさえありませんでした。》 6. クラスの李さんは高熱で倒れていますので、何人かのクラスメートは交代で李さんの看病をしています。(看病) 補助動詞を濫用しないこと。「看病」が誰を看病するかも自明でしょう。 《クラスメートの李さんが高熱で倒れたので、皆が交代で看病をしています。》 7. みんな あえぎあえぎ 必死に頂上へ登っていきます。(あえぎあえぎ) 読点をきちんと打ちましょう。ほかに誤りはありません。 《みんな喘ぎ喘ぎ頂上を目指して脇目もふらずに登ってゆきます。》 8. 頂上から眺めて、緑の田野、光っている小河、鏡のような湖などがみんな一望のもとに見下ろせています。(一望のもとに見下ろせる) 「光っている」は「光る」でたくさん。「見下ろせています」もやはり補助動詞が不要。 《頂上に立つと、田の濃い緑、野原の淡い緑、鋭く光る小川、まるで鏡のように静かな湖面、すべてが一望のもとにありました。》 9. 私はクラスのみんなに代わって、お客様のご来訪を心より歓迎したします。(...に代わって) 「みんなに代わって」でOKですが「みなに代わり」のほうが締まる。口頭でも、です。さらに言えば「代表する」のほうが落ち着くかもしれません。 《クラスを代表して心よりご来訪を歓迎申し上げます。》 10. 機械は壊れました。故障を直してもらわなければいけません。(故障を直す) 《機械が壊れました。専門家に直してもらわなければなりません。》 全体に無駄が多いようです。添削は冗長さを消すことに意を用いました。そのあたり玩味を願います。

someimei79
質問者

お礼

mannequinkatzeさん、いろいろ教えていただいて本当に感動いたしました。でも、今のレベルで、感謝の気持ちをそのまま表せないのでつかかったです。でもがんばります。 ご教示ありがとうございました。

noname#24160
noname#24160
回答No.3

説明するのって難しいんですね・・・ 10のことですけど。 #2の方が書いているように「機械は」とすると、機械は壊れたが他のものは大丈夫だった等の意味が暗に含まれるようになる・・・のかな? 質問者さんのおっしゃるような使い方ももちろんあるんですけど、そうでない場合もあります。 「俺がやる」「俺はやる」のような場合なら前後の強調になりますね。 後、余計なおせっかいなのですけど・・・ 下のお礼のところでの「とても分かりやすく説明していただいて本当に感謝したします。」というのは、ちょっと丁寧すぎてくどい気がします。 ここのような、そんなにはかしこまっていない場所なら「分かりやすい説明大変助かります」程度でも十分丁寧だと思います。 最後の「ご親切本当にありがとうございました。」も「ありがとう」が二回目になるし、ちょっと丁寧すぎるような。 補足のとこは、「それと、10番目の・・・」とする方がいいです。 「ではありませんか」ではなくて、「ではいけないのでしょうか?」の方がいいです。 とても丁寧な文章を書いていらっしゃるので、「強調するって」とくだけるよりも「強調すると」の方が。 「先生たちがおっしゃいましたけれども」→「先生方がおっしゃったのですが」 「その点につきまして、ご説明していただけますでしょうか。」よりも、例えば「そちらについてもご説明して頂けますか?」くらいですかね。 自分も最近英語を勉強し始め、ここで聞き始めたんです。 お互い頑張りましょうね^^

someimei79
質問者

お礼

meritaさん、ご回答ありがとうございます。 日本語が好きです。あなたのような親切な日本人が好きです。 英語の勉強、頑張ってください。

  • kanpyou
  • ベストアンサー率25% (662/2590)
回答No.2

1.「くるくる」というより、「グルングルン」という感じがしますね。 「クルクル」ならば、「子犬が、クルクル回っている。」 2. 中間テストに備えて、私たちは週末まで休まず[、]一生懸命に復習しています。 3. この問題はもう何年間[も]引き延ばしていましたが、今度こそ、どう[に]かして片付けなければいけ[/なり]ません。(何とかして片付けなければいけ[/なり]ません。) 4. 彼女は、子供の時から医者になるのが夢でした。今、医科大学を卒業した彼女はやっと、その長年の願いが叶[い]ます。 5. 1人で3人分の仕事をしなければならなくて、交替してくれる人もいなかったので、午前中は、水さえ飲む暇もありませんでした。 6.クラスの李さんは高熱で倒れていますので、何人かのクラスメート[が]交代で李さんの看病をしています。 7.OK 8. 頂上から眺めて、緑の田野、光っている小川、鏡のような湖などが、皆(みな)一望のもとに見下ろせています。 9. クラスのみんなに代わって、お客様のご来訪を心より歓迎したします。 10. 機械が壊れました。修理してもらわなければなりません。(修理してもらわなければいけません。)    機械は壊れました(が、けが人はいませんでした)。修理してもらわなければなりません。

someimei79
質問者

お礼

kanpyouさん、ご回答ありがとうございます。 いろいろ教えていただいてとても勉強になりました。 日本語の勉強、がんばります。

noname#24160
noname#24160
回答No.1

1 「くるくる」だと軽いものが回っている、もしくは何かが軽快に回っている様子を表現するような気がします。 風車はもう少し重そうですね・・・ 2 「私たちは週末まで休まずに一生懸命に復習しています」  という部分ですが、少しくどく、長い気がします。  文章から守護が学生であると思うので、「みんなで頑張って復習してます」とくだけていいのでは。  もちろん、詳しく説明をしたい箇所は入れるべきですけど。 3 「問題」が「引き伸ばす」わけではないので、「この問題はもう何年も引き伸ばされて来たが」となります。  「今度こそ」なら「なんとかして」の方が自然な気がします。 4 「なりたがっていました」の方が自然です。  「医科大学を卒業した今」の方がいいかな。  「彼女の念願の願いがやっとかないます」の方が・・・ 6 「クラスの李さんが高熱で倒れたので、数名のクラスメートが交代で李さんの看病をしています。」の方が自然かと。 7 いいのではないでしょうか。(あえぎあえぎという表現自体、口語ではあまり使用しませんけど・・・) 8 「一望のもとに見下ろせます」となります。  ただ、「今まさに見下ろしている」場合でしたらありですね。 9 口語なら、「私は」は必要ないです。文語ならありです。 10 「機械が壊れました。」ですね。  「故障を直してもらわなければいけません。」はちょっと不自然です・・・  「故障を直してもらわないと」とかですかね。 勢いで書いたので、変なところがあったらごめんなさい;

someimei79
質問者

お礼

素早いご回答ありがとうございます。 とても分かりやすく説明していただいて本当に感謝したします。 ご親切本当にありがとうございました。

someimei79
質問者

補足

そして、10番の文についてもう少し伺いたいのですが、「機械が」の部分はどうして「機械は」ではありませんか。授業で「は」は「は」の後ろの部分を強調し、「が」は「が」の前の部分を強調するって先生たちがおっしゃいましたけれども。その点につきまして、ご説明していただけますでしょうか。よろしくお願いいたします。

関連するQ&A