シラーのカント批判とは?

このQ&Aのポイント
  • シラーが皮肉として書いた詩「私は進んで友につくしている。しかし悲しいかな、私はそれを喜んでしているのだ。そこで私は自分は有徳な人間ではないのだという疑いにさいなまれている」とはどの著作に載っているのか知りたい。
  • シラーの著作『定言命法』でこの詩が引用されているか調査したが見つけられなかった。同名の著作がショーペンハウアーにあるが、こちらにも載っていない。
  • また、『イマヌエル・カント』や『モラリストとしてのカント』などの著作でもこの詩を引用しているが、引用元は記されていない。知っている人がいれば教えてほしい。
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シラーのカント批判

シラーがカント倫理への皮肉として書いた詩。「私は進んで友につくしている。しかし悲しいかな、私はそれを喜んでしているのだ。そこで私は自分は有徳な人間ではないのだという疑いにさいなまれている」という詩がシラーのどの著作に載っているのか知りたいのです。 ペイトンの著作『定言命法』でこの詩が引用されており、その引用箇所をみると"Ueber die Grundlage der Moral"の6説と書かれていますが、シラーにこのような著作があるのでしょうか?見つけられませんでした。ちなみにショーペンハウアーに同名の著作があるので見てみましたが載っていませんでした。 ヘッフェの『イマヌエル・カント』や中島義道の『モラリストとしてのカント』などにもこの詩を引用してありますが、なぜか引用もとが書かれていません(中島は訳者名のみ記している)。 日本語でもドイツ語でも構いません、このシラーの詩がどの著作のどこに書いてあるのか知っている人がいましたら教えて下さい。

質問者が選んだベストアンサー

  • ベストアンサー
回答No.1

以前、そのカント批判について回答したことがあります。そんなに有名な詩なんですね。知りませんでした。でも、誰も元々の詩を読んでいないんでしょうかね(笑) えーと、その二行詩は、「哲学者たち」(Die Philosophen)という詩(1796)の中にあります。 ドイツ語のシラー全集であれば、とにかく「詩」の巻にあります。

参考URL:
http://oshiete1.goo.ne.jp/kotaeru.php3?q=923655
Directio
質問者

お礼

内心誰も解答してくれない(できない)かもしれないと恐れていたのですが、このHPと回答者さんの力には大変感謝致します。

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