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DNA鑑定について
DNA鑑定には何ヶ月もかかるようですが、なぜそんなに時間がかかるのでしょうか?急いでやった場合は最短でどれくらいでできますか?また、かなりの費用がかかるようですが普通いくらくらいするのでしょうか?鑑定者は相当儲かっているのですか?
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親子鑑定などの場合、今日本にあるほとんどの業者は請負いのみで、実際の検査はアメリカにサンプルを送って向こうで検査しているようです。輸送の時間がかかっているのではないでしょうか。実際の検査そのものは数日程度でできると思いますが、順番待ちって事もあるでしょうね。費用は3年前当時で10万~20万円ぐらいだったと思います。 警察などで行うDNA検査の場合、実際の検査そのものは数日ですむのは業者と一緒ですが、事件の試料の場合はサンプルが少なかったり、腐っていたりでなかなか検査が難航する場合が多いようです。そのため時間がかかってしまう場合もあるのではないでしょうか。 10年ほど前までは試料からDNAを抽出するだけで何日もかかっていましたが、今は技術が進んでいるので数時間でDNAが採れます。PCRに2-3時間、泳動に数時間かかるとして、最短でDNA検査しようとすると、1日~2日ってところでしょうか。 ただし、「鑑定」となると、裁判沙汰になることも考えなくてはいけないので、何度も確認検査したりしてかなり慎重にやるはずです。鑑定書を書くのにも時間がかかるでしょうし。
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- gori8063
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既に回答済のものと重複しますが。 DNA鑑定も試料次第です。生存している親子鑑定などでは試料採取が容易(十分量の血液採取が可能)なのでキレイなDNAが容易に精製でき、精度の良い結果が簡単に得られます。実験結果だけ出すなら1日でも可能です。 一方、死者の骨や毛髪等からは抽出・精製が困難ですから手間も時間もかかります。その分人件費もかかります。 時間がかかるのに関しては、主に事務処理の問題でしょう。信頼のできる鑑定機関ほど、結果を精査しますしレポートの公表までも内部で多くの再確認が行われます。 我が国でDNA鑑定をやっているのは恐らく大学や研究機関でしょうから、鑑定者個人は儲かりませんよ。
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ご回答ありがとうございます。一口にDNA鑑定と言っても親子鑑定から犯罪捜査までいろいろな場合があるのですね。鑑定自体よりも事務処理に手間がかかることもわかりました。結局DNA鑑定はビジネスとして儲かるようなものではないみたいですね。
- nayu-nayu
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余り詳しくありませんが・・・。 研究者と施設をフル稼働すれば何ヶ月もかかる事はないようですが、研究所はそんなに儲かりません。 PCR法が開発されたのが1986年、DNA鑑定は最先端の技術なのです。 そのため、使用する試薬(酵素)も特殊な物を使用します。 超高温の環境で生育するバクテリアが持っている酵素などです。 酵素はとても高く耳掻き一杯で何十万の世界です。
お礼
ご回答ありがとうございます。参考になりました。耳掻き一杯で何十万というのは驚きですね。テレビや新聞でもDNA鑑定という言葉が気軽に出てきますが、実際はそれほど気軽な鑑定方法でもないようですね。
お礼
ご回答ありがとうございます。詳しいご説明で大変参考になりました。ほとんどの業者が請負いのみというのには驚きました。費用も昔に比べると安くなってきているみたいですね。時間がかかる理由は技術的要素だけでなく様々な要素があるのですね。そうすると鑑定業者はそれほど儲けているわけではないのでしょうか。