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お好きな国内ミステリ・ハードボイルド教えてください
はじめまして。 以下の作家さん(私の好きな作家)以外の国内ミステリ・ハードボイルド系のオススメ教えて下さい。簡単な内容も添えて頂けたら嬉しいです。 永瀬隼介・桐野夏生・貫井徳郎・福井晴敏・伊坂幸太郎 山田宗樹・雫井脩介・奥田英朗・天童荒太・宮部みゆき 藤原伊織・船戸与一・新堂冬樹・殊能将之・野沢尚 読書好きな皆様からのオススメ本、心待ちにしております。
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こんばんは。 既読でしたらごめんなさい。 http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4041911044/qid=1146319094/sr=1-25/ref=sr_1_2_25/249-4556843-4453137 ちょいと長めの本ですが、心理描写も丁寧です。一貫して愛した女性の行方を追う主人公の弁護士に、男気が感じられました。「弁護士は正義の味方じゃなくて依頼者の味方だ」って言いえて妙だと思いました。 http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4758431019/qid=1146321188/sr=1-16/ref=sr_1_2_16/249-4556843-4453137 一気に読んでしまいました。情けなくて不精なおじさんがかっこ良く思える。世のダークサイドを切り取って描写する場面はこの作家の真骨頂かもしれません。 http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4152084472/qid=1145450869/sr=1-2/ref=sr_1_2_2/249-4556843-4453137 海外の作品なのですが、読みやすくて主人公の生き様に傾倒し、惚れ惚れし、感動してしまいました。 人間の本質って外見じゃないって所が素晴らしいです。ミステリーなのですが、ハードボイルドでもあります。
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- wantaro1
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原リョウ氏を読んだあとには是非,荻原浩「ハードボイルド・エッグ」 をお勧めします。 ハードボイルドに憧れるが、現実にはしょーもない依頼ばかりをこなす 探偵の話です。 小説の探偵のように冷徹な対応を装うけど、実は人情に厚く,つい人の良さが表れてしまい、ちょっと感動してしまいました。 http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4575508454/qid=1146552636/sr=1-1/ref=sr_1_10_1/249-6445351-8237147 ユーモア小説が多い作者ですが、これは一味違いますよ~
お礼
ご回答ありがとうございます。 私にとって「情」はハードボイルドに欠かせない、重要ポイントです。ペットにお婆さんなんて、主人公の人の良さが滲み出てます。不器用な男、いいですよね。荻原氏の他作品も読みたくなりました。それにしても「原リョウ=ハードボイルド」な、皆さんの回答に期待が高まりまくりです!また、よろしくお願いいたします。
- gekkamuka
- ベストアンサー率44% (138/309)
生島治郎「追いつめる」 河野典生「探偵(ターザン)はいま鉄板の上」 都筑道夫「暗殺教程」 大藪春彦「野獣死すべし」 矢作俊彦「リンゴォ・キッドの休日」 谷 恒生「北の怒涛」 谷 克二「フォルクスワーゲン18番工場」 北方謙三「逃れの街」 逢坂 剛「百舌の叫ぶ夜」 梁 石日「夜を賭けて」 馳 星周「鎮魂歌(レクイエム)」
お礼
たくさんご回答頂いて嬉しいです。新米ハードボイルド読者なので知らない作家が半数という恥ずかしい状態ですが、ベテラン揃いで多作の方ばかり!今後、読み進めるのが楽しみです。ご回答を参考に調べてみたら、どれもこれも高評価なのでますます興味深々です。なかでも矢作作品に惹かれたので、さっそく図書館に行ってきます。これからもよろしくお願いします。ありがとうございました。
- soreiu
- ベストアンサー率37% (3/8)
ハードボイルド好きの友人に勧められた中で、 私が特に印象に残っている作品です。 五条瑛 「夢の中の魚」 「プラチナ・ビーズ」 (北朝鮮・スパイ小説です。) 大沢在昌 「闇先案内人」 No.4の方の「心では重すぎる」は私もお勧めですね。
お礼
ご回答ありがとうございます。情けないことに外国が舞台になると、途端に難しく感じてしまう癖があります。文章に勢いがある船戸氏の「山猫の夏」「非合法員」は、かぶり付きで読めた数少ない作品です。好きな作風なのに、過去に「プラチナビーズ」挫折してしまったんです。これも幼稚な読書観のせいですが・・・。でも、ご紹介頂いてこれも何かの縁ですよね。再チャレンジです。今後共、よろしくお願いします。
大沢在昌の「心では重すぎる」はおすすめです。 主人公の佐久間公という探偵が、失踪した人気漫画家を探しますが、調査を進めていくうちに薬物依存、新興宗教、暴力団などが深く関係していることを知り、真相へと迫っていきます。 大沢在昌が現代の世を描ききった、文庫では上下二巻の超大作です。
お礼
ご回答ありがとうございます。ハードボイルドの読書歴が浅い私は、「新宿鮫」を映画化後に一度手にしましたが未読でした。映画歴が長い為、この手の失敗を幾度となくしております・・・。今回、別作品のオススメを頂いたので、大沢氏の世界にどっぷり浸りたいと思います。シリーズものですし、これを機会に長い付き合いになるといいのですが。また、宜しくお願いします!
- Swordline
- ベストアンサー率42% (291/688)
ハードボイルドといえば、原寮は外せないかと思います。 渡辺探偵事務所の沢崎を主人公とした正統派ハードボイルド。 シリーズ2作目「私が殺した少女」は、なぜか身代金の運び屋に 指定された沢崎が、事件に巻き込まれていくもので、直木賞を受賞しています。 シリーズ初作「そして夜は甦る」。著作数が少ないですがお勧めです。 また「半落ち」が有名な横山秀夫氏の作品もお勧めです。 警察小説を主に手がけています。 ドラマ化された、似顔絵捜査官の苦闘を描いた「顔」など。 あと、殊能将之と同じ新人賞からデビューした古処誠二。 最近の著作はフィリピンや沖縄を舞台とした戦記小説であり ミステリの度合いは薄いものの、1970年代生まれ作家が 描く戦記小説としては、かなりのクオリティの高さ。 「七月七日」で直木賞候補にもなりました。 そんな彼のデビュー作「UNKNOWN」は、自衛隊内部で起きた 盗聴事件の真相を追うという内容で、これまたかなり硬派な作品。 続編の銃器紛失の謎を追う「未完成」も加えてお勧めです。
お礼
丁寧なご回答ありがとうございます。男臭いハードボイルドが大好物なので、原氏の作品は楽しみです。横山氏はビデオで「半落ち」観てちょっと好みでなく、食わず嫌いしておりましたが「顔」興味湧きました。そもそも映画と原作では比較にならないでしょうけど・・・。殊能氏は「ハサミ男」以外は厳しいですが、同じメフィスト&自分と同世代の70年代の作家で硬派ときては古処氏は必読ですね。 これからもよろしくお願いします。
()内はおススメの作品です。 高村薫(マークスの山):ちょっと難解かも 横山秀夫(クライマーズハイ):今が旬 真保裕一(ホワイトアウト):初期作品が良 原寮(私が殺した少女):ちょっと古くさいかも 大沢在昌(雪蛍):愚作も多い ほとんど直木賞作家です。
お礼
ご回答ありがとうございます。高村氏は「黄金を抱いて翔べ」「リヴィエラを撃て」等、初期作品が大好きです。なのに「マークスの山」をビデオで観てしまい、本を先に読まなかったのを未だに後悔しています。原作ものを知らないうちに映画で観てしまうことがあるので気になる作家のものは、本読みしてからですね。ご紹介頂いた作品で未読のものは読んでみようと思います。これからもよろしくお願いいたします。
- zap35
- ベストアンサー率44% (1383/3079)
和製ハードボイルドなら、原りょう(寮のうかんむりんなし)はいかが
お礼
ご回答ありがとうございました。1作目から読んでみます。 これからもよろしくお願いいたします。
お礼
丁寧なご回答ありがとうございます。いえいえ、3冊とも未読です。 魅力的な主人公だと感情移入できるので読むのが楽しいですよね。だからハードボイルドは大好きです。初めて読む作品次第で、その作家と付き合うか決まるので1冊目は重要ですしね。3冊とも興味津々です。あえて海外モノも勧めて下さるなんて、すごく素敵な作品なのだと思いました。これからもよろしくお願いします。