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ハロ-効果ってなんですか?
人事考課についての勉強をしているのですが 自分の考課の弱みについての項目で ・ハロ-効果 ・寛大化傾向 ・中心化傾向 ・理論的誤差 ・対比誤差 という言葉があるそうなんですが 意味を教えて頂けませんか? どうやら、人事考課者がおかしやすい エラ-(弱み)らしいのですが・・・・ 宜しくお願いします。
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nao-toさま、こんばんわ。 ご質問の件、お答えさせていただきます。 (1)ハロー効果とは 考課される方(被考課者)の一部にでも優れた点もしくは劣った点があった場合に、それが他の考課にもつながってくるといった感じのものです。 (2)寛大化傾向とは 考課者が被考課者を甘く評価する事。主に考課者の自身の無さから生じる傾向が多いとされています (3)中心化傾向とは 考課者が被考課者に対して『可も無く不可も無く』と言う評価をつけること。すなわち、5段階評価などで、何でも『3』をつけるといった事ですね・・・ (4)理論的誤差とは 『論理的誤差』のことでしょうか、これは考課者が『積極性』と『責任感』等を同一概念と捉えてしまい、考課結果も同一視してしまう事です。 (5)対比誤差とは 考課者と被考課者とを比較し、考課者が苦手で被考課者が得意な部分は良いように評価し、逆の場合は悪く評価する、と言ったものです。 あと、補足ですが・・・ 『期末効果』 というのもあります。 これは考課期間が長期(1年とか半年とか・・・)に及ぶとき直近2,3ヶ月の実績で被考課者を評価してしまうという傾向です。 ちなみに試験対策でしたら、覚え方は 『効果』『誤差』『傾向』がそれぞれ2つづつ、と覚えればよいと思います。
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- 19inch_rack
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この手の質問に対しては 中小企業診断士の参考書などもいい答えが書いてあると思います。 お時間がありましたらご覧ください。 ●ハロー効果 被考課者のもつ情報(履歴書などにある情報)について 人事考課者が何らかの先入観があり、被考課者を過大評価してしまう現象 ●寛大化傾向 人事考課者が考課に自信が無い場合、その評価を甘くしてしまう現象 (理由1)自分の部下の評価を上げて、部署全体の評価を向上させるため (理由2)被考課者に対して、人事考課者に何らかの強い人情が働いているため ●中心化傾向 人事考課者が考課に自信が無い場合、その評価を標準レベルに集中させる現象 (理由1)評価基準があいまいなため (理由2)被考課者に対して人事考課者が冷静な分析をできていないため ●理論的誤差(論理的誤差) 考課項目があまりに抽象的で整理されていないなか、 人事考課者が各考課項目に論理的な関連性を勝手に解釈し、 結果、似たような評価しか発生しない現象 ●対比誤差 人事考課者本人と比較して、被考課者が劣っている点、優れている点それぞれを 過小、過大評価してしまう現象 (例)「俺の若い頃は残業したもんだがな・・・」 「俺は英語がからっきしダメだけど、こいつはすごいな・・・」
お礼
ありがとうございます。 詳しい説明を頂き、大変感謝です。 中小企業相談士とは、なにかの資格でしょうか?