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音楽の民族性の将来

楽器の音色、弾き方、リズムの感じ方などの特徴は個人差だけでなく国や地域、民族性などに左右されるものだということは周知の事実です。ドイツ系・フランス系・ロシア系など、何となく演奏スタイルは地域によって分けることができるし、過去に作られた多くの曲でもそういった特徴は見られます。 しかし、とある演奏家の方のインタビュー記事を読んだところ、確かに国や文化による演奏スタイルの違いは今でも存在しているが、今ではフランス人がドイツのオケに所属することもあるし、まったく別の国出身の人でもフレンチの雰囲気を出すのが上手い人がいる、というように全世界で奏法の違いは数十年前に比べてほとんどなくなってきている、とのことでした。頷けます。日本人の中でも、色々な国の奏法を学ぶ人がいるし、留学なども昔に比べて特別なことではなくなってきていると思います。 それは勿論良いことでもありますが、今日ハンガリーの民族色の強い曲を聴いていて、ふと感じました。このクセの強い、独特のリズム感・曲風もやがて薄れていってしまうのだろうかと。 問題点としては、昔よりも多くの人が世界中を行き来できるようになったりメディアが発達したことで地域差が薄まっただけでなく、日本の伝統音楽でも見られるように伝統的な音楽の後継者が少ないといった問題もあると思います。 そう考えると、演奏スタイルの民族性や、民族色を反映した作曲などが今後どんどん衰退してしまうのではないかと心配です。心配したところでどうにかなるものではないのですが^^; 皆さんは、このことについてどうお考えですか?はじめはほんの思いつき程度だったのですが、だんだん気になってきました。お暇でしたら回答下さい。アンケートに登録しようかと思ったのですがこちらの方がより音楽に興味を持っている方に見て頂けると思ったのでこちらに投稿させて頂きました(> <)

noname#99942
noname#99942

みんなの回答

回答No.2

伝統的なものはそんなに簡単になくならないのではな いでしょうか。 例えばニューイヤーのウィーンフィルのワルツは彼ら の独特のニュアンスで、誰にも真似できません。 この間のオリンピックフィギャーのエキシビション で、プルシェンコがハンガリーのヴァイオリンにスト と踊りま下よね。 あの独特のツィゴイナーはやはりハンガリー人にしか 出来ないとつくづく思いました。 去年だかパリ管弦楽団のプリョートル指揮の演奏会は フランス人にしか出せない音だとつくづく思いまし た。 翻って日本の歌謡曲は、やはり日本人の独特の感性 が必要なのではないでしょうか。 確かにオーケストラに外人が入り、指揮者も外人が 入りするけれど、独特な感性はそう簡単に消せるもの とも思えません。 私はゲルギエフが大好きですが、流石にこの間の「リ ング」の切符買う気にはなれませんでした。 そしたら案の定あちこちから不評が聞こえてきます。 彼の、最終日のロシアもののコンサートだけ行きまし たが、とてもよかったです。 展覧会の絵とチャイコフスキーの5番でしたが、独特 のロシアの土臭いなんともいえない素晴らしい演奏で した。 ベルリンフィルはどちらかと言うと洗練された、ユニ ヴァーサルな音ですが、ベルリンシュタツカペレはド イツ独特の音を出します。 世界が狭くなり、指揮者も色々な国からでますがカラ ーは簡単には消えないのではないでしょうか。

noname#99942
質問者

お礼

回答ありがとうございました。確かに、地域差によるカラーはまだまだかなり出ていますよね。簡単になくならないことを祈りたいです。

回答No.1

一個人の意見としてお聞きください。 国・文化・歴史は互いに密接に関係し、もちろん個人のアイデンティティーがそれらに影響されることは疑うべくもないと思います。しかし、それらは常に変化し続けるものであって、何か決まった形があるわけではありません。 たとえば、日本の伝統芸能が受け継がれにくくなっているのは、日本人の国民性が変化してきたからではないかと思います。他の国や地域でもそうで、民族主義的に見れば個性が薄れたととらえられるのかもしれませんが、それによって新たな個性が生まれているとも考えられます。そして、現代の音楽はそれを反映しているのではないでしょうか? 音楽に限らず、文化と呼べるものすべてがそうであると思います。祭りや風習、広い意味での宗教や思想、文学、美術、芸能、娯楽、すべてがです。 古いものを守るのも、もちろん良いことではありますし、現在を知るために過去を顧みなければならないことはいうまでもありませんが、過去から見た現在の潮流を衰退と見るか革新と見るか、あるいは単なる変化ととらえるかは、ことばの綾ではないかと思います。

noname#99942
質問者

お礼

回答ありがとうございました。そういう捉え方もあるのですね。ただ、そういう観点で考えるとクラシックというジャンルそのものが(16~19世紀の音楽など)現代の中ではとても浮いた存在に見えてきますね。。古いものを守りながらもというのはやはり難しいところでしょうか。

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