• ベストアンサー

学校の制度について

次のいずれかについて知っている方は、一項目でもいいので是非お答えください。どれも、文部科学省のHPなどを使って調べたのですが、詳しいことが載っていませんでした。 (1)学校のアカウンタビリティの意味 (2)就学義務とはどのようなものか (3)教育行政の法律主義とは何か (4)教科書採択制度の仕組み お願いしますm(__)m

質問者が選んだベストアンサー

  • ベストアンサー
noname#2479
noname#2479
回答No.1

(2)(4)について回答させていただきます。 (2)について 学校教育法 第22条(1)、同法第39条(1)に、以下のような記述があります。 「保護者は、子どもが満6歳に達した日の翌日以後の学年の学年のはじめから、満12歳に達したした日の属する学年の終わりまで、小学校または盲・聾・養護学校の小学部に入学させる義務を負い、かつ、子どもが小学校または盲・聾・養護学校の小学部の課程を終了した日の翌日以後の最初の日の満15歳に達した日の属する学年の終わりまで、中学校または盲・聾・養護学校の中学部に入学させる義務を負う」と、記載されています。 (4)について (1)地方教育行政法 第12条および第15条には、以下のような記述があります。 都道府県の教育委員会は、その地域について、市もしくは郡の区域またはこれらの区域をあわせた地域に、教科用図書採択地区を設定する。東京都では、特別区またはその区域とする。 (2)教科書無償措置法 第14条、同令第14条には、その採択期間を原則として4年と定めています。 (3)教科書無償措置法 第4条から7条。同法第10条から13条、15条、16条。同規則 第4条、5条、7条、13条によって、そのしくみの詳細が定められています。 くわしくは、HPではないのですが、下村哲夫著「教育法規便覧」学陽書房に詳しく図示されています。また、法律の詳細は「教育小六法」学陽書房等。などに詳しくでています。 (1)(3)については、私も、詳しく存じません。調べて分かり次第、ご連絡できたらと存じます。

maiko8
質問者

お礼

ありがとうございます。 経験者ということは教師の方でしょうか? 詳しい説明、ほんとに感謝します。 ぜひ、(1)、(3)についてもお願いします。 私ももちろん調べていくつもりです。

その他の回答 (1)

noname#2479
noname#2479
回答No.2

eiki8199です。おっしゃるとおり、中学校で教師をしておりますが、体調を崩し、現在休職中のものです。なお、お尋ねの件で、追加記載させていただきます。 (1)学校のアカウンタビリティの意味 実は、恥ずかしながら、アカウンタビリティということばを解釈できなかったのですが、調べたところ、 accountability【名】責任(のあること)という意味ということが分かりました。 私なりに解釈をいたせば、「学校事故=学校管理下でおきた生徒の事故(火災・盗難)等について、生徒の保護者に対し、その責任を負う範囲」、と解釈できるものと考えます。なお、現在は、以前と異なり、「学校事故に対し、すべての損害賠償責任を学校のみに課す」ことは、社会の複雑化に伴い、もはや不可能であるという考え方が多くなってきているものと理解しています。 学校も、基本的な方向性として、学校の安全性を高めるためにも、その教育内容を地域に公開し、学校の現状を生徒の各家庭や地域の方々に見ていただき、児童相談所や、警察等、専門機関とのさらなる連携を強めていこうとしています。しかし、昨年、大阪教育大学付属小学校でおきた事故などをきっかけに、最近は、むしろ、それに逆行する動きも見られております。 詳しくは、国家賠償法第1条~3条。民法第712条、714条、715条、717条。地方教育行政法第33条等を参考になさってください。 (3)教育行政の法律主義とは何か このご質問は、「地方教育行政の組織及び運営に関する法律」が、教育に対する国家の中心的な考え方をまとめているものと思われますが、昭和31年6月30日に交付されましたが、平成3年まで、9回ほど、改正されています。 しかし、この法律は、「教育委員会の設置、学校その他の教育機関の職員の身分取扱いその他、地方公共団体における教育行政の組織及び運営の基本を定めている」もので、教育基本法をはじめ、学校教育法、学校保健法、私立学校法、地方公務員法、教育公務員特例法、教育免許法等々、さまざまな法規と結び会って構成されています。 ですから、この法律だけを見ても、ご質問の「教育行政の法律主義」の全体像はつかめず、さまざまな法律を参照し、吟味する必要があると考えます。 言い方を変えれば「教育関係者一人ひとりが、さらに教育関連法規をよく理解し、法律の趣旨に従って、正しい教育のありかたをめざしていこうとする考え方」といえると思われます。 推察の部分が多く、答えになっていないかもしれませんが、お許しを。m(__)m

maiko8
質問者

お礼

たびたびお答えいただいてありがとうございました。 とても参考になるお答えで感謝しています。 私なりに調べた結果を参考までに載せさせていただきます。 (1)教育のアカウンタビリティとは、「教育者の行為が正しく道理にかなった行為であると、親や住民に対して証明することがで可能であり、実際にその説明が十分に行なわれている状況」を指すそうです。つまり、教育の場合のアカウンタビリティとは、「開示する責任」と取るようです。 (2)就学義務についてはeiki8199さんが答えてくださったとおりで、憲法26条に明記されています。 (3)教育行政の法律主義とは、教育法規を法律という法形式で定め、それに基づいて教育行政を行なう主義のことだそうです。戦前日本の教育行政の命令主義に代わる戦後日本の新しい積極的な教育行政原理といえます。 (4)教科書は、都道府県の教育委員会がそれぞれ数種類提示し、市区町村の教育委員会がさらに絞り込む、という形を取っているそうです。ただし、国立や私立の学校は各学校が都道府県の教育委員会が選定したものの中から各校で選定するそうです。 お体のほうは大丈夫でしょうか?早く良くなるといいですね)^o^( 私は教育者を目指すものなので、またこの場を使って質問することがあると思います。そのときはまたお力添えお願いします。

関連するQ&A

  • 憲法(義務教育) 意見をお聞かせください。

    大学の憲法の授業で以下の問題がでました。 義務教育諸学校の教科書図書の無償措置に関する法律12条は教科書図書採択地区を設定するよう定めており、G県H郡ではH郡を採択地区として設定し、中学校の公民教科書について、I社の教科書を採択した。ところが、これに反してJ町のみK社の教科書を採択することを決定した。このため、文部科学省はG県に対して同一採択地区では同一の教科書を使用するよう指導し、G県もJ町に対して同様の指導を行ったが、J町はこれに従わなかったので、J町の教科書については国の無償給与の対象から外されることとなった。 この問題に含まれる憲法上の問題点について指摘し、自己の見解を述べよ。 回答者様の意見をお聞かせください。

  • 学校制度の変遷がわかるサイトについて

     戦前(太平洋戦争)の学校制度に、国民学校(?)、尋常小学校、旧制中学等の制度があったことは小説などでよく見ますが、年表的にまとめられ、明治から現在に至る学校制度の変遷がよくわかるサイト、著書等をご存知の方がいらっしゃいましたら教えて下さい。  文部科学省のHP等も探してみましたがいまひとつよくわかりませんでした。

  • 現行義務教育制度のしくみ

    現行義務教育制度はどのような仕組みで成り立っているかについて教えてください!!

  • 教科書の採択率(占有率)について

    訳あって教科書採択率を調べている大学生です。 中学校の地理・歴史・公民と高等学校の地理・日本史・世界史(いづれもAとB)の教科書の採択率(占有率?)を調べています。 文部科学省のHPやその他ネットで検索して調べているのですが、なかなかデータが入手できません。 どなたかデータの所蔵を知っている方がいらっしゃいましたら教えてください。 よろしくお願い致します。

  • 教えてください。県立学校は県の教育委員会に支配されています。では、県の

    教えてください。県立学校は県の教育委員会に支配されています。では、県の教育委員会はどこに『支配(従属)』しているのでしょうか? 県教委は、県の教育について、全ての方針・指示を出していますが、その県教委自体は、文部科学省の支配下にある、といってよいのでしょうか?つまり、文部科学省は絶対権力者で、県教委はその子分、といったところでしょうか? たとえば県教委が、不法行為をした場合、それを処罰・監督するのは、文部科学省、ということになるのでしょうか?違うような気もします。 それとも文部科学省と県教委は独立した存在で、県教委は、文部科学省の方針には従うが「独立性」を保っているのでしょうか? 教育行政にお詳しい方、どうぞ教えてください。よろしくお願いいたします。

  • 小学校で英語教育の義務化

    こんばんは! タイトルにも書いたのですが、今小学校での英語教育が義務化になろうという話が出ています。 いろいろ聞きたいことがあるので、質問をしたいのですが、どの機関に話を伺えば良いのか分からないので、教えてください。 やはり学校のことなので、文部科学省でしょうか??

  • 義務教育制度について

    義務教育制度について こんにちは。 いま、日本の義務教育制度の意義やその機構と機能の問題について考えています。 とりあえず、いま問題だなぁと思っているのは、 (1)就学率がほぼ100パーセントではあるが、ごく少数の教育が保障されていないこと。どのような子達が保障されていないのかは謎なのですが… (2)最近はゆとり教育からの脱出が実践化されてきていますが、そういったゆとり教育などの問題 に注目しています。 いまはまだ深い考察はないのですが… 皆さんにお聞きします。 現代日本の教育改革の動向を踏まえて、日本の現行義務教育制度の意義やその機構と機能の問題点について、みなさんの考えを聞いてみたいです。 回答お待ちしています。

  • 文部科学省検定済教科書

    学校で使う教科書って普通文部科学省検定済教科書ですよね。しかし、 一部の私立の学校では 文部科学省検定済教科書でない教科書を使うとこところもあるようです。そこで質問ですが、文部科学省検定済教科書の使用というのは義務ではないんでしょうか?学校の裁量で使用することは可能なんでしょうか?

  • 学校の教科書について

    お世話になります. 閲覧者さまは義務教育時代の教科書会社を覚えていますか? 私は5教科だけは覚えており,小学校・中学校の9年間は「国語:光村図書,社会(地歴公民):東京書籍,地図(中学校):帝国書院,数学・理科:啓林館,外国語(英語):東京書籍」でした. そこで私が大学生だった頃の話になるのですが,教職課程の授業で使用した指定図書が東京書籍の中学歴史教科書でした. 担当教員は「この教科書は進歩史観に基づいて書かれています.しかし,採択校が多いのでこの教科書で授業します」と現場でも困らないように採用したそうです. どうやら日本の教科書は何かしら思想があるらしく,さらに私は高校日本史B:東京書籍,世界史B:山川出版社とリベラル系の教科書で学んできました. 社会人となり当時を思い出しても,特定のイデオロギーに染まる事はありませんでした. もし閲覧者様の中で教科書に影響された事がありましたら,教えて頂けませんか. よろしくお願いします. ps.ここでの教科書とは,文部科学省検定済教科書の事を指します.

  • アフガニスタンの教育事情

    アフガニスタンの教育事情について調べています。 ・義務教育年数 ・就学率 ・義務教育後の進学率 ・授業日数 ・授業時間 ・授業内容(教科など) ・女性の教育について この項目について何かわかることを教えてください。 お願いします。