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E,B,D,Hの呼び名は何なの?

siegmundの回答

  • siegmund
  • ベストアンサー率64% (701/1090)
回答No.5

> 物理屋の方々はHを磁場とするかBを磁場とするかのこだわりがあるのですか? さて,どうでしょう? 私自身は大してこだわっていませんが, 磁場として基本的な量はBであると思っています. あまりこだわっていない方が多いんじゃないですかね. どちらがベターであるか程度の認識はたいていの方がもっておられるようですが, それかといって,もう一方は全然ダメとは思っていないようです. ここらへんは余り自信がありません. > 名前の付け方が統一されていないのは知的能力の無駄遣いで > 合理主義者のすることとは思えませんが > 実際本を見るたびに呼び方が違うので > 結局Hは何なのかBは何なのか海馬に登録されません 名前が違うのは確かに面倒ですが,HとBという物理量そのものは 名前の付け方によらず同じ量です. E-H 対応でも E-B 対応でも,HとB自体に違いがあるわけではありません. 「名前自体は便宜的なもので本質的なものではないので」 と言われるとおりです. > 教育的見地からE-H対応を採用するのが良いのではないでしょうか? そこは意見の分かれるところでしょうね. だからこそ,E-H 対応と E-B 対応両方のテキストがあるのだと思います. 私は E-B 派です. E,D,H,B という場の量によって電磁気を記述するというのは, 理工系の大学1年級以降の話でしょう. そうすると,当然ながら,電気は電気だけ,磁気は磁気だけでは済みません. 電流に磁気作用があること自体は(多分?)小学校でも電磁石ということで やっているくらいですから. 電流の変化で磁場をコントロールする技術が使われている例は 枚挙にいとまがありません. 現行のアンペアの定義が既に電流の磁気作用の関連したものになっています. すなわち, 無限に長い平行直線電流間に作用する力で電流の1アンペアを定義しているのですが, これは第一の電流が磁場を作り(ビオ・サバール則) それを第2の電流が感じる(ローレンツ力)ということを使っているわけです. 電圧の単位のボルトの定義も現在はジョセフソン効果を使ったものになっていますが, これも磁場がからんでいます(アンペアよりは間接的ですが). こういう点を考えますと,電流の磁気作用に重点を置いた E-B 対応の方が メリットがあるように思えます. > 統一されていないと話するときにも > 定義しながら話をしないといけないので本質的な話をする頃には疲れてしまいますね 通常はコンテクスト自体が用語の意味を規定していると思います. 細かいところで用語の意味が違ったりするのは,電磁気の話に限らないでしょう. 物理でなくても,他の学問でもそうういことはあるでしょう. > こういうのは誰か権威がこうだ言ってしまえば済む話なのに何で言わないのでしょうね? それは難しいでしょう. 度量衡の統一とは話が違います. この説は正しくてあの説は間違っている,というようなことではありませんから.

nuubou
質問者

お礼

誘電体→磁性体の間違いです どうも失礼しました

nuubou
質問者

補足

名前が違うのは確かに面倒ですが,HとBという物理量そのものは名前の付け方によらず同じ量です.E-H 対応でも E-B 対応でも,HとB自体に違いがあるわけではありません HとBは違うものじゃないんですか? テンソルの誘電体の中ではHとBには比例関係はないですね? だとすれば同じとはいえないと思うのですが どうでしょうか? よろしくお願いします

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