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GC-MSやLC-MSでの定量
すごく基本的な質問かもしれませんが、GC-MSやLC-MSでの定量方法についてです。 標準試薬などがある物質については検量線を作成して、算出した式を基に定量を行うことは分かるのですが、標準試薬がないような物質が測定された場合、どのように定量すれば良いのでしょうか? 例えばある混合ガスを打ち込んだとき窒素などであればピーク面積からどれくらい入っているか分かるとは思うのですが、その他のガスはどのようにして定量すればいいのかいまいち良く分かっていません。 すごく低レベルな質問だということは十分承知しております。 申し訳ないのですが、どなたか教えてもらえないでしょうか。
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>GC-MSやLC-MS 非常に複雑な例では使えませんし「正道」とは言えませんが、pmr、等が使える場合は、他の化合物を「二次標準」に使ってしまいます。 もちろん単離出来るほど沢山採れれば文句はありませんが、A、B、C三成分程度で96%以上を占め、各々の構造が分かっていれば、水素数で案分した試料を手に入れることはそれほど難しいことではありません。 あとはGCやLCのピークからおよその比率を求めてやります。 無機ガスになってくると多少やっかいで、これはちょっと手に余るかも。(--; 無機ガスのGC-MSの専門家さんだと、上手い手を知っていたりするようですが。
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- hachiji
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標準物質がないとなりますと完全な定量はまず無理でしょう。また混合ガスということであれば各成分について一つずつ検量線を作成しなければならず大変な手間になりますよね。 私の場合ではどれか一成分(たとえば窒素なら面積から定量できる、と言う場合には窒素)を基準にして、各ガス成分のピーク面積から算出し、「窒素換算」としてのガス量で表しています。 ごまかしのようですが、多数サンプルがある場合には比較はできます。(絶対的な量ではなく相対量で見ているわけです。) misty2006さんの趣旨には沿わないかもしれませんがまずはご参考まで。
お礼
お礼が遅くなり申し訳ございません。 回答ありがとうございます。 なるほど、窒素換算ですね。考えたことがない方法でしたので早速試してみたいと思います。
お礼
お礼が遅くなり申し訳ございません。 完全に構造が分かっている訳ではないのですが、比較的全て似ている構造をしているのでNo.#1の回答にもあった窒素換算を含めて試してみたいと思います。 回答ありがとうございます。