- ベストアンサー
ガラスの融点
- みんなの回答 (4)
- 専門家の回答
質問者が選んだベストアンサー
興味があったのでちょっと調べてみたところ、いわゆるガラスの融点はだいたい摂氏600度~700度の範囲にあるそうです。ちなみにガラスの種類(添加物)によって融点は変わります。またご存知のように温度とともに粘性が少しずつ変わっていきますよね。 No1さんもご指摘のとおり、ガラスは明確な結晶構造を持っていません。結晶構造をもったガラスはクリスタル(石英)であり、こちらは融点は1000度以上でしょう。 普通の物質の融解は結晶構造をもった個体からまったくランダムな原子・分子のあつまりとしての液体に変わるので、その変化に要するエネルギーが大きく、融点が明確になっていますが、ガラスはこの構造の変化がないため、はっきりした融点がないということのようです。
その他の回答 (3)
- toboke
- ベストアンサー率47% (41/87)
No.3さんの言われている「ガラス転移点」というのがいわば融点に相当するもので、この温度よりも上ではガラスは液体(過冷却液体)です。あまりに粘性が高いので結晶化しにくいのです。 この温度以下ではガラスは非晶質固体であり、熱的性質が転移点以上とは微妙に異なります。 専門的には、ガラスとは液体ではなく「ガラス状態」にあるものを指します。ガラス状態とはその物質がガラス転移を示しその温度よりも下にあることです。 ガラス転移点を過ぎたあたりでは見た目は何の変化もないのですが、比熱や膨張率など熱物性を測定すれば違いは明らかです。
#1様、#2様ご指摘のように。ガラスはもう融けているので、融点はありません。 プラスティックなどには「ガラス転位点」という奴があります。 一般にガラスは「軟化点」で性質を表すように記憶しています。 と、偉そうなことを言っていたら、もっと詳しいサイトが: http://www.coguchi.com/data_s/glass/ ここまで詳しくなくても。趣味が入ってこんなサイトも: http://homepage1.nifty.com/meltglass/glass91.htm 色々ありますね。 ^o^
- nacam
- ベストアンサー率36% (1238/3398)
たしか、ガラスは、固体に見えても、液体の状態にあるのだと思いました。 つまり、硬くて固体に見えていても、液体の状態にあるわけです。 温度が上がると、粘性が低下するだけだと思いました。
関連するQ&A
- 高分子の融点とガラス転移点につきまして
高分子を全く知らない人に、高分子の融点とガラス転移点とは何かを説明する機会があったのですが、うまく説明できずに困りました。ちなみに私はその時に、融点は、「プラスチックがドロドロの液体みたいに変化する温度」で、ガラス転移点は、「プラスチックが、液体みたいにならずとも、柔らかくなり始める温度である」と説明しました。私はこの説明ではわかりにくいだろうと思っております。どなたか上手な説明の仕方をご存知でしたら教えていただけませんでしょうか。よろしくお願い致します。
- ベストアンサー
- 化学
- ガラスの結晶化温度と融点について
ガラスのガラス転移点は理解できるのですが、結晶化温度と融点の違いが分かりません。 融液を冷すと、結晶性物質は融点(凝固点)で結晶化しますが、ガラスの場合は粘性が大きくなる過冷却の状態となります。ガラス転移点を過ぎると非結晶質の固体となります。 上のように理解していますが、結晶化温度と融点は同じにならないのでしょうか。 どなたかご教授よろしくお願いいたします。
- ベストアンサー
- 化学
- ポリマーの融点について
ポリマーハンドブックや高分子データ・ブックなどでポリマーのガラス転移温度や融点を調べているとき、けっこう融点が記載されていないポリマーがあることに気づきました。(ガラス転移温度はほとんど全部記載されてました。)なんで融点が存在しないのでしょうか?また、文献によってガラス転移温度や融点の値がまちまちな理由もよくわかりません。
- ベストアンサー
- 化学
- 物質の融点と固液平衡
私の持っている参考書には 「固体を加熱していくと,ある温度で液体への状態変化がおこる。融点とは融解がおこる温度であるとともに,固体と液体が共存し,両者が固液平衡の状態にあるときの温度でもある。」 と書かれています。 ここで、温度が融点に達して融解が始まり、そして固体全部が融解し終わるまでに、時間がかかると思います。 その間、固体と液体が共存しているのは分かるのですが、ずっと固液平衡の状態なのでしょうか?? だんだんと液体が増えていき、最後には液体だけになるのに、固液平衡なのでしょうか??
- 締切済み
- 化学
- ポリウレタンのガラス転移点、融点について
ポリウレタン樹脂を扱っている者です。 原料メーカーからカタログをもらい、確認するとそれぞれのポリウレタンの物性値が記載されています。その中でガラス転移点と融点の違いがよく分かりません。上司に説明する必要があるので、素人でも分かるように教えていただきたいです。 私が考えているイメージとしては、 ポリウレタンの中の非結晶部が自由に動ける=弾性があるのが、ガラス転移点以上。弾性がなくなってしまう、伸びない硬い状態になるのが、ガラス転移点以下と考えています。 融点は、固体が液体に変わる点なので、それ以上は、完全にドロドロに溶け、それ以下では、固体の状態である。 何かおかしいでしょうか? よろしくお願いします。
- ベストアンサー
- 科学
- 凝固点 融点 ヒステリシス について
凝固点とは、 液体が凝固し固化する温度のことを言い、相転移点の一種である。 ヒステリシスが無い場合には融点(固体が融解する温度)と一致する。 ここで、ヒステリシスが無い場合とあるのですが、ヒステリシスとは具体的に どういう事でしょうか? 高分子(ポリマー)は、融点と凝固点にかなり大きな差が現れますが、これは ヒステリシスが関係しているんですか? 以上、ご回答よろしくお願い致します。
- 締切済み
- 化学
- ガラスの温度計について教えてください!
ガラス棒の温度計の中に入っている液体は、アルコールや灯油ですよね、それが膨張して体積が増えて温度が分かるとお聞きしました。 でも、こういったアルコールなどを使った温度計は、ガラスでないといけないのですか?? ガラス以外の素材で代用できるようなものはありますか? どなたか詳しい方いらっしゃいましたらおねがいします^^
- ベストアンサー
- 科学