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子どもの姿勢について
幼児教育を学んでいるものです。子どもの姿勢の悪さが話題になることがありますが、諸外国では幼児期や初等・中等教育の段階で、どのような姿勢教育がなされているか、ご存知の方がいらっしゃいましたらお教えください。学校教育、家庭教育、いずれの場合でもかまいません。参考になるようなURL,又は文献などがありましたらお教えください。
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幼稚園から小学校低学年の子供3人を海外で育てましたが、学校から姿勢について注意を受けたことはありませんでした。日本で最近子供の姿勢が悪いとか骨折が多いとか聞きますが、その子供とは何歳児のことかよく分かりません。姿勢と態度を一緒にして、また子供の骨格の発達度を無視して、子供に無理を要求する大人の期待値とのずれがあるような気もします。しかし、教育現場をしらないので忍耐の限度を越えているのだろうと想像しています。理屈を言うようですが、例えば30~50年前の幼児の姿勢と同じ時期の母親の姿勢(しつけ)も考慮に入れて分析する必要があるのでは・・・ 子育てにおいて当時の母親より優れているとは思えない現代の母親の我慢のなさ、一方で放任に近い甘やかしを無視して、最近の子供は・・といっても子供が可哀想な気がします。子供が学校教育の悪さや偏食、テレビの見すぎだけで姿勢が悪くなったとは思えません。 海外の経験からいえることは、子供の個性を尊重して一見高い自由度を与えている反面、学校でも家庭でも幼児の時から厳しくしつけています。(命令に服従させる)かつて、同じことが日本でも行われていたと思いますが、その基準が個性尊重ではなく、世間に恥ずかしくない子供に育てるだったために、戦後、個性尊重の流れの中でもろくも崩れ去り、自信のない母親(大人)が増えたのではないでしょうか。 今ヒット中のハリーポッタの主人公の男女は11歳と10歳(少女)の小学校高学年生ですが、大人に近いはきはきとした言動をしています。(演技だとしても、常識的な子供像になっている筈です)どう見ても日本の中学3年生ぐらい或いはそれ以上の態度です。 添付URLは参考になるかと思います。
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新聞記事を拝見しました。 私の持論にこだわる気はありませんが、同記事中にも大人の反映という見方が出ていますね。両親が既に格家族出身なので子供にきちんと教えることが出来ない、教師も同じく、自由気ままに振舞う生徒を、ゆるい規制枠で指導できないことが大きく影響していると思います。先生は個別指導が下手で、指導する場合は画一的に厳重に枠にはめることしかしません。最後は自分らで解決できる問題ではないと投げ出す。マスコミは社会現象として飛びつく。何故二つの事例を紹介しないのでしょうかね。(困った例と対応に成功した例) 日本では子供が大切にされる文化がありますので、基本から見直さなければ小手先での対応は本当に子供たちがかわいそうです。子供のうちは自由にさせるのか、欧米のように子供は動物の仲間と見なして親への絶対服従方針でしつけるのか、或いはその中間で行くのか、グローバル化の中で日本の幼児・子供のしつけ方が問われているのだと思います。
お礼
martinbuho様 ご意見と情報をありがとうございました。
お礼
Martinbuho様 早速ご回答いただきありがとうございました。お礼が遅くなり、申し訳ありません。 ご指摘のように、身体の発達を無視して、大人の価値観を一方的に子どもに押し付けても意味がないのだと思います。加齢とともに姿勢は変化しますし、良い姿勢を伝えようとしても、そこに個人差があることを考えないと、ヒトを一定の枠にはめ込むような教育に陥る危険性があるような気がします。こうしてみると、要は身体に負担がかからず、自然で安静な姿勢がとれていればよいことですので、ことさら姿勢の問題を学校教育や家庭教育の側面から考えてみる必要はないようにも思えてきます。 ところで、2000年に毎日新聞が連載した特集「子どもの体が危うい」では、小学校の教室内で授業中落ち着きなく動き回る子どもの様子が報告されていました。(「第一部からだ」<1>きちんと座れない)また、元旦の朝日新聞の天声人語には「座力」という言葉の存在が紹介されていました。古いヘブライ語で、長い時間椅子に座っていることのできる能力を指し、(我が国の)国語辞典には載っていない言葉だそうです。ヒトが一定の姿勢を長時間保つためには、骨格や筋肉の緊張を適当に変化調節していく必要があると思われますが、そうしたことをヒトの能力の一つと認めて、それを言葉として受け継いでいく文化や考え方があるのかと感銘を受けました。 私の興味は、こうした姿勢に関する、様々な地域や時代の、人々の考え方です。 その意味で、ご自身の海外でのご経験と家庭教育に関するお考え方はきわめて興味深く、ご紹介いただいたURLは大変参考になるものでした。ありがとうございました。 因みに、毎日新聞連載の特集「子どもの体が危うい」は下記URLで見ることができました。 http://www.mainichi.co.jp/life/women/watch/01/1-1.html