• ベストアンサー

カーボンバーの切断について

カーボンハンドルバー、イーストンのモンキーライトXCの660ミリを購入。ちょっと幅広いなあ、と思いつつ店の人に「カットしてもらえませんか?」と聞くと、ひび割れの可能性があるので、できません」と断られ、そのまま使っていますが、やはりどうしても幅広くて気になります。金ノコの目の細かいので慎重に切ればよいと聞いたことがありますが、大丈夫なのでしょうか?何かよい方法があれば教えてください。また、そういうノウハウのあるショップとかありませんでしょうか?

質問者が選んだベストアンサー

  • ベストアンサー
  • TVT92MB
  • ベストアンサー率45% (172/379)
回答No.1

そのまま直接金のこ等で、切断しようとすると、繊維がほつれてしまって、切断部分の強度が落ちてしまいます。 そこで、面倒ですがバーの内径にぴったりと合うアルミなどのパイプを入れて更にバーの外径にぴったり合うアルミパイぴなどを外側に装着した上で、そのアルミパイプごと切断すれば少しはマシでしょう。 可能ならば、その内外のアルミパイプを切断して捨てる側を多めに、残る側をギリギリ(5mmぐらい)エポキシ接着剤で接着してその境界部分を切断するようにすれば比較的マシでしょう。 また、切断に際しては、者義理などの目の粗いものではなく切断砥石などのなるべく目の細かいもので高速切断(砥石を高速回転させて)することです。 カーボンバーは基本的に、その長さで設計製作されていますので、出来上がったものを切断すると言うことは考慮されていませんので、注意が必要です。 カーボンに関する知識その他では、東京都荒川区のアマンダスポーツさんが豊富にお持ちですので、ご相談されては如何でしょうか。 手が空いていれば、オーナーの千葉さんが親切に教えていただけると思います。 カーボンにも色々有りまして、三菱樹脂のパイロフィルや東レのトレカその他各社の銘柄がありますが、 前者はカーボンの繊維を一列に並べたものをその方向が直角に交わるように重ね合わせた構造ですので、 製品のカーボンに対する樹脂の量が少なくて済み、重量面で同じ強度のものよりも有利である半面、その製造上の歩留まりが悪く、高価になってしまいます。 後者の者は、数本を並べた筐体のカーボン繊維を網目状に互いに編み合わせた構造になっていますので、カーボンシート1枚あたりのカーボンに対する樹脂の比率は前者のものより多めで、その分同じ強度のものでも重量が重めにはなりますが、コストを抑えて高品質のものを作りやすいのが特徴です。 パイロフィルの場合、切断と言うことに関しては、トレカよりもシビアに考える必要があるのではと思います。 ご質問のイーストン・モンキーライトXCがどこのメーカーのカーボンを使用しているかは不明ですが、繊維の状態を見ればおおよその想像は付くでしょう。 (パイロフィルは特殊ですので、絶対使用量が、かなり少ないですので、パイロフィルである可能性は低いでしょう。)

gorgeous
質問者

お礼

とても参考になりました。カーボンの素材の事までご説明いただき、ありがとうございました。 モンキーライトバーのパイプの横断面を見ると、力のかかる方向とそうでない方向で厚みが違っているので、アルミパイプなどを内側に差し入れるとすると、楕円形状のパイプでないとダメなようです。また、高速サンダーのような電動工具も持っていないので、製品の設計に逆らって切断しようとする場合はそれなりの工具(を揃えるお金)と、ノウハウと技術が必要なのですね。このバーもそれなりのお値段だったので、なんとか気に入った長さにして使おうと思ったのですが、我慢してこの長さで使うか、別のバーを買うかの二者択一のような気がしてきました。 教えてくださったアマンダスポーツさんにもたずねてみて、どうするか決めます。本当にありがとうございました。

関連するQ&A

専門家に質問してみよう