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日本はなぜすべてにおいて累進性が高く社会主義色が強いの??

累進課税が弱められたといえ高額所得者は所得の半分を税金で持っていかれます。国民保険や介護保険も‘保険‘とうたいながら所得の高い人は高額の保険料を取られたうえ自己負担金も多く低所得者、貧困者者はろくに保険料も納めないのに同じ扱いを受けられ自己負担金も免除になったりします。公営の保育園や住宅の家賃や利用料も所得の多い人間は多く取られ低所得者は雀の涙程度の負担です。政治家も(特に共産&公明)制度改正の度にすぐに‘低所得者に配慮を‘と付け加えます。弱者救済、弱者保護、といえば耳触りはいいですが高額所得者からむしりとり貧民にも同じ施しを与えようとするのはただの社会主義にしか思えません。日本は‘世界一弱者に優しい、世界一成功した社会主義国家‘などと言われますが、そもそも日本はなぜ社会主義色が強いのでしょう?最近は国も右傾化しているようですが自己責任、自助努力を重視する社会に変革する動きはありませんか?

  • 政治
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質問者が選んだベストアンサー

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回答No.12

質問者さんの理想と考えておられるような社会は、日本にもつい60年前までありました。戦前の日本社会は、文字通り、弱肉強食の自助努力、自己責任の社会でした。法治国家とは名ばかりの、権力を持った人が、なんでも自由にできる社会であり、資産をもたない庶民は、怪我と弁当は、自分もちの、自己責任の中で生活していました。労働時間も給料も全て、雇用する側の任意であり、病気になっても健康保険もありません。このような社会が、資産を持たない庶民にとって住みやすいはずはなく、戦後、普通選挙制になり、民主主義の世の中になったとき、国民の大部分は、軍事国家ではなく、福祉国家を日本の将来像として選択したのです。その為、自民党の綱領的文書にも、福祉国家をめざすことが明記されたのです。 質問者さんは、今の社会に大いに不満があるように見えますが、福祉国家が社会主義的だからいけないというのは、イデオロギー先行の思い違いです。国民の最大多数の最大幸福を願うことは、封建制から、資本主義へ移行するときの資本家側の旗印でもあったのです。その、資本家が投げ捨てた旗印をひろって、もう一度立て直したのが、社会主義者ですが、彼ら社会主義者と対立する資本家が、打ち立てた旗が、福祉国家論だったのです。ソ連が崩壊してなくなったので、ライバルのいなくなった資本家が安心して、福祉国家論を投げ捨てむき出しの裸の資本主義に回帰しようとするのが、「新自由主義」といわれる思想です。 そもそも「新自由主義」は、英国のサッチャー元首相が先鞭を付けたので、サッチャリズムとも言われ、そのアメリカでの具体化は、レーガン大統領によってなされたので、その経済政策は、レーガノミックスとも呼ばれています。そして、これを最初に日本に持ち込んだのが、中曽根首相ということになります。彼らは皆、タカ派と呼ばれる右派の保守強硬論者で、右傾化と、自己責任、自助努力を重視する政策が、同時進行するのは、理由のあることです。言ってみれば、資本主義の先祖がえりが起きているということだと思います。 このことから、質問者さんが多額の資産をお持ちの、幸福な方であることを切に願うものです。大多数の資産を持たない庶民は、厳しい苦しい時代に突入することを意味しています。

その他の回答 (11)

  • aozola
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回答No.11

昔は所得にかかった税金で87%も収入を取られた方がいて、「これは一体なんだ!」 と言ったらしいですが、今かなり税金も下がってきていて、質問者さんの思われるような状態ではないようです、また、海外の場合、お金持ちには確かに税金は安いですが、その分社会的制約といいますか、例えばヨーロッパとかだと、お金持ちになって上流階級に行こうとすると、生活を全部上流階級に合わせるため、チップとか車とか服とか家とか住む場所とか、そういうものにとんでもなくお金がかかるので、結局何らかの形でお金を取られるので、税金は安くても社会的制約は大きいようで、寄付とかもしないと悪く言われますし、まあ、どっかではとられるんですよ何処の国でも。 それで今の日本で起きている問題は、質問者さんの考えと逆の問題で、今の日本の問題は、税金は安くなったが、その金持ちに対する社会的制約というものがなく、訳の分からん、金を持っているだけで、社会的意味を持たない成金が増えているわけで、どちらかと言うとこっちの方が問題ですよ、私の感じではですが。

  • pluto002
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回答No.10

No.1さんの > 欧米でも富豪の寄付によって建てられた公共施設 > や研究所、社会活動 に少し付け加えをさせてもらうと、キリスト教文化圏ではチャリティーやボランティアというのが根付いており、またその主導を果たしているのがキリスト教団体だそうです。 イスラムの場合は、儲けを蓄えておくのは いやしい行為とされ、それを貧しい物に還元するという教えから、社会還元という方向につながっているようです。 昨日、テレビ番組で京都の芸者さんで有名な人(わたしは知りませんでしたが)その人が、「昔の富裕層のお金持ちの人は、社会に還元していたと、それにまつわる話がとても勉強になったと、それが今の人は金が目的で金の事ばかりで・・・・・」などとも話していました。

回答No.9

知性も品格もない一般庶民に、なんの心構えのないまま選挙権を与えてしまったからだと思います。 普通の国では選挙権を勝ち取るために血の代償を払い、その過程で一般庶民の知性や品格が磨かれるという経過をたどっているようです。

  • pluto002
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回答No.8

日本が社会主義だといわれるのは、ただ単に自民党が戦後ずっと与党の座にいる為、それを揶揄してそう言われているだけでしょう。 また、かつて日本が高所得者の税金が高かったのは恐らくはアメリカの圧力で公定歩合引き上げができなかった為、税制で公定歩合的な圧力を考えた(上手くは行かず結局バブルを招いてしまったが)のではないかと思います。

  • pluto002
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回答No.7

質問にあるような事は5年ほど前までの話です。 現在の日本は主要先進国中で一番 課税最低限が低く、低所得者に対し税負担が大きい国です。その一方で、富裕層への税率はどんどん甘くなっています。その為、所得の格差がどんどん開いていっているのです。 質問者産の話は5年以上前の定説、税制が前提になっております。また、この昔の制度を前提でテレビや講演で話をする評論家が多く、それが所得格差を更に広げる根拠になっています。その為、低所得者層はきつい税金を払わされていながら「改革には痛みが必要なのだ」と思いこみ、高所得者は「日本は金持ちに税負担が高い国で、自分たちばかりに負担を寄せて不公平だ」と思っているのです。 (少し前にテレビ番組でこれと同じような事がありました。番組中 一部の評論家が「日本は課税最低限が一番低く低所得者の負担の大きい国だ」と話、他の評論家や議員が「そんな事はない、日本の課税最低限が高くて、、(定説)、、だ」と話をし、最終的に番組後半で番組スタッフが政府税調の発表資料をもってきて、課税最低限が一番低い国という資料発表をするかたちとなっていました。)

回答No.6

それは日本が「和」の国だからではないかと思います。聖徳太子の思想が今でも受け継がれており、誇るべき文化なのではないかと思います。 下記のHPにこんな記述があります。 http://www.seitoku.jp/gakuen/wa0801/contents05/main06.html >「和」とは、なごみであり、親しみであり、穏やかさであり、助け合うことであり、他人を思いやることです。 これも参考になるかも。 http://honda4377.hp.infoseek.co.jp/iori-10.htm 社会主義もしくは軟弱・ハト派に思える日本の文化ではありますが、他国にはないすばらしい文化だと思います。そういう心をしっかり持つことこそ国粋主義なのではないかと思うのですけど…。 今の「右傾化」はアメリカ化もしくはブッシュ化もしくはアメリカの属国化しているだけで、国粋主義とは相当かけ離れた方向に進んでいるように感じます、よ。

回答No.5

まぁ、、揚げ足取りや皮肉になってしまうかもしれませんが、、、 (1)現在の日本人は他人の成功をひがみ、他人の小さな不幸を喜ぶ風潮がありますねぇ。だから成功者=お金持ちから、ふんだくれ! 節税できないサラリーマンからもふんだくれ!って感じです。 (2)政府やお役所の【平等とか公平の考え方に疑問ありです】つまり弱者がある生活レベル(線引きが難しいですが)に達するような支援を政府がしないでしょう。お金出して解決(外交も同じだな)「はい、おしまい。これで平等でしょう?」ってね。 (3)収入に応じた課税は仕方無い部分も有ると思います(もっと政府の歳出削減しろ!って言いたいけど)。低所得者をお金だけで優遇する処置は、安易過ぎて嫌ですね。そこそこ稼いで「後は国が何とかしてくれるさ」と労働意欲を削いでしまう可能性もあるしね。 ●やはり【平等】の観念がおかしい部分が多いのかもしれません。福祉政策を見ていると特に感じます。

  • Silicagel
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回答No.4

そりゃあ日本がついこの間まで農業を基盤としてきたからでしょう. 農村社会では相互扶助,助け合いが必要不可欠です. それと西洋から伝来した社会主義による累進性や社会保障とは, 結果として施策は同じようなものになれども,元の発想が違う別ものだと思いますよ. そういった相互扶助の精神があったからこそ累進課税なんやらも抵抗なく受け入れられたんでしょう. 西洋における社会主義の発祥は#1氏の言うとおり, ノーブレス・オブリージュからきたんでしょうが, それは所詮強制的な義務であって,心の底では反発もある. しかし日本では義務ではなく昔からやってきた当然のこととしてその施策が受け入れられた. だからこそ‘世界一弱者に優しい、世界一成功した社会主義国家‘などといわれたのでしょう. まぁ,日本古来の主義に西洋人が社会主義と名前をつけたようなもんです. 耳障りがいい云々あたりから何を言いたいのかわかりませんが, 右傾化と自己責任、自助努力を重視する社会は全く関係ないと思いますが.

回答No.3

社会主義という定義から始めると、論議が起きてしまうと思いますが、質問の「なぜ」と言う点は、政治的というより極めて心情的なものの様な気がします。 国税の発表していた高額納税者名簿の目的の一つが、「あの人はもっと稼いでいる筈」という密告を期待したものであった様に、日本人は狭量で嫉妬深い傾向があります。 青色ダイオード訴訟で個人が数百億円を得られそうになると、街頭インタビューなどでは、事の是非より憤りを含んだ驚きをもった感想が多かった気がします。 全員横並びが「是」とされ、個人で巨額の「利」を得る事に対する感情的反発は、IT長者やこの前の株誤発注で儲けた人に対する報道でも見え隠れします。 そういった心理を政治的に利用しようとするため、どの勢力も「一部の特別な成功者」に負担を要求するのでは無いでしょうか。

california1231
質問者

お礼

回答ありがとうございます。日本人は1億総中流が良し、とされた国民ですものね。日本は蟹バケツだ(カニをバケツにたくさん入れておくと蓋をしなくても逃げない。一匹が他のカニを踏み台にして逃げようとするとまわりのカニが引きずり下ろすから)と言った人がいましたが本当な気がします。

noname#22222
noname#22222
回答No.2

*質問に漢字とか難しい言い回しが多いですね!もっと、平易で判りやすいと助かります。 *疑問の前提である社会保障水準については、参照すべきURLを示してもらえると有難いのですが? *それに、使っておられる社会科学的な用語と意味もよく判りません。 <社会主義=施し>というのは、社会主義になれば<施し>が政策の中心になるということでしょうか? <社会主義<>自己責任>というのは、社会主義になれば<自己責任の比重が低下する>ということでしょうか? *この2点につきましても、学習させて頂きたいので、参照すべきURLを教えてもらうと助かります。 -------------------------------------------------------------------------------------------- そもそも、社会保障制度のあり方は、社会主義とか資本主義とかの問題ではないのでは? それは、社会的な生存権の出現形態であって、19世紀以降の産業革命等を経て形作られてきたものと記憶しています。 ここら辺りは、中学校の社会で習ったことで、大分、うろ覚えです。 -------------------------------------------------------------------------------------------- <社会的な生存権=社会主義色>という点につきまして、もう少し、判りやすく補足してもらえれば幸いです。 当方を、5、6歳の子供と思って、平易にお願いします。

california1231
質問者

お礼

揚げ足取りと皮肉は結構です。

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