ラテンアメリカ化とは何か?

このQ&Aのポイント
  • 中国はラテンアメリカ化のリスクがあるとされる。ラテンアメリカ化とは、発展の臨界点を超えずに貧富の差が拡大し、社会の不安定化が起こる状態を指す。
  • ラテンアメリカ化は欧米と同じように全体的に豊かになることを目指すが、失敗すれば貧富の差が広がり、社会の不安定化が生じる。
  • ラテンアメリカ化は貧富の差の拡大と不安定さの増加を指し、これは単にラテンアメリカに限らず、他の地域でも発生する可能性がある。
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ラテンアメリカ化について

以前読んだ本で、 「中国はラテンアメリカ化のリスクがある」とかいてありました。 また、「一定のレベルまで発展すると臨界点に達する。その臨界点を克服すれば、欧米のように全体的に豊かになれる。だが、失敗すれば、ラテンアメリカのように貧富の差が拡大し不安定になる。」ともありました。 自分にはラテンアメリカ化とはいったいどういうことをいうのかがよくわかりませんでした。 貧富の差が拡大し不安定になることを指しているのでしょうか?それだけなら、ラテンアメリカだけに限らないようにおもいます。 どなたか「ラテンアメリカ化とは何か?」を教えていただけるととてもありがたいです。 よろしくお願いします。

質問者が選んだベストアンサー

  • ベストアンサー
  • jyamamoto
  • ベストアンサー率39% (1723/4318)
回答No.1

ラテン・アメリカの一部の国では、1970年代に新自由主義改革を行った結果、投機的ブーム、通貨危機、金融危機、対外債務危機、雇用と社会保障の脆弱化に陥りました。 単に、貧富の差の問題ではなく、「ラテンアメリカ化」の本質は、社会主義経済から自由主義経済への移行の際のコントロールミスから、経済破綻をきたすということです。

pipisusa
質問者

補足

早速のご回答ありがとうございます(^_^) ラテンアメリカ化の本質は社会主義から自由主義への移行の失敗であるということですが、 旧ソ連も社会主義から自由主義への移行において失敗したと思うのですが、本質的にはラテンアメリカの失敗と同じなのでしょうか? 自分は、旧ソ連の失敗は国有企業の改革の失敗、ラテンアメリカの失敗は対外開放のやり方での失敗と思っていました(←知識不足なのでものすごく間違ってたらすいません…) もしお時間を割いていただけるようでしたら、お答えいただけると嬉しいです。 実は、ラテンアメリカの経済危機を参考にして、資本取引自由化の中国で危機が起こるのかどうかを考えることができたらおもしろいなと思って、この質問をしました。

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