ADSLにすると電話代が必要無くなるの？

質問

パソコンを始めて一年が経ち、ネットが楽しくなって来ました。楽しさに反して電話代が気になります。ＡＤＳＬなら電話代が必要無くなると聞きました。本当ですか？私は主にＢＢＳとイラストのホームページを中心にアクセスしてます。電話代を気にせずネットを楽しむには、やはりＡＤＳＬに契約しなければダメでしょうか？

回答No.10

takkn

ＡＤＳＬのモデムをルータータイプにすると、パソコンを立ち上げ、メールソフトやブラウザを立ち上げるだけで、特別に接続の操作をせずにインターネットに繋がってますので、気楽に楽しめますよ。

近い将来、常時接続の主流がＡＤＳＬからＦＴＴＨへ移行するから待ったほうがいいとか、ＡＤＳＬは先のない技術だという話をあちこちで聞きますがが、日本でもＡＤＳＬが米国や韓国より安く提供されている現状では、ＦＴＴＨの普及は遅れるかもしれないし、ＡＤＳＬも１．５Ｍから８Ｍへと増速しているように、今後も新しい技術により既存のインフラのまま、更に増速していく可能性も高いでしょう。そうなれば、市場原理が働きますから、ＦＴＴＨは挫折するかもしれませんね。ＮＴＴ東西ともに足かせを政府から次々つけられ、ＩＰ電話（音声通話）などの普及が進めばますます経営は厳しくなる一方でしょうから、設備投資も難しくなることが予想されます。全国展開は本当にできるかどうか疑問ですね。もともと日本のＮＴＴによる光ファイバー網整備の計画に脅威を感じた米国政府がそれに対抗するため、情報ハイウェイ構想を打ち出して、まんまとやられつつあるというのが現状でしょう。ＡＤＳＬも誰でも知っているように、あちらから上陸した技術です。

テレビも、ラジオも、有線放送も、電話も、ＦＡＸも、家庭のインターフォンや学校、託児所、防犯カメラ、そのうち全部インターネットが情報インフラになる時代が来ると思います。そうなったら確かに何百Ｍとかギガとかの通信速度が求められるようになるでしょうが、まぁ当分先でしょうし、その頃にはＡＤＳＬだって画期的に早くなっている可能性があるわけです。ＣＰＵだって、ムーアの法則がそろそろ限界だとか、これ以上の集積度向上は技術的に限界だっていう説が定期的に出ますが、現実には次々と新しい手法で向上していきますね。やっぱ世の中には頭の良い人がいるもんです。

デファクトスタンダードが大きな意味を持つ情報関連産業では、理想的なものが市場を制するのではなく、早くシェアを取った技術、製品、サービスがコスト面など様々な面で優位に立ち、市場を制するのは少し考えれば誰でも理解できることです。その意味ではもう勝負はついてるのかもしれません。