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粒子の崩壊の頻度を決めるものについて

同じように動いている、A粒子とB粒子があるとします。 Aという粒子の崩壊が、B粒子に比べて多く観測された 場合、それは「B粒子に比べてA粒子の寿命が短い」 ということでしょうか。 そうとは言い切れないでしょうか? 寿命の他にも、崩壊の頻度に関わってくるものが あるのでしょうか?

質問者が選んだベストアンサー

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  • goma_2000
  • ベストアンサー率48% (62/129)
回答No.2

ojisan7さんの言われている条件がクリアされたとして(存在比が同じだとして) 例えば電磁場中にあるとか、外部との(広い意味での)エネルギーのやり取りのある状況では、崩壊のメカニズムが違えば変わってくるでしょうね。 (ちょうど崩壊しやすいエネルギーってありますから) それらの要因が無いとして、 「寿命の他にも、崩壊の頻度に関わってくるものがあるのでしょうか?」 ですが、崩壊の頻度が寿命なのでは無いでしょうか?

noname#16271
質問者

お礼

> 「寿命の他にも、崩壊の頻度に関わってくるものが > あるのでしょうか?」 > ですが、崩壊の頻度が寿命なのでは無いでしょうか? 寿命が同じ別の粒子(π+とπ-とか)を観測しています。 しかし観測される崩壊数が異なる結果が出つつあります。 そこで、どのような、外部の状況であれば 崩壊頻度が変わってきたりするのかを 教えていただきたく質問いたしました。 考えられる影響は、近くにある原子に よるものだと思うので、もう少し調べたり してみます。 ありがとうございました。

その他の回答 (2)

  • shiara
  • ベストアンサー率33% (85/251)
回答No.3

 同じ粒子がN個あった場合、単位時間に崩壊する粒子の数はNに比例します。その比例係数が崩壊定数λで、その逆数が寿命です。数式で書くと、時間Δtの間に崩壊する粒子の数ΔNは、ΔN = -λNΔtです(マイナスは崩壊して減少することを意味します)。したがって、粒子Aと粒子Bが同じ数だけあってAの崩壊の数が多ければ、Aのλが大きいということですから、λの逆数である寿命は、Aの方が短いとなります。  以上の話は、「同じように動いている」、つまり、「同じ速さで動いている」という条件付きです。上の式のΔtは、その粒子が静止している場合の時間ですから、その粒子が速度vで動いている場合は、その粒子の固有時で置き換えられなければなりません。したがって、tを今度は観測している系の時間として、ΔN = -λNΔt√(1-(v/c)^2)となります。違う速さで動いている粒子を比べるときは、時間の遅れを考慮しなければなりません。

  • ojisan7
  • ベストアンサー率47% (489/1029)
回答No.1

A粒子とB粒子の存在比(個数の比)が与えられていないと寿命を比べることはできません。

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