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寒冷低気圧の見分け方
12月5日昼の地上天気図にある日本海の低気圧は寒冷低気圧だとキャスター森田さんが言っていました。 しかし、850hpa 700hpa 500hpaの天気図で等温線を見ても寒気があるふうには見えません。(9時の上層天気図) 上空までまっすぐに低気圧になっているのは分かるのですが・・・。 質問: 寒冷低気圧の見分け方を教えてください。 また前線のない低気圧は寒冷低気圧と判断していいのしょうか?
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寒冷低気圧の見やすい等圧面は500hpaあたりだと思います。寒冷低気圧は別名「切離低気圧」をともいわれますので、等高線の切離、分離されている部分の低圧部をみればよいと思います。この部分は偏西風の北部の寒気を抱え込んでいますから、気温が低いのは当然です。しかし、等温線が低圧部を囲むこともありますが、囲まずに、緩く湾曲している場合もありますので、一番の見分け方は、等高線で見ることだと思います。高層天気図もAUPQ35(アジア500hpa)か、あるいはもっと広域にAUXN50(北半球500hpa)を参考にすべきだと思います。偏西風が強く蛇行している部分が切離低気圧、切離高気圧の発生しやすい部分です。さらに、ジェット気流との関係についても調べてみれば、理解も深まると思います。 等温線が低圧部を囲むためには、暖気が周りを囲む必要がありますが、たとえ囲ったとしてもすぐに周りの低温空気層に触れ温度が下がります。従って、等温線は緩やかにカーブするにとどまるものと考えられます。
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- zorro
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「寒冷低気圧」とは、上空の偏西風の流れから切り離された上層の低気圧のことで、中心に非常に冷たい寒気を保持しています。このような「寒冷低気圧」を察知する手軽な方法は「ひまわり衛星画像」です。そこには、地上天気図には現れていなくても、コンマ形に渦を巻いた雲域がはっきり映っています。
お礼
ありがとうございます。 雲の画像を見て渦を巻いているのが特徴ということがよく分かりました。 でも上層の天気図の等温線に現れないのはどうしてなんですか? そこが解れば締め切りたいと思います。 よろしくおねがいします。
お礼
回答ありがとうございます。 この1ヶ月で私は2つの寒冷低気圧に気がつきました。 どちらも、ojisan7さんのおっしゃる通り300,500hphaに等高線の分離された低気圧がありました。 多少の知識はあったのですが、見分け方としては 結びついていませんでした。 これでしっかり見分けられそうです。 重ねて有難うございました。