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特許事務所での秘書・アシスタントのスキルについて
- 特許事務所での秘書・アシスタントの仕事は、将来的に弁理士資格を取得し活躍するための実務経験となりますか?
- 特許事務所での秘書・アシスタントの仕事は、実務経験として有用ですか?
- 企業の知的財産部門では、弁理士資格よりも法務経験が重視されますか?
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http://okwave.jp/kotaeru.php3?q=1800862 この質問の再質問ですね。 特許事務所において実務経験とは、そちらの回答にもあるような明細書等の作成に加えて、拒絶理由通知・拒絶査定に対する応答(意見書・補正書の作成)等々も指します。明細書等の作成ももちろんですが、拒絶理由通知等の応答はそれ以上に直接的に法律的知識を必要とし、さらには審査基準もよく知っていなければなりません。これらの経験がある人とない人とでは、戦力として雲泥の差です。 「入力作業や国内外の事務所とのコレポン、その他の秘書業務」は一般事務に過ぎません。残念ながら、これらは実務経験にはカウントされません。 「外国事務(内外特許出願書類の作成等)の仕事」も、飽くまで事務手続に過ぎず、特許事務所に就職する際の条件としての実務経験にはカウントされません。 最後に、工業所有権(今は産業財産権)と言うことからもわかるように、特許は技術系の範疇です。機械、電気、化学他の理系の基礎知識がないと、特許出願の実務はかなり難しいです。 法学部卒の方がたとえ資格を取って特許事務所に就職しても、残念ながらこの業界の花形である特許の仕事はおそらく担当させてもらえないと思いますが、その点は覚悟の上でしょうか? もちろん、それ以外にも法学部卒の方が担当する仕事がないわけではありませんが、量的には極端に少なくなりますので、小さい事務所ではそのような特殊なスタッフは経営上雇えないという所もあるかと思います。 これらの状況を打破するためには、今から理系の大学に通い直すぐらいの覚悟が必要です。実際に、理系出身者でも専門外の分野の仕事も担当するために大学に通って勉強する人だっています。
お礼
PATPATPATさん、ありがとうございました。 前の板で頂いた回答通り、特許事務の仕事は、実務経験とはかけ離れているようですね。。。 現時点で、自分が弁理士資格を取得できたとして、その上で特許分野のうち、どの分野を専門にしていけるのかがまだ見えていません。 実際に事務職としてでも事務所に入り、自分が資格取得後にどのような専門を持って仕事をしていきたいかを決めていきたいとも思いますが、あくまで住み分けがされている特許事務の仕事をして、そういう部分が見えてくるかが不安ですし、こういった考えは甘すぎるのかなとも思います。 理系の勉強についても、この資格を目指す上で色々と話を伺ううち、とても高いハードルになることは覚悟しています。 それでも、文系出身者が特許弁理士を目指すにはハードルが高いのでしょうか...?