おいっ!なぜ責任追及しちゃいけないのだ?
11月28日(金)のNHKスペシャルを視聴して改めて不思議に思った。
東日本大震災で津波による被害によって壊滅的な事故を起こした福一の東電にはしつこいくらいの責任の追及や原因の究明が当たり前の様に言われるし、その事に異議を唱える者は殆ど居ない。
しかし未曾有とも言える児童78名と教職員10名の犠牲者を出した石巻の大川小学校の件に関して東電同様に責任の追及や原因の究明が積極的に為されないのは何故なのか?
仮に建物が瞬時に倒壊したのなら、また津波が2~3分後に来たのならある意味仕方が無かったと言えるかも知れない。
しかし、大川小学校の場合は児童達を50分間も校庭で待機させた上、よりにもよって津波の遡上が最も危険視される川沿いから高台に向かった。
これはもう避難とは言えず、児童達を殺す為に誘導したようなものだと結果として思えてならない。
しかも、何故地震発生後に直ぐに避難させずに50分間もの待機をさせたのか?市や教育委員会はその理由を明らかなしていない。
分からないのなら仕方ないが当時の教職員の中で一人だけ生還してるし、児童の中にも一人だけ生還者は居る。
状況を聞けば済むことだし、それを公表すれば良いだけの事だ。
教職員には児童生徒の安全と命を守る義務と責任がある筈だが、それが為されなかった原因や理由を追及する事はいけない事なのか?
かの日本海海戦でロシアのバルチック艦隊を撃破した作戦参謀の秋山真之は「不識(無識?)の指揮官は殺人者ナリ」と海軍大学校の講義で若い士官達に言いました。
大川小学校の亡くなった教職員はある意味で厳しい様だが自己責任による自業自得。ところが、教職員の指示が無ければ避難したくても出来なかった児童達の無念さを考えると「無能な教師は殺人者ナリ」と言いたくなる。
学校のすぐ裏山に避難すれば間違いなく全員が生還出来た事は間違いなく、それが出来ないまたそれをさせなかったのは誰なのか?
また裁判に対して「結局は金目かよっ!」って遺族達を悪し様に言う輩が居る。東電に対して賠償を求める人達に対しても同じ様に言えるのかよっ?って思う。
亡くさなくて良かった筈の78名の命の尊厳を守る意味でも原因の究明は必要な事ではないでしょうか?
お礼
回答ありがとうございます。 確かに上記の通りだと思います。 「責任追及」の表現にしたいと思います。