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石灰水が白くにごる

 生徒達が試験問題で、石灰水が白くにごれば、気体は二酸化炭素だと答えます。でも、短絡的に石灰水が白くにごれば、その気体は二酸化炭素だと同定してもよいでのしょうか。二酸化炭素は石灰水にとけると白くにごるのは正しいですが……。ただ、私の知識ではわかりませんでした。教えてください。

  • 化学
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みんなの回答

  • kei533
  • ベストアンサー率56% (60/107)
回答No.5

皆さんのおっしゃるように白濁すれば炭酸ガスは可能性あるものの一つですが、同定はできません。w-palaceの回答の補足ですがCaSO3を製造するのにCa(OH)2にSO2を反応させる方法があります。CaSO3の溶解度は低い(およそ10ppm程度だったと思います)ので、比較的少量のSO2で沈殿します。CaSO4の溶解度は大きい(1%台)ですが、沈殿を生じさせるに十分な量が供給すれば白濁します。

noname#62864
noname#62864
回答No.4

No.2です。 蛇足の部分について多少の補足をいたします。 No.3のご回答にありますように、SO3が常温である程度の蒸気圧を持つことは事実だと思います。気体とは言えないというお考えも理解出来なくはありません。 カーバイドについては、少し異論があります。 アセチレンは水に比べるとはるかに弱い酸ですので、沈殿を生じない限りは、「弱酸遊離」ということでアセチレンが発生するはずです。 カルシウムカーバイドが水に溶けないということであれば、銀アセチリドや銅アセチリドが沈殿するように、カルシウムカーバイドが沈殿するかもしれませんが、そもそもカルシウムカーバイドに水をかけてアセチレンを発生させているわけですから、水に溶けにくいとは考えにくいと思います。 おちろん、水とアセチレンの酸性度の違いに見合う量のカーバイドが生じることはあるかもしれませんが、それはほとんど0といっても良い程度の量だと思います。 ただし、いずれにせよ、所詮蛇足に過ぎませんし、内容は私の想像の産物です。間違いがありましたらご容赦下さい。

  • DexMachina
  • ベストアンサー率73% (1287/1744)
回答No.3

No.1です。 > 蛇足になりますが すみません、重金属での情報とカルシウムのそれとを混同していたようです。 w-palaceさん、ご指摘ありがとうございました。 但し、カーバイド(アセチリド)は弱酸のアセチレンと金属との 塩ですので、その生成と分解は平衡反応と考えられます。  CaC2 + H2O ←→ Ca(OH)2 + C2H2 従って、「カルシウムカーバイドと水を接触させた場合」は 確かに右方向に反応が進みますが、 「水酸化カルシウム飽和水溶液にアセチレンを吹き込んだ場合」は 左への反応が進むと考えられます。 (もっとも、この場合、沈殿はせずに溶解したままかもしれませんが) また、三酸化硫黄については、室温でもそれなりの蒸気圧をもっていることから、 沸点のみをもって「気体とはいえない」というのもいかがかと思います。 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%99%BA%E7%85%99%E7%A1%AB%E9%85%B8

noname#62864
noname#62864
回答No.2

二酸化硫黄を石灰水に通すと濁りを生じると聞いた記憶があったので、調べて見ましたが、なかなか適当な記載が見つからず、かろうじて見つけたのが参考URLです。 中国語のようですが、62番目の式に「SO2 + Ca(OH)2 = CaSO3↓ + H2O」の記載があります。 したがって、ご指摘のように石灰水を濁らせる気体=二酸化炭素という記述は短絡的すぎるように思います。 ただし、実際の問題においては、その気体の発生法が書かれていたり、「無色で無臭」などの記載があったりします。二酸化硫黄は無臭ではありませんので、「無色で無臭」という記載があれば、それには該当しません。 また、「二酸化炭素を通し続けると濁りが消える(可溶性の炭酸水素カルシウムに変化する)」という記述があることも多いように思います。 実際に、学生は「石灰水を濁らせる気体=二酸化炭素のみ」という思考パターンを持っているかもしれませんが、それは彼らの問題ではなく、そのように教える側の問題であるように思いますし、問題をよく読めば、それ以外の記述のあることが多いのではないでしょうか。 蛇足になりますが、SO3をとおすと硫酸カルシウムの沈澱が生じるとは思うのですが、SO3の沸点は43.7 ℃ですので、気体とは言えないように思いますし、炭化カルシウムは水と激しく反応しますので、アセチレンを通しても、石灰水中に炭化カルシウムの沈澱が生じることもないと思います。 また、H2Sで沈澱が生じることもないと思います。 http://homepage2.nifty.com/organic-chemistry/inorganic/precip.htm

参考URL:
http://app2.learning.sohu.com/education/html/article-12006.html
  • DexMachina
  • ベストアンサー率73% (1287/1744)
回答No.1

とっさに思いつくのは、三酸化硫黄(SO2)ですね。  Ca(OH)2 + SO3 → CaSO4↓ + H2O 硫酸カルシウムも白色沈澱になります。 従って、「砂糖を燃焼させて生じた気体」などの補強する情報がないと「二酸化炭素」とは 断定できず、maronn2さんの仰る通り、「石灰水が白濁→ガスの正体は二酸化炭素」は短絡的、 ということになると思います。 また、硫化カルシウム(→気体=硫化水素)や炭化カルシウム・カルシウムカーバイド (→気体=アセチレン)も、白色だった気がします。 (こちらの沈澱色については、自信がありませんが・・・)

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