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油脂の質問

油脂の構成脂肪酸の二重構造の数や位置は、油脂のどのような性質に関連するのですか?  基本的な質問で申し訳ないのですが、教えて頂ければ幸いです(>_<)

  • 化学
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noname#62864
noname#62864
回答No.3

これまでの回答にもありますように、二重結合の数が多いほど融点は低くなり、空気酸化されやすくなります。 したがって、二重結合が多い物ほど空気中で劣化しやすいと言えるでしょう。 融点が低くなる理由は、不飽和脂肪酸の二重結合がシス配置であり、二重結合のところで炭素鎖が「折れ曲がった」ような形状になるためです。 すなわち、二重結合の数が多くなるほど、炭素鎖が丸っこくなり、分子間力が小さくなるために融点が低下します。 二重結合の位置は、構成脂肪酸のカルボキシル基のない側の末端から、3番目と4番目の炭素間にあるもの(ω3脂肪酸)と、6番目と7番目の炭素間にあるもの(ω6脂肪酸)に分類されます。 また、複数の二重結合を有する分子の場合には、シス配置のCH=CH-CH2構造を繰り返す、非共役ポリエン構造が基本です。

wagwagtn
質問者

お礼

詳しい説明でわかりやすかったです♪ ありがとうございました(^0^)

その他の回答 (2)

  • p0ntakun
  • ベストアンサー率27% (19/70)
回答No.2

ちわっす! 答え魔ぽんたくんでっす♪ 油のお話だね。 なつかしいな~ ねえ、こんな話知ってる? マーガリンって、植物油をの不飽和脂肪酸を飽和脂肪酸に変えたものなの。 植物油(液状/不飽和脂肪酸)→マーガリン(固体/飽和脂肪酸) ほらね? 二重結合の少ないほう(マーガリン)は固体になっちゃったでしょ? 二重結合が多いと分子がグニャグニャって自由に動けるから、融点が低くなるの。 ちなみに、災害時の備蓄食料に「焼き鳥缶」より「魚缶」が多いのは、魚の不飽和脂肪酸の方が鳥の飽和脂肪酸よりも融点が低く、熱源の無い条件下でも美味しく食べられるからなんだって。 (油脂がラード状に固まってたら、美味しくないでしょ?)

wagwagtn
質問者

お礼

備蓄食料のお話、とてもおもしろかったです♪ ありがとうございました(^0^)

  • tanmen
  • ベストアンサー率0% (0/14)
回答No.1

二重結合の数なら、酸化されやすさ、融点です。

wagwagtn
質問者

お礼

ありがとうございます♪参考になりました☆

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