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27歳大卒からの会計士挑戦
タイトル通り27歳で大学を卒業予定の者です。 現在26歳。 大学は国立の商学・経営学系です。 一度大学を中退して再び大学に入りなおしたので、このように年齢が重なってしまっています。 日商簿記2級はとっています。 現在は1級を勉強中。 恥ずかしながら、この年で職歴がありません。 大学卒業後会計士を目指すために専門学校にすぐ入るか、一度新卒で就職して社会に出るかで悩んでます。 年が年なだけに大卒後すぐに専門学校に行くのもリスクを感じます。一発合格が相当難しい試験のようですし。新卒の時期を逃し、なおかつ試験合格までの泥沼にはまった時の事をどうしても考えてしまいます。 大卒後すぐに就職して、万が一に備え職歴をつけるのも一つの保険かなと思うのですが、どうでしょうか?職歴があれば、再就職の選択肢も残せるような気がしているのですが、それはこの年では甘いのでしょうか? もともと営業(派遣で経験済み)やプレゼンなど嫌いではなくむしろ好きですし、そこそこ有名大なので就職できるかなという甘い展望はあります。本来はすぐにでも働きたいのですが、どうも資格への挑戦を捨てきれずにいます。 会計士の資格が欲しいのは、その資格の安定性が魅力だからです。 相談できる者がおらず困ってます。 皆様の客観的なご意見・アドバイスを心よりお待ちしております。
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No.2のものです。 すいません。安定性の定義としては (1)食いっぱぐれない=高くはなくとも安定した収入を得る事ができる (2)一生同じ会社で働き続けることができる ってことでよろしいでしょうか。 (1)については、独立開業でもしない限り監査法人または民間企業のお雇い会計士として、そこそこの収入を得る事ができると思います。 (2)については、余り当てはまらないと思います。上場している一般の大企業の10年間の離職率はせいぜい10~20%だと思いますが、監査法人は10年で半分くらいが離職します。会計士になるような人はそもそも独立志向が強いので離職率が高い=安定しないってことにはならないかもしれませんが、転職される方が多いです。もっとも転職した後は完全に実力次第なので腕に自信があるならよいかもしれません。 みなさん会計士の資格をとったら一生安泰と思っている方が多いのかもしれませんが、転職した場合も働き続けた場合も一生勉強して自分の実力をつけていかないと生きていけないので結構大変ですよ。 それより私が申し上げたいのは受験生活時代の不安定さですね。受験をするための経済的基盤はしっかりしているのか、周囲の同意は得られるのかきちんと見極めてやるのがいいと思います。2年や3年収入がなくても食っていける環境を作る事が結構大変です。 >なめてるつもりは無いのですが、そういう雰囲気が私の文章には漂っていましたか。。申し訳ないです。 べつになめているとは思いませんが、私自身1年や2年勉強すれば合格するだろうと甘い目算をたてて、何年も苦労していますのでそれなりの覚悟をしたほうがよろしいと思っただけです。 もし、会計士の勉強を本気で始められる気があれば今すぐにでも始めるべきだと思います。というのも、会計士受験は体力がものを言うので(この点が一番辛かった)若ければ若いほど有利です。二十歳そこそこの大学生なんかは朝7時半から予備校に来て22時まで勉強していたりします。そんな人は一発で合格するのかもしれませんね。私なんかはとてもそこまで体力的に続きませんでしたけど。 失礼ながらpu-maさんが今から勉強を始めるとして、来年試し受験をして再来年本気で試験に臨むとして29歳です。一発で合格できればよろしいですが、30歳を境に合格率は半減します(下記参照、私自身は30過ぎて合格してます)日商簿記2級をとって簿記に拒絶反応がないのが確かめられたなら1級は飛ばして会計士をやった方がいいです。1級自体持っていても経理事務に就職する以外、大して役に立たないと思います。また、会計士の勉強をしていれば1級くらい簡単に取れます。 なお、来年から試験制度が変わって短答式試験合格の持越しや科目合格制度が導入されるので一発で合格しないのであれば働きながらってやり方もできるのかもしれません。しかし、私は新試験については余り知らないのでなんともいえませんが。受験予備校のパンフレットには働きながら会計士を取ったっていう人が必ず載っていますが、あれは特殊な事例を、さも一般的にあるかのように書いてあるだけですのでご注意ください(笑)。
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私は質問者さんと同じくらいの歳から会社を辞め勉強を始め会計士2次試験に合格した者です。勉強開始時は簿記2級でした。 確かに会計士の資格を取る事ができれば、会計士を求める民間企業は多くなってきてますので転職等しやすいと思います、その点で安定感があるかも知れません。しかし、安定感を求めるならば、そもそも会計士試験など受験しないほうがよいともいます。 というのも、会計士二次試験に合格した場合、さらに会計士として開業登記するためには実務補修所通い2年と、実務経験が2年、両者が1年だけ被ってもいいので最低3年間は監査法人に行くこちになります。しかし、監査法人は、大学在学中に会計士二次試験に合格し、ストレートで監査法人に就職した場合は民間企業に就職したよりは給与はいいでしょうが、就職時の年齢や職歴は一切考慮されておらず決して高いとはいい難いです。今年の4大監査法人の初年度の給与は税抜き前で480万+残業代です。前職あろうとなかろうと歳を食っていようと殆ど考慮されません。さらに30歳職歴なしで監査法人にいっている人は殆どいないと考えてよいと思います。 また、試験の難易度ですがおそらくpu-maさんが考えているよりも難しいと思いますよ。人にもよりますが毎日14時間くらい(休憩や移動時間も含む、私は週休1日)は勉強のために拘束された上、2年間くらいはみっちりやらないと合格は難しいと思います。それでも一回で受かる人は勉強を始めた人口何百人に対して一人です。今年の会計士二次試験の合格率は8.5パーセントでしたが、実際は受験予備校に通い始めた半分以上の人は試験までたどり着けず、受験予備校のカリキュラムについていけず途中でドロップアウトしています(仕事辞めてやっているような人はさすがにそんな事でドロップアウトしないででしょうが)ので実際の合格率はもっと低いと考えていいと思います。受験予備校の広告にはこのようなマイナス材料は一切載っていませんので、その点、割り引かれて考えた方がいいと思います。 >会計士のフィールドの広さを生かし会計監査を主にするのではなくコンサル・営業・経営企画などをできたらいいなと漠然と考えております。 >あまり地味な作業は自分に向いてないと思うので、会計士ホルダーとして商社orメーカーで営業・企画などもいいかなと思ってます。 とのことですが、このようにお考えなら最初からコンサルティングファームに行ってはいかがでしょうか。私の大学時代の同期でコンサルティングファームに転職した連中は30歳前後で年収1000万なんてざらです。もっとも、月の休みは4日間、毎日タクシー帰りと悲惨な生活をしておりますが。コンサル、営業・経営企画などはコンサルファームの連中のもっとも得意とするところでもあり会計士の資格はまるで必要ありません。このような会社でやっていく事ができればその後の転職でも会計士を取ったのと同じくらいの安定感を得られると思います。 会計士というと華々しいイメージをお持ちかもしれませんが実際は泥臭い作業が大変多く、地味な仕事が非常に多いです。 以上、マイナスの意見ばっかり述べてきましたが、一度限りの人生です、会計士になれば普通のサラリーマンとは違った生き方ができる事は違いありません。その点を考えて私個人はチャレンジする価値はあると思いますが、厳しい事を言うようですが、失敗して30歳すぎて職歴なしだった場合、まともな就職先は無いと覚悟して始められるのがよいと思います。
お礼
回答ありがとうございます! 現役会計士さんの貴重なご意見、大変参考になります。 そしてコンサルティングファームの提案ありがとうございます。 >試験の難易度ですがおそらくpu-maさんが考えているよりも難しいと思いますよ なめてるつもりは無いのですが、そういう雰囲気が私の文章には漂っていましたか。。申し訳ないです。 正直なところ、かなりびびっております。2級取得から会計士講座に行かずに1級を目指すのもそうした理由からです。 昔からの同級生で多くが会計士に挑戦してますが、彼らの多くがストレートで大学を卒業しつつも未だに浪人してる姿を目の前で見ております。 先日受かった友人も5年目での祝報でした。 7科目という膨大な量を一度に詰め込む必要があり、軽い気持ちでの挑戦は恐すぎると警戒してます。よって、まずは日商の1級をとって、そこから挑戦を考えようかなとも思ってます。 会計士に向け勉強中の同級生の話ですが、日商1級をとってから会計士講座に来た人たちは高確率で合格していっていると聞きます。 今の私はその話に支えられています。 >コンサル、営業・経営企画などはコンサルファームの連中のもっとも得意とするところでもあり これは初耳であり、とても興味深いです。 是非就職活動の際に調べてみようと思います。 ただ安定性にはやはり不安があります。 >安定感を求めるならば、そもそも会計士試験など受験しないほうがよいともいます。 最後に、この言葉を裏付ける根拠をもう少しご教授いただければ、ありがたいです。 >厳しい事を言うようですが、失敗して30歳すぎて職歴なしだった場合、まともな就職先は無いと覚悟して始められるのがよいと思います。 甘い意見より厳しい意見を待っていました。 このように正直に言ってもらえるほうが良いです。
公認会計士試験に合格して「会計士補」実務経験を経て「公認会計士」となります。 監査法人の雇われとなるか、一匹狼の公認会計士として活動するかです。 実際の監査ではテキストどおりではない、粉飾やら過小計上やらを見抜き、適正な決算処理が行われているかを各種帳簿を中心に精査する地味な仕事だと認識されると良いです。 いろいろな国家試験・資格でばら色の人生が・・と受験専門校は宣伝しますが、決して現実は甘くないと認識されるほうがよいでしょう。また、合格する保証はどこにもなく、合格したから仕事・収入が保証されるわけではありません。その資格取得者でないとできない職域業界であるわけですが・・ したがって、どうしても「会計監査」として社会に貢献するのだ!という目的がないのであれば、公認会計士の資格は別段不要だと思います。 よくお考えになり、ご自分の進路をきめられますようにとアドバイスさせていただきました。 ちなみに私は銀行勤務二十余年の経験を活かし、行政書士で50を過ぎて開業しました。
補足
さっそくのレスありがとうございます。 貴重なご意見感謝いたします。 言葉不足を感じましたので補足いたします。 >どうしても「会計監査」として社会に貢献するのだ!という目的がないのであれば、公認会計士の資格は別段不要だと思います。 この点ですが、会計士のフィールドの広さを生かし会計監査を主にするのではなくコンサル・営業・経営企画などをできたらいいなと漠然と考えております。 つまり会計監査以外のフィールドに私は自分の理想の会計士像を求めています。 あまり地味な作業は自分に向いてないと思うので、会計士ホルダーとして商社orメーカーで営業・企画などもいいかなと思ってます。 以前に日経で見かけましたが、三井物産は弁護士・会計士をそれぞれ30人ずつくらい抱えてるとか。 何してるのか、どういう部門に所属してるのかは謎ですし興味はあります。 実際はこういった会計士は少ないと思いますが非常に魅力を感じます。 確かに会計監査にはそれほどの関心はないのですが、職の安定性というのは私にとってとても重要な関心事であります。 よって、私は会計士の資格を必要だと感じております。 合格する保証はどこにもありません。 年齢20代後半、職歴なし、これらがネックで非常に悩みます。 泥沼だけは避けたい反面、泥沼も想定しておかないと悲惨な人生を送ることになるだろうと警戒しております。
お礼
丁寧な返信ありがとうございます。 非常に参考にさせてもらっております。 >みなさん会計士の資格をとったら一生安泰と思っている方が多いのかもしれませんが、転職した場合も働き続けた場合も一生勉強して自分の実力をつけていかないと生きていけないので結構大変ですよ。 この点に関してアレルギーはありません。一生勉強を継続するのは当然だと思ってます。 ばら色の生活というよりかは、むしろ転職に強い点が私にとって魅力的なのかもしれません。 >それより私が申し上げたいのは受験生活時代の不安定さですね。受験をするための経済的基盤はしっかりしているのか、周囲の同意は得られるのかきちんと見極めてやるのがいいと思います。2年や3年収入がなくても食っていける環境を作る事が結構大変です。 私にとって、この点が一番ネックです。よって自分でいくらまで用意しようか悩んでます。親からは資金援助受けられたとしても1回分の学費の60万くらいだと思います。それ以外の交通費・食費は自分で捻出する必要があります。また、1発で受からなかった場合の予備校代も用意しておかねばならないと思ってます。 よって、せっかく金を作るなら職歴をつけたほうがいいかなとも思うわけです。 しかし自由度の効く派遣を1年ほどやって200万くらい貯めてからの方がいいかなとも思います。 30代から合格率がぐっと下がるのは知ってます。 >1級は飛ばして会計士をやった方がいいです。 大学の勉強があるので恥ずかしながら1級でも十分歯ごたえがあります。 取得単位もある程度残っているので二束のわらじを踏むのはためらってしまいます。 会計士挑戦は卒業後だと思います。 ただ、オークションなどでカセットなどの教材を買って科目毎に在学中に事前に勉強しようとは思ってます。 >受験予備校のパンフレットには働きながら会計士を取ったっていう人が必ず載っています 予備校のパンフレットは誇大広告が多いとはなから見切っております。大丈夫です(笑)