野田聖子はなぜ離党勧告をうけないといけない？

質問

最近あまりニュースをみてなかったのですが、
たまたま見たら、野田聖子議員(他議員も）が自民党の離党勧を受けていました。

自民党の何かの投票？とかに反対して離党勧告を受けたのでしょうか？

自民党の議員は、自民党の意見に従わなければいけないみたいな決め事があるのでしょうか？

よく政治の事わからないので教えて下さい。

回答No.1

noname#40123 · ベストアンサー

小泉首相は、以前から「郵政民営化」を考えていて、前の国会で法案を提出していました。
自民党（小泉首相）の方針としては、「郵政民営化推進」ですが、
野田聖子や他の代議士は、衆議院解散前の「郵政民営化法案」に反対票を投じました。
そのために、「郵政民営化法案」は衆議院でギリギリ可決しましたが、参議院で否決されました。
これを受けて、小泉首相が衆議院を解散し、国民に「郵政民営化」について投票での判断を求めました。

その結果、自民党は大勝し、この前は、郵政民営化の法案が可決成立しました。

ですが、衆議院解散前の「郵政民営化反対派」行動に関して、野田聖子議員などに対して、自民党の「党議拘束に反する」として
自由民主党の「懲罰委員会」が設置されて、
一部議員には「除名」処分を出して、野田聖子議員等には「離党勧告」というのを出しました。

それで、「除名」と「離党勧告」の違いですが、
「除名」となると、「一生、自民党に復党できない」と言うことなのです。

「離党勧告」の場合には、「自民党を早急に辞めてください」ということで、
これを無視して10日過ぎた場合には、「除名」処分に換わるというものでした。
ただし、「離党勧告」の場合には、一定期間を過ぎると、復党が出来るようです。

ですから、「除名」よりも「離党勧告」の方が処分の上では軽いと言えるでしょう。

なお、反対派の議員ですが、党の処罰を受ける前に、「離党届」を出していましたが、
自民党側は受け取らずに、懲罰処分にしました。

回答No.3

teinen

今回の処分の一番大きな理由は，「自民党の公認候補がいるにも拘らず，選挙に立候補し，自民党公認候補の選挙運動を邪魔した。」ということです。

　野田聖子氏を例にとると，小選挙区制で１人しか当選しない岐阜１区に，自民党公認候補の佐藤ゆかり氏がいるにもかかわらず，自民党員である野田聖子氏が立候補し，自民党支持層を分断し，佐藤ゆかり氏の当選を危うくした（実際には佐藤氏は小選挙区で落選）からです。

回答No.2

tamutamupon

＞＞自民党の議員は、自民党の意見に従わなければいけないみたいな決め事があるのでしょうか？

はい、自民党員は自民党執行部の党議に従わなければいけません。
嫌なら自民党を辞めてから好きなように政治活動をしてくださいという事です。

理由は、自民党を支持して議員に投票した国民の民意に反して議員が勝手に自民党の政策に反対すると、国民が自民党を信じて投票する事が出来なくなってしまうからです。

自民党は国民の信頼を裏切らない為にも造反議員には厳しい処分をしなければならない事になります。