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駆逐艦「白雪」の元海軍兵
先日祖父の家に行ったのですが、その時に「駆逐艦白雪一等兵 ○○○○(←祖父の名前)」 と書かれたプレゼントをもらっているのを見つけました。それからというもの、白雪が どんな戦艦だったのか気になっています。それと海軍の一等兵が実際にどんな役割をして いたのかも知りたいです。本人に直接聞けばいい話なのですが、祖父は耳が遠い上にボケ ているためコミュニケーションをとるのが難しい状態です。ということで、わかる方いま したら是非教えて下さい。よろしくお願いします。
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- kagoshima1
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私の叔父が駆逐艦「白雪」の乗組員で呉海兵団を出で上等兵曹として乗船し、昭和18年3月3日81号作戦でダンピール海峡にて沈没し海を2時間漂ったそうです。スコールに隠れた僚艦に半分くらいの人が助けられました。海軍一等兵とありますが、一等水兵のことでしたら、二等水兵が3ヶ月程度で自動的に一等水兵に上がりますので事実上の最下級兵にになるのでは。駆逐艦は小さな船で乗組員も200人程度ですので、戦闘の持ち場はともかくそれ以外は見張りなどすべて交代でやります。駆逐艦は護衛や輸送など雑多な仕事すべてを受け持ちます。駆逐艦の名の通り潜水艦に対する爆雷投下も仕事ですが、一番は水雷戦です。戦闘中は酸素魚雷を扇型に打ち込んで敵艦を沈めます。夜間に僚艦の後尾につけた豆電球だけを頼りに列を組んで、敵艦に50m近くまで接近し魚雷を打ち込むのが最もやりがいのある仕事だったようです。ちなみに叔父は1番砲塔の砲手でした。確かある戦闘のとき3番砲塔が壊滅的打撃を受けて呉に一度修理のために戻りました。ガダルカナルへの輸送では活躍し、僚艦が次々沈む中かろうじて生き残りました。ガダルカナルからの兵員の撤退にも参加しました。その後前述の様に沈没しました。これは海面すれすれに飛んできた飛行機によるものです(爆撃か雷撃か覚えていません)。
- msmk
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大変失礼しました 「白雪」と「雪風」を間違えて回答してしまいました
- msmk
- ベストアンサー率41% (77/186)
駆逐艦雪風は世界一幸運な艦ともいわれています 太平洋戦争開戦から終戦まで多くの戦闘に参戦。大和の沖縄特攻の際にも同行しています。 戦後は海外からの引揚げ船、台湾海軍でも活躍しました。 この本が詳しいです 「駆逐艦雪風 誇り高き不沈艦の生涯」 永富英次郎著 協同出版社 江戸東京博物館図書室で閲覧できます
- hoihoi_ito
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私の父も駆逐艦「白雪」の乗組員で航海学校普通科を出で航海科2等兵曹として乗船し、昭和18年3月3日81号作戦でダンピール海峡にて「白雪 艦長杉野修一」沈没し海を漂ったそうです。 海軍一等兵曹との事ですが、海軍は多様な専門職種の集合です。兵科ごとに業務内容が分かれます。兵科が分かれば調べますので、教えて下さい
- phantom1
- ベストアンサー率24% (184/748)
No3です。補足させてください。 こちらの書き方が悪かったのですが、駆逐艦はあまり大した艦ではなかった、と言うのは誤解です。 小型で大量建造向きの駆逐艦は、数も揃え易い事から、輸送船団の護衛や、対潜水艦作戦、主力の決戦時には高速を利しての遊撃隊的な活動を行ったりと、全戦線に渡ってのワークホース的な役割を担っております。駆逐艦の活動無くして主力艦の活躍も有り得ないのです。非常に重要な艦種です。
- phantom1
- ベストアンサー率24% (184/748)
>駆逐艦というのは小型・高速な軍艦です。 つまらない指摘かもしれませんが、当時の帝国海軍では、駆逐艦は「軍艦」ではありません。 戦前、戦中の日本海軍で「軍艦」と呼ばれるのは、巡洋艦、戦艦、空母等の、所謂主力艦と呼ばれる大型艦のみで、駆逐艦は飽くまで「駆逐艦」です。従って、艦長の正式な呼称も「艦長」では無く、「駆逐艦長」となります。 主力艦かそうでない艦かの見分け方で簡単な方法は、艦首部分に装着される菊の御紋章の有無です。これが有るのが主力艦であり、「軍艦」です。
お礼
戦艦と駆逐艦とは別もので、白雪はあまり大した艦ではなかったのですね。 参考になります。ありがとうございました。
- tatsumi01
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つまらないことですが、日本海軍では「一等兵」ではなく「一等水兵」だったようです。 下から2番目の階級ですが、兵科によって仕事は違うでしょう。あと、徴兵だったか志願兵だったかでも違うと思います。志願兵だったら、いずれ下士官に昇進して艦の実務を担ったでしょう。
お礼
ご回答ありがとうございました。
補足
父の話によると祖父は自ら志願して海軍へ入り、指揮官をやっていたと聞きました。 しかし、おっしゃっている一等水兵でそんな名誉ある仕事が任されるものなのでしょうか? 祖父は下士官に昇進したということになるのでしょうか?
- k99
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帝国海軍には「白雪」という駆逐艦が別の時代に1隻づつありました。 駆逐艦というのは小型・高速な軍艦です。潜水艦と戦ったり、その早さと魚雷という強力な武器を活かして相手の大型艦を沈めることが主な任務です。 初代「白雪」は1907年2月16日 三菱長崎で竣工、1924年4月1日に除籍されています。この間、第1次大戦に参加、青島方面にて行動しています。 この名前を継いだ2代目「白雪」は1928年12月18日 横浜船渠にて竣工。たぶん、お祖父様が乗っておられたのはこちらではないかと思われます。 1943年3月3日、ビスマルク海海戦にて、米豪軍機の爆撃を受け沈没しています。 この間にマレー攻略、エンドウ沖海戦、バタビア沖海戦、ミッドウェー作戦、ガダルカナル撤収作戦、第3次ソロモン海戦などに参加しています。海軍の主だった作戦には概ね参加している感じですね。 http://hush.gooside.com/name/s/Shi/Shirayuki/Shirayuki.html#anchor141068 http://www51.tok2.com/home/horseneck/warshipJNDfubuki2.htm 一等兵 海軍では、船に乗るという都合上、様々な仕事を分担して行っていました。たとえば、船のエンジンの係である「機関兵」だったかも知れませんし、大砲の係だったかもしれないし、食事を作る係(「主計兵」といいます)だったかも知れません。で、いずれの職域にも「一等兵」は多分います。ですので、この階級だけででは残念ながら何をされていたのかは判りません。 また、これ以上のお祖父様の軍歴をお調べになるには役所に照会するのが手っとり早いようです。 以下引用。 【質問】 亡くなった祖父の所属していた部隊や経歴を知りたいのですが、何か方法はないでしょうか? 【回答】 その手のデータは、陸軍省がなくなった後は厚生省援護局調査課が引き継いでるはず。 問合せ先等はgoogle検索してください。陸軍の場合、各県庁の福祉指導課(なければ恩給を扱っている部署)に問い合わせても良いようです。 恩給手帳があればたぶん一発で判明するでしょう. 部隊や経歴は「軍歴」と言うものに記録されており、入手先は 海軍:東京都千代田区霞ヶ関の厚生労働省社会・援護局業務課 陸軍:終戦時に本籍のあった都道府県庁の社会福祉課恩担当部署 になります. http://www.mofa.go.jp/mofaj/annai/honsho/sosiki/gaichi/onkyu.html 海軍の場合、丁寧に対応してもらって入手できたと言う話しをnetで見かけますが、陸軍の場合、軍歴を当人にしか発行しない県もありますので、まずはTELで確認をされると良いでしょう (DRG-LOGO in FAQ BBS他) (以上 http://mltr.e-city.tv/faq08j02.html#00221 より) 引用先は亡くなった方の経歴を調べる方法でしたが、御存命でも同じかと思われます。
お礼
海軍の主だった作戦には概ね参加していたということでとても名誉を感じます。 問合せ先まで詳しく教えていただいて大変ありがとうございます。
お礼
こちらこそ短絡的な解釈をしてしまい、すいませんでした。 駆逐艦は重要な役割を果たしていたことになるのですね。 ありがとうございました。