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濁音についての質問

日本語を勉強しています。どうぞよろしくお願いします。 1、濁音の右上の「゛」の並びは斜めになっていますが、筆順は上の点が先で、下の点が後ですか。それとも下の点が先で、上の点が後ですか。 2、平仮名漢字をくずしたもので、カタカナは漢字の一部を取ったものだそうですが、濁音の「゛」と半濁音の「°」はどこから来たんですか。ついでですが、発音の「ん」はどこから来たんですか。 どうぞよろしくお願いします。

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  • ベストアンサー
  • taksony
  • ベストアンサー率40% (4/10)
回答No.6

>濁点や半濁点をつけたとの話は聞きましたが、正式的に表記として定められたのはいつ頃でしょうか。またどういう形で定められたのでしょうか。 正式に定められたというのは、法律命令によって定められたということですか。御存知かどうか知りませんが、明治2年6月17日(西欧紀元1869年7月25日)に中央政府が地方軍閥に領主権の返上を命ずるまでは封建制(今風にいえば聨邦制)でしたから、全国統一の法整備はその後になります。 御質問の件に関していえば、明治5年9月8日(西欧紀元1872年10月10日)に、文部省(現文部科学省)が「小学教則」を頒布しました。その中で複数の教科書を例示列挙しています。例示された綴字(かなづかい)の教科書には濁点と半濁点とが示されています。 正式に定められたのはこのときといえるでしょうか。 (注意) 「例示列挙」 反対語は限定列挙です。当時は市販の書物のどれを教科書に採用しても良かったので、教科書にふさわしい書物を例示しているものと御理解下さい。 ところで、お国で使っているlijie(理解)とlihui(理会)とのニュアンスの違いがよくわかりません。おひまがあれば教えてください。 ただし、現行の「商法」(明治32年施行)には「登記スヘキ事項ハ登記及公告ノ後ニ非サレハ之ヲ以テ善意ノ第三者ニ対抗スルコトヲ得ス登記及公告ノ後ト雖モ第三者カ正当ノ事由ニ因リテ之ヲ知ラサリシトキ亦同シ」と書いてあります。公文書には濁点、半濁点を表記しない慣行が残っていました。 公文書については、昭和21年6月17日、政府の次官会議申合わせ「官庁用語を平易にする標準」において「どんな文章にも・濁点・半濁点は必ずつける」とされました。これが正式に定められたときとなります。 >しかし、「无」は「無」の簡体化された字で、そんなに歴史が長くないと思いますが・・・。 『周易』にはすべて「无」と書いてあって、逆に「無」がありません。儒学の聖経に出てくる字です。歴史は非常に古い。 「无」と「無」とは相通互見字として古くから並び行われてきたものです。北京政府が「无」を採ったのは、画数の少なさに魅力を感じたからでしょう。

xingyeru
質問者

お礼

ご回答をありがとうございます。 出張のため、返事が遅くなりました。申し訳ありません。 1、濁点の由来、納得できました。ありがとうございました。 2、「例示列挙」のご注意、了解しました。 中国語の「理解」と「理会」は類語で、多くの場合は置き換えできます。 例1)此話不難理解(=理会) 「分かる」「理解する」の意味があります。 しかし、以下の例文では、置き換えしにくいです。 例2)求了半天、也不理会。(≠理解) ここの「理会」は「構う」の意味になります。 「構ってくれない」と訳します。 例3)忙作一堆、正没理会。(≠理解) ここの「理会」は「対応する」、「処置する」の意味となります。 例4)理解(≠理会)他人的立場。 ここの「理解」は「思いやる」の意味になります。 3、「无」と「無」について、ご指摘ありがとうございます。「周易」の原作を読んでみたくなりました。 長々と、申し訳ありません。ご参考まで。

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その他の回答 (6)

回答No.7

No.4 です。 > 清濁が違う漢字を使っていた歴史もあり、それを整理するために同じ仮名に濁点や半濁点をつけたとの話は聞きましたが、正式的に表記として定められたのはいつ頃でしょうか。またどういう形で定められたのでしょうか。 参考 URL のような論文が見つかりました(20 ページの沼本克明「濁音字母から濁声点へ―濁点の起源論続貂―」の引用部分をご覧ください)。

参考URL:
http://www.let.osaka-u.ac.jp/~kinsui/ronbun/repo2001-2.pdf
xingyeru
質問者

お礼

教えていただき、ありがとうございます。 参考のURLも読ませていただきました。 大変勉強になりました。 何回も、本当にありがとうございました。

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回答No.5

>かなが定められた時期について 現代、一般的に使用されている、かなの制定については、戦後のことで、昭和21年だそうです。これが正式かどうかと言うことになると、本当のところは日本人にも分かりません。ただ、教科書で使用されるべき仮名として制定されたのがこのときだったということでいいのではないかと思います。 当然ながらそれ以前にも仮名はあって、その表記方法は一般には歴史的仮名遣いといわれています。これは現代仮名遣いの仮名と字は同じなのですが、表記方法が違っています。現代仮名遣いは、この歴史的仮名遣いを表音に基づいて整理したものだと言うことになっています。具体的な内容については、「歴史的仮名遣い」で検索された方が確実だと思います。 成立は鎌倉から室町のあたりで、定家仮名遣と呼ばれていたと思います。これに濁点が含まれているかどうかは、ちょっと分かりません。多分含まれているのではないかと思われますが。 そして、現在もこの表記方法で文章を書く人々がいます。簡略化された当用漢字を使わず、歴史的仮名遣いを使うこの表記方法を「正字正仮名」と言う人が(この表記方法を採用する人の中には)多いようです。 文章ではなく、短歌や俳句の世界では当然のようにこの歴史的仮名遣いをする方が割合といるんじゃないかと思います。 ただ、ビジネスの世界や生活の場で、歴史的仮名遣いはあまり役に立たないでしょうし、特段覚える必要はありません。そういうものがあると知っていると、ちょっと物知りに見えるくらいのものです。 話の筋がちょっとずれてしまいました。あまり答えになっていない答えですね。疑問に答えていなくてすいません。

参考URL:
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%AD%B4%E5%8F%B2%E7%9A%84%E4%BB%AE%E5%90%8D%E9%81%A3%E3%81%84
xingyeru
質問者

お礼

詳しい回答をありがとうございます。 勉強になります。 昔、日本人は漢文に声点をつけることがありました。その声点を生かしたのは、この濁点だという説もありますが、声帯振動の形象文字にも見えましたので、気になっていました。

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回答No.4

2. について回答します。 濁点、半濁点は、起源はあまりハッキリしていないのかもしれません。手元にある参考資料によると、濁点は、その昔、必要に応じて「点やまるを」付していたという言及がありました(『国語の表現と表記』林巨樹著、文化書房博文社、昭和42年4月初版)。つまり便宜上必要なところにだけ、任意の印を付けていたのが始まりであるようです。 ちなみに、半濁点のほうは「十六世紀末のキリシタン版の諸本で用いられたのが、その起源であるらしい」と書かれています(引用元は同上)。 おそらくは、読みやすくするために書き足していた便宜的な記号が、次第に定着したものだと考えてよいのではないでしょうか。

xingyeru
質問者

お礼

ご回答をありがとうございます。 清濁が違う漢字を使っていた歴史もあり、それを整理するために同じ仮名に濁点や半濁点をつけたとの話は聞きましたが、正式的に表記として定められたのはいつ頃でしょうか。またどういう形で定められたのでしょうか。

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  • aos8000
  • ベストアンサー率11% (2/17)
回答No.3

#1です。 「ん」は「无」という字からきているようです。 下のURLで見つけました。 ちょっと専門的なことが書いてありますが、よろしければ参考になさってくださいね。

参考URL:
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%92%A5%E9%9F%B3
xingyeru
質問者

お礼

教えていただきありがとうございます。 しかし、「无」は「無」の簡体化された字で、そんなに歴史が長くないと思いますが・・・。

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回答No.2

1 濁点は、私の感覚では上下ではなくて左→右の順に書きます。 2 かなは、歴史的には濁音も半濁音も表記されていませんでした。ですから、後世に必要があって追加されたものと思われます。 もしかしたら、以下のページが参考になるかもしれません。 http://www.hana300.com/aakana.html http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%BF%81%E7%82%B9 わたしは日本人なので、回答の内容的は大筋では正しかろうと思いますが、自信があるとは言い切れません(しっかり国語学やったわけではないので)。

xingyeru
質問者

お礼

ご回答をありがとうございます。 1は左→右の順ですね。「慕」の最後の2画と同じですね。 2に関しては、後世に追加されたとことですが、具体的にいつの時代にどういう形で定められたんですか。

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  • aos8000
  • ベストアンサー率11% (2/17)
回答No.1

うろ覚えみたいな知識なので、お役に立てるかわかりませんが・・・ 1:下が先のはず。 日本の文字の書き順は、右利きの人が書きやすい順番になっているそうです。(古い知識なので今もそうか自信ないですが) 2:「ん」は、撥音便じゃないかなぁ。 古代の日本語の、な行の文字などが、言いやすい音に変化したもの ・・・だったと思います。 濁音は・・・わからないです。ごめんなさい。 ただ、万葉仮名(日本語を漢字の当て字で表記したもの)から ひらがなに変化する過程では、濁音などは書かれていなかったと思います。 どこからきたんでしょうね?気になりますね。

xingyeru
質問者

お礼

ご解答をありがとうございます。 「ん」は撥音です。「発音」は入力ミスでした。 申し訳ありません。 この「ん」の文字も漢字からですか。 どの漢字からですか。 教えていただけますか。

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