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繰延・見越し問題
過去問を解いている際、精算表問題の期末整理事項に次のようなものがありました。 「受取家賃は、毎年同額を○月×日に12ヶ月分として受取っている」 これについて解答では、前期に繰延べた家賃まで計算して<受取家賃*残り月数/21>となっていました(3級107回より)。 練習問題では同じような問題でも1年分だけの<受取家賃*残り月数/12>が多かったので、どちらが正しいのか迷っています。 そこで質問ですが、実際の試験では常に前期の繰延べ分を考慮したほうが良いのでしょうか?それとも文章によって違うのでしょうか?
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>この条件で前期分も含めるかどうか、判断できますでしょうか?宜しくお願いします。 経過勘定(前受収益等)の振替仕訳は期首に行いますよね。そうすると、決算整理前残高試算表には前期に受け入れたものの前期に帰属する収益でないため前期の決算整理で繰り延べられ、当期首に振替仕訳を切ったものも含まれます。 先に問題の解答となりますが、受取家賃は20,000円/月と言うことになり、繰り延べる金額は180,000円です。 前期に?円受け入れたとします。この?円が一年分の家賃になるわけですが、これは(前期の10/1)~(当期の9/30)の一年間を対象としているわけになります。ここで前期分は3ヶ月分、当期は9か月分になります。そうなると当期首に振替仕訳で9か月分を計上して、更に当期の10/1に12か月分を受け入れるわけですから、決算整理前残高試算表の420,000円は21ヶ月ぶんとなるからです。 後は繰り延べられる9ヶ月分を基に 420,000×9÷21=180,000 と計算して前受受取家賃をすれば良いのです。
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- t_leger_b
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おそらく、「毎年同額を」というところがキーワードになっているかと思います。つまり、毎年同じように繰り延べ処理を行っているので、決算整理前残高試算表に出てくる数字は、前期繰り延べしたものを収益に振り替えた額と、当期に受けとった額の合計になっていると推定ができると思います。 一度、いつもやっている問題集と比べてみてください。
お礼
他の問題と比べてみました。やはり「毎年同額」がキーワードになるようです。ありがとうございました。
>問題では「受取家賃は・・・」と答案用紙精算表上の受取家賃額しか載っていませんでした。 「受取家賃は毎年同額を○月×日に12ヶ月分として受取っている」これの日付は分からないのでしょうか?或いは期首時点の残高とか。 問題の解答を見たのですが、残高試算表の420,000だけではどうしても按分計算は無理だと思います。
補足
お世話様です。「受取家賃は毎年同額を10月1日に12ヶ月分・・・」とあり、設問に「以下の期末整理事項等によって答案用紙の精算表を完成しなさい。会計期間は平成15年1月1日から平成15年12月31日までの1年間である。」となっています。期末整理事項のひとつが「受取家賃は・・・」です。そして答案用紙試算表「受取家賃」欄に金額が入っています。他には日付等ありません。 この条件で前期分も含めるかどうか、判断できますでしょうか?宜しくお願いします。
- equation
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他のみなさんの回答を見ても分かるかも知れませんが、ポイントを上げますと、「期首の再振替仕訳」です。 簿記を初めてすぐの人で理解し切れていないのが、この部分だと思います。私も苦労しました。 例)3月決算、“毎期”5月に一年分12,000を受け取り 前期 ○○○○ 1,000/前受家賃 1,000 であったとすると、 当期-期首- 前受家賃 1,000/受取家賃 1,000 当期-当期の受取時- ○○○○ 12,000/受取家賃 12,000 毎期同額を受けている場合では、このようにして、期末の決算整理“前”試算表には受取家賃が“13,000”が計上されているはずです。 ですので、当期の前払家賃の計算には分は1/13を使うわけです。 一年分しか計算対象にしていない問題が多いのは前期からの経過勘定項目(前受家賃etc.)の繰越がないため、その方が簡単だからです。 (あまり考えず作ったので、例題の数字がもしかしたら間違っていたりするかもしれません。分からなかったらまた質問してください。)
補足
ご返答ありがとうございます。再質問なのですが、問題は「受取家賃は・・・」という整理事項と答案用紙上の精算表に受取家賃金額が記載されている、というものでした。 1年分家賃額または1ヶ月分家賃額がわかりませんでした。そこで精算表上の金額が1年分と判断して間違えました。 このように1年分の家賃額がわからない場合は、どのように考えたら良いのでしょうか?ご面倒ですが、宜しくお願いします。
- kamkamkam3
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問題をみてみないと、細かいことには答えられないのですが、あいにく3級の過去問が手元にないので。。 3月31日決算とし毎年6月30日に12か月分の36万円を受け取っているとしますと(月額3万)。 期首(4月1日)に前期末の期末整理で行った仕訳の再振替仕訳を行いますよね。 (前受受取家賃)90,000(受取家賃)90,000 6月30日の仕訳は (現金)360,000(受取家賃)360,000 と仕訳しますよね。 で、期末に振替仕訳(収益の繰延)をしますよね。 (受取家賃)90,000(前受受取家賃)90,000 要するに、受取家賃勘定の残高は12か月分の36万がちゃんと計上される仕組みになっているのです。 これが、費用・収益の見越し・繰延の基礎的な考え方です。 そういう側面から考えればおのずと答えは出ると思いますよ。 では、がんばってください。
補足
ご返答ありがとうございます。アドバイス頂いたなかに「12ヶ月分36万円とします。」とありますが、このような1年分の家賃金額が不明な場合はどのように判断したら良いでしょうか? 問題では「受取家賃は・・・」と答案用紙精算表上の受取家賃額しか 載っていませんでした。お手数ですが、今一度お願い致します。
毎年同額なので結果はかわらないのではないでしょうか?毎年同額と云うことは結局<一ヵ月当たり100円×12ヶ月>のようにして一年分の家賃を決めていると考えられるわけですから。 ただ、同額でない場合は<受取家賃×残り月数/12>が前受受取家賃だと思います。
お礼
ありがとうございました。考えすぎているのかもしれません。再度テキストを見直してみます。
お礼
再度アドバイス頂きましてありがとうございます。お蔭様で迷わずに解答できそうです。お手数をおかけしました。