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望月の望は
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旧暦(太陰暦-正確に言えば太陰太陽暦)は中国から渡来したと考えられ、「朔」(さく=月が全く、あるいはほとんど見えない状態)と「望」(ぼう=満月)を基準にして月を数えます。この「朔」と「望」に充てた日本語が「ついたち」と「もち」です。 ところで、なぜ「もち」なのかよく分からないのですが、大野晋氏は「みち=満」の母音交替形だと説明されています。「母音交替」というのが、またよく分からないのですが、同じ「マ行」だから変化しやすいということでしょう。酒屋(さけや)が酒屋(さかや)になったように。
- mans_sato
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もともと「望」は、「目」と「背伸びした人」ということから遠くを「のぞむ」という成り立ちです。その意味を借りて「満月」の意味を表していました。さらにその後、「亡」の部分が「臣」という「バウ(漢語での発音)」となり、臣が今の「亡」になったという経緯があります。 「満月」の意味は残っており、陰暦十五夜の月や満月を「望月」と書きます。この漢語読みは「ぼうげつ」ですが、日本での呼び名「もちづき」に当てたもので、恐らく、そのことから「もち」という読みを当てたと思われます。
お礼
満月を表す《望》が、意味の「もち」と読みの「バウ」から【望月・もちづき】になったんですか。 漢字は奥深いです! ありがとうございました。
- Yabukoji
- ベストアンサー率33% (158/475)
何故「望」の字であるのかは解りませんが、まるい物を「もち」と呼び「望」の字を宛てるのは古来からの習慣です(「みち」の変化だとも言われますが確認できません)。 (例) 望(もち) 陰暦の月の15日 望日(もちい) 正月15日 望粥(もちがゆ) 正月15日の粥、餅粥とも 望降つ(もちくたつ) 望(十五夜)が更ける 望潮(もちしお) 陰暦15日の潮 以下、望月、望年(もちどし)、望の月などなど。
お礼
ありがとうございます。 「望」のつく字がこんなにあるとは知りませんでした。
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