株式投資の「差金決済取引」について

質問

株式投資の「差金決済取引」で分からないことがあるので質問いたします。
次のパターン１～３があった場合に、私の認識が正しいかお答え願えると幸いです。
もし間違っていたらどこが間違っているのかをご指摘願えると幸いです。

証券会社の口座に100万円入っており、まったく株を所有していないとします。
カンタンのため、手数料も０円とします。

（パターン１）
朝９時にＡ社の株を100万円分購入しました。
株価が上昇したので、同日の朝10時にすべての株を110万円で売却しました。
同日の13時にＡ社の株を105万円分購入し、同日の14時に120万円で売却しました。
この場合に、３営業日後に口座に100万円しか入っていないようではダメで、205万円なければいけない。

（パターン２）
朝９時にＡ社の株を100万円分購入しました。
株価が上昇したので、同日の朝10時にすべての株を110万円で売却しました。
同日の13時に別のＢ社の株を90万円分購入し、同日の14時に120万円で売却しました。
この場合には、３営業日後に口座に100万円はいっていればよい。

（パターン３）
朝９時にＡ社の株を100万円分購入しました。
株価が上昇したので、同日の朝10時にすべての株を110万円で売却しました。
翌日の13時にＡ社の株を105万円分購入し、同日の14時に120万円で売却しました。
この場合に、最初の取引をした３営業日後の口座に100万円しか入っていればよい。
最初の取引をした４営業日後の口座に105万円入っていればよい。

回答No.8

makachinn · ベストアンサー

（パターン１）

　　口座残高　　100万
　　 Ａ株購入　　100万　　　　買付余力　 　0
　　 Ａ株売却　　110万　　　　買付余力　110万
　　　※同一受渡日における同一銘柄(同一資金)での日計り取引、
　　　　　通称「ループトレード取引」の拘束金となり、この資金で、Ａ銘柄を再度
　　　　　購入することはできません。他銘柄の買付には充当できます。

　　-----------------　理由　--------------------

　　　　現物取引での差金決済に該当するためです。
　　　　何故、同じ銘柄なら差金決済、他銘柄なら差金決済に該当しないか？

　　　　約定日を含め４営業日目の受渡しを想像して下さい。
　　　　株式の受渡しは、現物・信用を問わず、
　　　　取引所の清算機構を通じ、必ず現金と現物(株券)の受渡し清算を行ないます。
　　　　【今日、大半は口座・帳簿上の移動で行ないますが】

　　　　さて、同一日にＡ株を１株買い→１株売り→１株買い、を行なった場合、
　　　　約定日を含め４営業日目の受渡しでは、２株の買い、１株の売りとなり、
　　　　２株買いに相当する現金が必要になります。
　　　　他銘柄の場合は、これが起こりません。

　　---------------------------------------------

　　従って、再度Ａ株105万で購入するためには、現時点で(ネット証券完全前受制の場合)、
　　205万円が必要です。

（パターン２）

　　既にパターン１でご説明しましたように、他銘柄の場合は、ループトレード取引
　　拘束金に該当しません、従って、現時点で(ネット証券完全前受制の場合)、
　　100万が口座にあればＯＫです。

（パターン３）

　Ｘ営業日
　　口座残高　　100万
　　 Ａ株購入　　100万　　　　買付余力　 　0
　　 Ａ株売却　　110万　　　　買付余力　110万

　Ｘ＋１営業日
　　口座残高　　110万
　　 Ａ株購入　　105万　　　　買付余力　 　5万
　　 Ａ株売却　　120万　　　　買付余力　125万

　　従って、Ｘ営業日(ネット証券完全前受制の場合)に100万が口座にあればＯＫです。

（追加のご質問）

　基本
　　ネット証券完全前受制の場合、
　　　(1)株式を買付けた場合、受渡し清算が済むまで、買付代金は約定時に拘束され、
　　　　　"出金"はできない。(上段のループトレード拘束金とは別の話です)
　　　(2)買付け余力は、約定日を含め４営業日ごとの受渡し清算の姿、
　　　　　すなわち４営業日ごとの受渡しを反映させた残高を、現時点に引き直して
　　　　　表示し、これに基づいて売買が可能となっています。

　10/24(月)
　　Ａ株購入　　100万 →　受渡しまで拘束
　　Ａ株売却　　120万　　　　買付余力　120万

　10/26(水)
　　口座残高　　120万
　　 Ｂ株購入　　 50万 →　受渡しまで拘束
　　　　　　　　　　　　　　 買付余力　 70万
　10/27(木)
　　Ａ株受渡し、現金残高120万円、現物買付余力70万、出金余力70万となります。

　10/31(月)
　　Ｂ株受渡し、現金残高70万円、現物買付余力70万、出金余力70万となります。

では、では、がんばって下さい。
尚、何日目と言う場合、例えば、今日から３日目と言った場合、
今日を含めるか、含めないかで答えがちがいます。証券の世界では、
すべて、約定当日を含め○○営業日目と表現します。証券マンが入社して最初に習うことは、受渡しは"約定日を含め４営業日目"だそうです。

回答No.7

masuling21

「10/24(月)にＡ社の株を100万円分で購入し、同日に120万円で売却した。
10/26(水)にＢ社の株を50万円分購入したとします。

この場合には、10/27(木)の早朝の時点で、口座には100万円はいっているとみなせばよいのか、-100+120の20万円分はいっているとみなせばよいのか。
それとも-100+120-50の30万円の不足しているとみなせばよいのか。
が分からないのです。ご教授ねがえますでしょうか」

資金１００万とした場合、２４日Ａ社買付時点で余力０円、２４日、売却時点で買付余力が１２０万、２６日、Ｂ社買付時点で買付余力は７０万円（１２０万－５０万）になるはず。２７日買付余力は７０万円。

ネット証券だと、買い注文のときに代金相当額（成行はストップ高+手数料、指値は指値＋手数料）の買付余力がなければ、注文できません。必要入金額が日毎に
出るので、注意していれば良いです。
営業担当者を通すなら、担当者に聞けば教えてくれます。

参考までに。投資は自己責任でお願いします。

回答No.6

masuling21

前の回答は、違ってました。
同一銘柄、同一資金、ネット証券、現物取引、前金制が条件です。

資金１００万だと、買い→売り、または、売り→買い、のどちらかしかできません。

買いから始める場合、売りから始めるのは、下のほうを、、、。
リンクがうまくいかない場合は、失礼しますが。

https://monex2.e-srvc.com/cgi-bin/monex2.cfg/php/enduser/std_adp.php?p_faqid=1482

回答No.5

masuling21

ネット証券で完全前受け金制で現物取引の場合、パターン（１）とパターン（2）の１４時の取引は注文そのものができないはずです。
このパターンが、典型的な差金決済取引にあたるのです。

パターン（３）は、持ち越ししているので問題ないと思います。

回答No.4

inu2

簡単に言えば、同日同銘柄の買付注文のみの合計金額が口座に入っていれば問題ありません

要は、リアルタイムで売買が出来るけど実際のお金の動きとしては市場が終了した時点で決済します

回答No.3

garnetscrein

日付　　
１０　100万円買い：110万円売り
１１
１２
１３　100万円株券受け取り日＝100万円出金。
１４　朝一で100万円株券受け渡し＝100万円入金。
１５
１６
なので、P1（パターン１）は合ってます。
P2は、証券会社の規約により可能な場合もあります。
P3は、合ってます。
実際、お金受け渡しまで何も動けません。

回答No.2

jay_japan

（パターン１）の

> （パターン１）
> 朝９時にＡ社の株を100万円分購入しました。
> 株価が上昇したので、同日の朝10時にすべての株を110万円で売却しました。
> 同日の13時にＡ社の株を105万円分購入し、同日の14時に120万円で売却しました。
> この場合に、３営業日後に口座に100万円しか入っていないようではダメで、205万円なければいけない。

これを読んでいて、もしかしたらネット証券と電話などによる対面取引とでは、ルールが異なったりするのかなと思いましたが、どういう取引をされる予定ですか？オンラインでパソコンでトレードでしょうか。

下記のリンクに以前ライブドア証券の差金決済に関して、私が答えたものがあります。

ライブドアの場合、

> 朝９時にＡ社の株を100万円分購入しました

ここで100万は事前に必要です。

> 株価が上昇したので、同日の朝10時にすべての株を110万円で売却しました。
> 同日の13時にＡ社の株を105万円分購入し、同日の14時に120万円で売却しました。

この２度目の購入に関して、口座に205万円（最初の100万＋105万）が必要になります。最初の100万は拘束対象になるからです。

もしかしたら証券会社によって、パソコントレードでも昔みたいに４営業日に入金で問題ないところもあるのでしょうか。

参考URL：

http://oshiete1.goo.ne.jp/kotaeru.php3?q=1699964

回答No.1

m-tahara

どれも合っています。

　差金取引となるのは、同じ銘柄を同じ日に同じ資金で二回買うことが出来ない、というものですので。

　ちなみに、疑問に思っていらしたのはどのような点だったのでしょうか。

補足

まだ株式投資を勉強し始めた身ゆえの疑問でした。
私が心配しているのは、口座にいくら入っていればよいのかというのを知りたかったのです。
ほかに心配していることとして

10/24(月)にＡ社の株を100万円分で購入し、同日に120万円で売却した。
10/26(水)にＢ社の株を50万円分購入したとします。

この場合には、10/27(木)の早朝の時点で、口座には100万円はいっているとみなせばよいのか、-100+120の20万円分はいっているとみなせばよいのか。
それとも-100+120-50の30万円の不足しているとみなせばよいのか。
が分からないのです。ご教授ねがえますでしょうか。