• 締切済み

静電気について

静電気の発生メカニズムについて教えてください。静電気にはプラス、マイナスの種類があるのですか?  帯電しない金属はありますか? 非金属に帯電した静電気を金属に接触させると放電してしまうのでしょうか? そのエネルギーを利用したいと思っているのですが・・・

  • 科学
  • 回答数3
  • ありがとう数48

みんなの回答

  • yurian
  • ベストアンサー率0% (0/1)
回答No.3

物質は原子から成り立っているというのはご存じですね。原子は中心に原子核を持ち、その周囲には電子が太陽系の惑星みたいに何重にも軌道を作って回っています。また各々の軌道には内側軒道から順番に電子の入る個数が決まっていて、外側に行くほど数が多くなるのと同時に、外からのエネルギーが加わると容易に軌道から飛び出してしまう性質を持っています。また最外の軌道に入るべき電子の個数が満たされているほど原子核としては安定します。数が足りないほど不安定になり、外から電子を投げ込んでやると直ぐ軌道に収まろうとするし、外からちょっかいを出すと直ぐ飛び出そうとします。この性質を用いて化学反応が行われるわけで、特に電気を生じさせる代表選手が電池です。一方、化学反応や発電畿を使わないで電気が起きる現象を静電気と言います。セルロイドの下敷きを髪の毛にこすりつけると毛が下敷きにくっついたり、化繊の服を着ていて金属に触るとバチッと来たりするのは「こする、熱する、圧迫する・・」などの外からのエネルギー作用によって先ほどの最外電子が自由に飛び回るからです。物質を構成する原子の数を考えればそのかずの電子が飛び回ることになりますね。また電子が抜けた(或いはもともと無い)部分は穴が空くことになり不足電子に見合った数出来るわけで、電子がマイナスですから穴(ホール)はプラスの性質を帯びます。通常固体ではその外には出ませんが、込み合っている内部よりも表層側に出ようとします。電子とホールの数がアンバランスだからこそ電子が飛び回りやすくなるので、表層側はいつしかプラスまたはマイナスに帯電することになります。ここで同じ極になった2種の物質を持ってくれば反発し異種の極であれば引き合うことになり接触すれば電気になって放電します。逆に安定元素の金属は帯電しにくく電気も流れにくい。でもパワーは微小だからエネルギー利用するなら雷程度が必要?

muuchan
質問者

補足

早速のご回答ありがとうございました。 静電気が発生する原理は理解できました。帯電しない物質は無い事も。でも同時に新たな疑問が生じてきて、再び質問させていただきます。 1.セルロイドの下敷きで髪をこすると下敷きに髪がくっつくのは、下敷きがマイ   ナス電荷で、髪の毛は電子を放出したプラス電荷の状態だからなんですよね。では、静電気でホコリを吸着するナイロンブラシの類はどうなのでしょうか? ブラシがマイナス電荷、ホコリがプラス電荷なんですか? もしそうであれば、ホコリはどうやってプラスに帯電するのでしょう? 2.たしか物質の帯電のしやすさには序列があって、その度合いの差が大きい物質どうしを擦り   合わせると、より強い静電気が発生するものだと記憶しています。こうやって発生させた静   電気を、導電性のある金属を通して別の非金属に送る(帯電させる)ことは出来ますか?   効率はすごく悪そうですが、不可能ではない気がするのですが、いかがでしょうか。 以上が現在、私のなかで悶々と渦巻く疑問です。どうか解決へ導いてください。お願いします。

noname#25358
noname#25358
回答No.2

 まず静電気の発生メカニズムですが、物質同士をこすり合わせると電子が帯電しやすい方に移動します。つまり、片方に電子が帯電するわけです。その状態で帯電量の少ない物質に近づけると、電子が均衡を保とうとして移動します。このときに例の「バチッ」という刺激が走るのです。  次にプラス/マイナスの種類ですが、陽電子(ポジトロン)という素粒子が存在するので理論上はプラスの静電気というものもありえますが、陽電子は1秒以上この世に存在することはできないので、実質的には静電気は全てマイナスです。  帯電しない物質はあるかということですが、これはありません。ただし、物質によって帯電しやすい/しにくいの差異があります。(でなければ電池は作れません)  要するに、静電気をどこかに蓄積して、それを電池として使いたいんですよね? たぶん、不可能だと思います(笑) 静電気はどんどん放散してしまう性質がありますので。それだったら手回しの発電器とニッカド電池の充電器を接続して、それで発電した方が遙かに高効率だと思います(笑)

muuchan
質問者

補足

早速のご回答ありがとうございました。 静電気が発生する原理は理解できました。帯電しない物質は無い事も。でも同時に新たな疑問が 生じてきて、再び質問させていただきます。 1.セルロイドの下敷きで髪をこすると下敷きに髪がくっつくのは、下敷きがマイナス電荷で、   髪の毛は電子を放出したプラス電荷の状態だからなんですよね。では、静電気でホコリを吸   着するナイロンブラシの類はどうなのでしょうか? ブラシがマイナス電荷、ホコリがプラ   ス電荷なんですか? もしそうであれば、ホコリはどうやってプラスに帯電するのでしょう? 2.たしか物質の帯電のしやすさには序列があって、その度合いの差が大きい物質どうしを擦り   合わせると、より強い静電気が発生するものだと記憶しています。こうやって発生させた静   電気を、導電性のある金属を通して別の非金属に送る(帯電させる)ことは出来ますか?   効率はすごく悪そうですが、不可能ではない気がするのですが、いかがでしょうか。 以上が現在、私のなかで悶々と渦巻く疑問です。どうか解決へ導いてください。お願いします。

  • harlly
  • ベストアンサー率12% (1/8)
回答No.1

静電気の発生は2つ物体の摩擦や接触により、物体を形作る原子のなかの電子が偏って存在するようになるために起こります。ですから、片方は+に帯電し、もう一方は-に帯電します。もちろん金属も原子の集まりですから、帯電します。しかし一般に金属は電気をよく通すので、アース(地球は大きいので電気を流しても電位が変わらない)に接触した瞬間に静電気はアースに流れ、帯電は無くなります。 静電気を利用しているものといえばコピー機があります。コピー機は紙を帯電させ、(帯電原理は省略します)黒い粉(トナーと言います)を付着させ、熱などで紙に焼きつけ文字等を描いています。

参考URL:
高校時代の物理の教科書
muuchan
質問者

補足

早速のご回答ありがとうございました。 静電気が発生する原理は理解できました。帯電しない物質は無い事も。でも同時に新たな疑問が 生じてきて、再び質問させていただきます。 1.セルロイドの下敷きで髪をこすると下敷きに髪がくっつくのは、下敷きがマイナス電荷で、   髪の毛は電子を放出したプラス電荷の状態だからなんですよね。では、静電気でホコリを吸   着するナイロンブラシの類はどうなのでしょうか? ブラシがマイナス電荷、ホコリがプラ   ス電荷なんですか? もしそうであれば、ホコリはどうやってプラスに帯電するのでしょう? 2.たしか物質の帯電のしやすさには序列があって、その度合いの差が大きい物質どうしを擦り   合わせると、より強い静電気が発生するものだと記憶しています。こうやって発生させた静   電気を、導電性のある金属を通して別の非金属に送る(帯電させる)ことは出来ますか?   効率はすごく悪そうですが、不可能ではない気がするのですが、いかがでしょうか。 以上が現在、私のなかで悶々と渦巻く疑問です。どうか解決へ導いてください。お願いします。

関連するQ&A

  • 静電気(放電時のマイナス電気の動き)

    プラスに帯電してる人が、電気的に中和してる金属ドアノブにさわると「バチッ」と放電しますが、この時のマイナス電気の動きはどうなっているのでしょうか?この時、ドアノブのマイナス電気がプラスに帯電してる人に移り、その人は電気的に中和し安定して、今度はドアノブがプラスに帯電するのでしょうか?(色々なサイトを調べてみた処、静電誘導までの電気の動きの説明はあるのですが、放電時の電気の動きに関しては、まるで避けてるようにありません)

  • 原因不明の静電気

    静電気体質のため、普段金属に触るときは除電キーホルダー(帯電しているとランプが光るタイプと、振動するタイプの2種類)を接触させているのですが、最近以下のようなことが頻繁に起こり、原因が分からず困っております。 (1)金属に接触→ランプが光らない(もしくは、振動しない)→金属に触れようとしたら「パチッ」 (2)金属に接触→ランプが光らない(もしくは、振動しない)→(1)の例があるので、まず爪で金属に接触→ショックなし→安心して指先で触れようとしたら「パチッ」 ※どちらのタイプも故障はしておりません(おそらく)。 理解できないのは、「パチッ」と放電するということは、帯電していたはずなのに、なぜランプが点灯しないのか(もしくは、振動しないのか)?ということと、爪で触れたときになぜ何も起きないのかということです。帯電していれば爪で触れた時点で放電が起こるはずです(経験上)。 以上ですが、どなたか原因が分かる方がおられましたらご教示頂ければ幸いです。 ※キーホルダーが故障していない(正常)という前提で、上記のようなことが起こる理由の分かる方の回答をお待ちしております。 ※静電気対策の質問ではありませんので、「ハンドクリームで保湿すればよい」「静電気防止スプレーを使えばよい」等の回答は結構です。

  • 静電気

    静電気は帯電し乍放電しないのか? 何かしらに接触してるから、そうおもいましたが。

  • 金属に強烈な電気を近づけるとどうなるか?

    金属に思いっきり強烈な電気を近づけると、金属はどうなるのでしょうか?但し、電気と金属と接触させないようにし放電もさせないようにします。

  • 静電気について

    接触や摩擦などにより、お互いに違う極性(プラス、マイナス)に帯電した 物体A,Bがあるとします。 その時、これら二つの物体A,Bが近づいたときに互いに違う極性の静電気 がたまっているのでクーロン力が働き、くっつくのですが、 この時物体が接触するということなので、A,B間で電子の移動が起き、それぞれの 電荷の偏りがなくなって、結果くっつかなくなるのではないでしょうか? ご回答をお願いいたします。

  • 【電気】凄い発見をしたので聞いてください。 物凄

    【電気】凄い発見をしたので聞いてください。 物凄い巨大なコンデンサを完全放電させた状態で放電を辞めてアースをプラス、マイナス端子から外して電圧を測ると自然に1.4Vの電気がコンデンサ自ら発して作り出していることに発見しました。 1.4Vということは、さらに大きなコンデンサを手に入れたら勝手に半永久的に単三電池の1.5Vをひたすら自然界の空気エネルギーから乾電池1本分の電気エネルギーを取り出せる。 豆電球なら一生球が切れるまで発光し続けるのでは?

  • ラップを引き剥がす時に発生する静電気に関してです

    質問は以前もしたのですが、難しい内容なのか別の質問箱でもなかなか回答が付かず、質問する側も勉強不足や整理不足で未消化で終わりました。 再び挑戦しており、検索して上位で引っかかるサイトは見ましたが、静電気は発生するとは書かれていますが、分かりやすい仕組の内容はイマイチ見つかりませんでした、ヒントとなる様な内容はありましたが。 自身はこの様な科学係は素人で、ラップを剥して静電気が発生してくっつく仕組みを分からない素人に説明しようと内容を作成中しましたで。(1)~(4)の内容が合っている、間違っている、足らない、直した方がよい点を、他に疑問点2つを教えて下さい。 内容的に電子、原子、中性子、陽子とは何ぞやあたりの話も関係するのでしょうが、この部分はまた回を改めるとして、ラップを剥して静電気が発生する仕組みをなるべく平たくあまりに専門的な言葉は除いてと考えています、とはいえ電子、帯電などの言葉は出ますが。 もしかしたら再びお尋ねするかもしれませんがその都度お答えいただける方、よろしくお願いします。 (1) ラップを引きはがす時に、引きはがされる方から引きはがす方に、元からラップにあるマイナスの電子が移動する。引きはがす方に、移動した電子がたくさん集まり、受け取る事を帯電、この帯電した状態を静電気が発生するという。 この場合は引きはがすという行為ですが、物質をくっつける、こすり合わせる、衝突させる、引きはがすなど衝撃を与えると静電気が発生する現象が起きる。 引きはがした方のラップにはマイナスの電子だけが多く移動するので、この状態をマイナスに帯電するという、早い話が、マイナスの電子だけがたくさん集まって静電気が発生するという事。 引きはがしたラップがマイナスに帯電するのは、ラップの原料にマイナスの電子を引き寄せやすい塩素という原料が含まれているから。プラスに帯電する物質もある。 (2) ラップを引きはがす事により生じる電子の移動により(ラップの場合はマイナスに)帯電する事を、剥離帯電という。引きはがす速度が速いほど移動する電子の数、帯電量が多くなる性質がある。 ラップを早く引き剥がして、ラップ同士がくっつく事があるが、早く引きはがすと静電気も強くなり、この様な状態が起きる。ゆっくり引き剥せば、この様な状態は生じない。 この時、ラップ同士がくっ付くのは、引きはがした方に帯電したマイナスの電子と、引きはがされた方のラップのプラスの電子が引き合いくっつくから。 (3) 髪の毛と下敷き(素材は塩化ビニールなど)で髪の毛をこすると、下敷きに髪の毛が付くが、下敷きは髪の毛からマイナスの電子を受け取りマイナスに帯電する。下敷きと髪の毛の摩擦によって生じるので摩擦帯電という。 (4) 引きはがしたラップに移動したマイナスの電子と、ラップをかけようとする皿などの表面のプラスの電子が引き合いくっつく、これを静電気的結合という。 疑問 ラップを何度も使用するとくっつかなくなるのは、ラップの表面のマイナス電子が容器の表面のプラス電子とくっつき表面から無くなっていくからでしょうか。 生じた静電気によりファンデルワールス力と減圧吸着の威力が増す様な事はあるのでしょうか。 以上ですが、お分かりの方、ご存知の方よろしくお願します。

  • 静電気について

    物理の静電気の問題で、分からないことがあります。 お分かりになる方がいらっしゃれば教えて下さい。 お願いします。 『絹糸につるした帯電していない2球A,B(金属)を接触させ、 正に帯電させたガラス棒PをAの方向に近づける。 次にBをAから離してから、Pを遠ざける。 操作後、2球A,Bの電荷は正、負、帯電していない、のどれか。 答え:Aは負、Bは正に帯電する』 解説には、A,Bは金属なので帯電帯の近くで静電誘導が起こった、とあります。 正のガラス棒と帯電していない球を接触させ、どこから負の電荷が生まれるのでしょうか…? よろしくお願いします。

  • 静電気の放電の原理

    静電気の放電(大は雷、小は衣服のパチパチ)はプラスの電気とマイナスの電気が一緒になるときエネルギーレベルが落ちるのでその差が光と熱と音になるのでしょうか。 それとも、空気の分子を差のエネルギーで励起して、それらが元のエネルギーレベルに戻るとき、光と熱と音を出すのでしょうか。 また、雷のようにエネルギーが大きいときはそのエネルギーで空気中のちりなどが燃えて光と熱を出すということもあるのでしょうか。 身近なことなのにわからないでどなたか教えていただけないでしょうか。よろしくお願いいたします。

  • ラップを引き剥がす時に発生する静電気に関してです

    質問は以前もしたのですが、難しい内容なのか別の質問箱でもなかなか回答が付かず、質問する側も勉強不足や整理不足で未消化で終わりました。 再び挑戦しており、検索して上位で引っかかるサイトは見ましたが、静電気は発生するとは書かれていますが、分かりやすい仕組の内容はイマイチ見つかりませんでした、ヒントとなる様な内容はありましたが。 自身はこの様な科学係は素人で、ラップを剥して静電気が発生してくっつく仕組みを分からない素人に説明しようと内容を作成中しましたで。(1)~(4)の内容が合っている、間違っている、足らない、直した方がよい点と、他に疑問点2つを教えて下さい。 内容的に電子、原子、中性子、陽子とは何ぞやあたりの話も関係するのでしょうが、この部分はまた回を改めるとして、ラップを剥して静電気が発生する仕組みをなるべく平たくあまりに専門的な言葉は除いてと考えています、とはいえ電子、帯電などの言葉は出ますが。専門の方が見たらつたない表現も有ると思いますがあまりに専門的な言葉は除いて分かりやすい説明と考えています。 もしかしたら再びお尋ねするかもしれませんがその都度お答えいただける方、よろしくお願いします。 (1) ラップを引きはがす時に、引きはがされる方から引きはがす方に、元からラップにあるマイナスの電子が移動する。引きはがす方に、移動した電子がたくさん集まり、受け取る事を帯電、この帯電した状態を静電気が発生するという。 この場合は引きはがすという行為ですが、物質をくっつける、こすり合わせる、衝突させる、引きはがすなど衝撃を与えると静電気が発生する現象が起きる。 引きはがした方のラップにはマイナスの電子だけが多く移動するので、この状態をマイナスに帯電するという、早い話が、マイナスの電子だけがたくさん集まって静電気が発生するという事。 引きはがしたラップがマイナスに帯電するのは、ラップの原料にマイナスの電子を引き寄せやすい塩素という原料が含まれているから。プラスに帯電する物質もある。 (2) ラップを引きはがす事により生じる電子の移動により(ラップの場合はマイナスに)帯電する事を、剥離帯電という。引きはがす速度が速いほど移動する電子の数、帯電量が多くなる性質がある。 ラップを早く引き剥がして、ラップ同士がくっつく事があるが、早く引きはがすと静電気も強くなり、この様な状態が起きる。ゆっくり引き剥せば、この様な状態は生じない。 この時、ラップ同士がくっ付くのは、引きはがした方に帯電したマイナスの電子と、引きはがされた方のラップのプラスの電子が引き合いくっつくから。 (3) 髪の毛と下敷き(素材は塩化ビニールなど)で髪の毛をこすると、下敷きに髪の毛が付くが、下敷きは髪の毛からマイナスの電子を受け取りマイナスに帯電する。下敷きと髪の毛の摩擦によって生じるので摩擦帯電という。 (4) 引きはがしたラップに移動したマイナスの電子と、ラップをかけようとする皿などの表面のプラスの電子が引き合いくっつく、これを静電気的結合という。 疑問 ラップを何度も使用するとくっつかなくなるのは、ラップの表面のマイナス電子が容器の表面のプラス電子とくっつき表面から無くなっていくからでしょうか。 生じた静電気によりファンデルワールス力と減圧吸着の威力が増す様な事はあるのでしょうか。 ラップの表面には少し粘り気がありますが、これは原料により生じる、皿や容器と粘着させるためのものと考えていいでしょうか。 以上ですが、お分かりの方、ご存知の方よろしくお願します。