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死刑と長期の懲役

長期の懲役になると自殺したがる人がいるので、刑務所では自殺防止措置がとられているそうですが、なぜ死刑が刑罰の中で一番重い刑とされているのでしょう? 昔の刑罰は残虐な方法で死刑が執行されていましたから意味がわかるのですが、現代の死刑はむしろ安楽死で死刑になりたいから犯罪を犯す人がいるくらいで、刑罰の意義からして整合性に欠けるような気がするのですが。 有期懲役刑に処された人が死刑を望んでもそうしてもらえないのも不合理な気がします。どうしてでしょう?

noname#19228
noname#19228

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  • nep0707
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回答No.2

>なぜ死刑が刑罰の中で一番重い刑とされているのでしょう? 一時的には「刑法10条でそう決まっているから」となりますが、 たぶんそんな答えを欲しいのではないでしょうから… とはいえ、結局は「立法府がそれが妥当と考えている」に落ち着きます。 結局「どの価値観がより多く支持されているか」って問題に帰着します。 で、昔も今も、生命を奪うことは自由を奪うことよりもペナルティとして重い、 という考え方はそれなりに支持されていると思いますよ。 「私はそう思わない」といったとしてもそれは価値観の違いってもんで、 その価値観が一定の支持を集めるようになれば それが新しいルールに反映されていくでしょうし、 支持を集められなければそれまで、でしょう。 >現代の死刑はむしろ安楽死で死刑になりたいから犯罪を犯す人がいるくらいで そういう人が「死刑になるのをおそれて犯罪を思いとどまる人」に比べて 無視できないほど多いのなら、見直す必要もあるでしょうが… # ちなみに私は「どちらも極めてレア」だと考えています。 >有期懲役刑に処された人が死刑を望んでもそうしてもらえないのも不合理な気がします。 これは「本人が望めば、国家が国民の命を奪うことが許されるのか?」 というテーマを含んでいることを承知の上での問題提起ですか? 尊厳死問題も含めて、いろいろと意見が分かれる問題だとは思いますが、 今のところは、やはり多数の支持を得られているとはいえない価値観だと思いますよ。 (今なお意見が分かれている、という意味で) なお、 >海外の法律では「釈放なしの無期懲役」とか >「懲役100年を超える」とかの罪状があります。 日本は基本的には大陸法系ですけど、 大陸法系の国で「釈放なしの無期懲役」を採用している国はたぶんないと思います。 (強いて言うならスウェーデンだけど…恩赦で救済しているって聞くし) また、懲役100年とかは、 単一の犯罪の法定刑ではなく日本でいう併合罪処理の問題ですが、 自由刑の単純加算主義を採用している国、私はアメリカ以外に知らないです。

その他の回答 (1)

回答No.1

海外の法律では「釈放なしの無期懲役」とか 「懲役100年を超える」とかの罪状があります。 しかし、現行法では死刑以外では「無期懲役」が最高刑で 最高でも15年程度問題なく過ごせば仮釈放が認められ 刑務所を出て法律に違反することをしなければ 懲役も免除されるのです。 日本では裁判で「死刑」が確定してから 実際に執行されるには法務大臣の許可が必要なので いつ執行されるかはわからない。 その間の「いつ執行されるのか?」と言う恐怖を感じるのも想像を絶する恐さであろうと思う。 >有期懲役刑に処された人が死刑を望んでもそうしてもらえないのも不合理な気がします。 それでは自殺ほう助になってしまいますよ。 死刑が犯罪の抑止になっているのは事実です。 死刑廃止した国もありますが、犯罪は減っていません。 だから日本は死刑廃止にならないのではないかと 思います。

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