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ボーイングのコツ
バイオリンをやってます。 しかし、ボーイングがどうも不恰好でずっと気になってます。弓は一応まっすぐ動くのですが、どうも手の動きが格好良くないんです。 今も先生について習ってるんですが、先生からも「なんとなく不自然」と言われるのですがどうしたらいいものかなかなか分からないみたいです。 そこで、自分はこうしてる、こうしたらよくなった、こうしたらどうかと先生にいわれた、という方いらっしゃいましたら参考までに教えていただければと思います。ボーイングの種類はデタッシェや全弓のロングトーンなどの基本的なものです。
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- otschan
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No.1の者です。 >ちなみに、手首を出さないとはどういう状態のことをいうのでしょうか?ダウンで弓先で弾くときに手首を前に押し出す動作とは違うのですか? 言葉足らずですみません。言葉で説明するって難しいですね。(笑) 手首を「山状」にせず、「谷状」にするということです。手を少し上げて手首の力を抜くと手がだらんと下がると思いますが、それがここでいう「山状」です。その反対が「手首を出さない」ということです。腕と手の甲の間の角度が180度より小さくなる状態です。 「ダウンで弓先で弾くときに手首を前に押し出す」という説明は聞いたことがなかった(or 記憶になかった?)のですが、そのようにしようとすると、必然的に、手首の形が私が書いたのと同じような形になるみたいです。 ただ、これまで、弾くときにあまり手首は意識してきませんでした。結果として、「手首を前に押し出す」ような形になっているみたいです。 私の場合、ボーイングを変えたら、弓が弦に吸い付くような感じで弾くことができるようになり、特に、アップで音を出すときの音の出だしが安定しました。どんな弾き方であれ、弓が弦に吸い付くような感じで弾くことができれば、それがいい弾き方なのではと思います。 No.3の方が書かれているように、人によって身体の特徴(たとえば、手の長さ)が違うので、それぞれの人にあった型があるという話は聞いたことがあります。 ご自分にあった型をつかむことができるといいですね。
- Stella_Maris
- ベストアンサー率29% (102/345)
ビオラ弾きですが一時バイオリンの先生について習ってました。 どのように変なのか分からないので思いつくことを書いてみます。 指弓はされてますか? 手首と手先の間には厳密に言うと2箇所動く部分があります。 手首(普通に脈を取る辺り)をもう片方の手で持ってぶらぶらさせると手が動きますよね。 その動いてる関節の辺りを、やはりもう片方の手で軽くつかんでもう一度ぶらぶらさせてください。 ほんの数ミリぐらい?先(手の甲に近い方)にもう一箇所動く関節があることが分かると思います。 ボーイングの時は、主にこの関節を使います。 そして、ダウン→アップに変わる瞬間はまだ手首はダウンの姿勢のままで、指の関節でアップにする姿勢をとります。 弓は勢いで少しダウンした後、指についていってアップに変わります。アップの時はこの逆の動作です。 指弓を使うことで、ぎくしゃく感がなくスムーズに弾けるようになります。 (表現力が乏しいので分かりにくくてごめんなさい) あと、細かい移弦の時は腕から動かさず、手首から先を動かします。でないと早いパッセージが弾けません。 「セブシック」という教本を使えばこの辺りは分かると思います。 それから普通の移弦でも、楽器の方はあまり動かさず、各弦を弾く時の腕の位置を覚えておくようにしてください。 弦と弓は直角になるようにかみ合ってますか? 手首をしっかり使わないと、弾いてるうちに弓が駒よりになったり指板よりになったりしてカスカスの音になってしまいます。 これも身体で角度を覚えるようにしてください。 何より、そばで見ておられる先生とよくご相談されることが一番と思います。 私は今2番目の先生(大学の先輩ですがプロのビオリストの方)について基礎から教えてもらってます。 今まで教わらなかったことを色々教えてもらって大変勉強になります。 その先生の言葉では「弾き方にもある程度その人の“型”というものがある」そうなので、r4hiroさんに合う“型”を見つけられるといいですね!
お礼
ご返答ありがとうございます。 手首の数ミリ先にもう一箇所動く関節…。うーん、どこだろう…(文字だと難しいですよね)。 指弓については、先生から動かし方だけは教わりましたが、指は意識して動かしてはいけないと教わり、あまり深くは教わりませんでした。自分でもあまり指弓は意識していませんでした。 手首の使い方も私は良く知りません。 これもやはり、「手首は動かすものではなく、動かされるもの」と教わりました。 私の先生は手首と肘の間から見えない糸が出てると思ってこの糸を引っ張られてるように弾くと言ってました。ちょっと文字だと分かりづらいですが…。 これからは手首から先の動かし方等も先生に聞く機会があれば聞いてみたいと思います。 非常に参考になりました。 ありがとうございます。 それにしてもボーイングは奥が深くて難しいですよね。
見ていないので何がどう不自然なのか分からなくて的確なことは言えませんが, 先生について習ってられるなら,直接に指導を受けるのが一番いいです。 でも,その先生もどう言っていいのかわからないような, はっきりとした特徴がない不自然さということなのですね。 でも,不自然さがあるなら教える側も見ていて気になりますので, きっと,今の先生が原因を見つけて整理してくださると思います。 姿勢そのものに原因があるかもしれないし, 楽器の持ち方に原因があるかもしれないし, 弓の持ち方や手首の角度かもしれないし, 手首や指の使い方かもしれないし, 右手の肘の高さに原因があるかもしれないし・・・と, いろいろ想像はできますが,見てないので何とも言えません。 テレビでオーケストラやソリストの演奏を見る機会があれば, それぞれの演奏者の手の使い方,肘の高さなど,自分と比較してみるのも 何かのヒントになるかもしれません。
お礼
ご返答ありがとうございます。 私も自分なりに色々と試してきました。 ガラミアンなどの技術書を読んだり、楽器や弓の持ち方を変えてみたり、肘の高さを変えてみたり…。 学生時代は学生オケに所属していましたが、演奏会のビデオを観るとなんだか自分だけボーイングが変… 原因がはっきりしないので非常に悩みました。 バイオリンをやっている以上、この悩みは尽きそうにもないです。プロの演奏家はなぜあんなきれいなボーイングが出来るのか不思議で仕方がありません。
- otschan
- ベストアンサー率46% (13/28)
アマチュアのバイオリン弾きです。 ボーイングの場合、いろんな人の話を聞いていると、先生によって型も教え方も違うみたいです。ですから、あくまでも、私が教えられたこと、として読んでください。 私の場合、現在、3人目の先生についていますが、2人目の先生にボーイングを徹底的に教えられたおかげで、ずいぶん音が安定し、しっかりとした音が出るようになりました。 その先生の教え方は・・・ ・弓の中程から先を使って(あまり先まで使わない)、四分音符を、ひじから先だけで続けて弾く。 ・その際に、手首を出さない(=ひっこめる)。 ・そして、弓が動いても手の形は変わらないようにする。つまり、手が地面と変更に動く感じになります。(手(指)の上にマッチ箱を置き、落ちないように練習しました。手首が出たりして手が傾くとマッチ箱は落ちてしまいます。) 文字で書くのは難しいのですが、この練習をしていると、弓が安定し、とくにアップで音が始まるときに、しっかりと音が出るようになりました。 もちろん、これが役に立つのは、弓の中程から先の方で引くときであって、もちろん、全弓でロングトーンをするとき、弓のもとでは、ひじから先だけではなく、腕全体で弾きます。 ただ、先に書いたように、あくまでも、私の先生が薦める、ボーイングの型です。(たとえば、手首を引っ込めずに弾くようにしているという人もいるみたいです。) あと、これは3人の先生に共通して教えられたことですが、全弓で弾くときに、弓の先に行くにしたがって人差し指に腕の重みが載るようになり、元に行くにしたがって今度は小指で弓を支えるようになるということです。 これもけっこう役に立っています。 よいボーイングができるといいですね。
お礼
ご返答ありがとうございます。 ボーイングって本当に教え方が色々ありますよね。 肩(肩甲骨)から動かす、とか肘から上はなるべく動かさずに弾くとか、手首で腕を持ち上げる、下げるとか…。 マッチ箱を置いて弾く、という練習法をとる先生は結構いらっしゃるみたいですね。 ちなみに、手首を出さないとはどういう状態のことをいうのでしょうか?ダウンで弓先で弾くときに手首を前に押し出す動作とは違うのですか?
お礼
なるほど、よく分かりました。 これからは手首の角度にも気をつけてみようと思います。ありがとうございます。 ボーイングが格好良くないのは身体の特徴のせいかなと思ったこともありました。私は身長のわりに腕が短く、手も小さいので、自分としてはもっとスマートに格好良く弾きたいのに、それが出来ないのはこのせい…? …でもそれをいってもどうしようもないので、少しでもいい音になるよう、これからも練習していこうと思います。