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教育社会学の標準的・一般的な教科書について
専門家・大学院在学生にお願いです。 素人を啓蒙ください。<(_ _)> 教育社会学の標準的・一般的な教科書を探しています。 # 社会学のそれではありませんので,念のため。 できるだけ本流のものが好ましいです。
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質問者が選んだベストアンサー
教育学を修め、思想史的にはイリイチを研究した者です。 何が「本流」なのかは視座によって異なってきます。もしかしましたら質問者様のご希望に添わないかもしれませんが、その点はご寛恕ください。 1.吉本隆明・山本哲士『教育学校思想』日本エディタースクール出版部 1500円 2.パウロ・フレイレ『被抑圧者の教育学』亜紀書房 1,845円(税別) 3.佐々木賢 松田博公『果てしない教育?』北斗出版 1900円 4.S.J.ポール編著『フーコーと教育』けいそう書房 5.ブリュデュー&パスロン『再生産』藤原書店 3700円+税 6.イヴァン・イリッチ『脱学校の社会』東京創元社 1,700円+税 これは原書を読まれることをおすすめいたします。 7.Ivan Illich"Deschooling Society"Harper&Row,Publishers 8.マイケル・W・アップル『学校幻想とカリキュラム』日本エディタースクール出版部 定価2800円 これも原書を読まれることをおすすめいたします。 9.Michael W.Apple"IDEOLOGY AND CURRICULUM"Routledge Education Books 10.バーンスティン『教育伝達の社会学』明治図書 定価3300円 以上です。質問者様の興味が向いたものからお読みになればいいと思いますが、入門書としては、対談形式で読みやすい1をおすすめいたします。何かの参考になれば幸いです。
お礼
返事が遅くなり申し訳ありません。 たいへん参考になりました。 素人であるという私の状況を ふまえられた助言と感じいっております。 イリイチは学部生時代にその高名を知りましたが, 未読です。 ありがとうございました。