• ベストアンサー

log-logの補間式

stomachmanの回答

  • ベストアンサー
  • stomachman
  • ベストアンサー率57% (1014/1775)
回答No.1

エネルギーと実効線量の関係については忘れちゃったので、とりあえず一般論のみ。 一般に、何の智恵もなしに (xi, yi) i=1,2,...,N が分かっているときにxにおけるyを求めようとするときは多項式近似をやります。 つまりこれらの与えられた点を通る(N-1)次式を作って、これにxを代入するんですね。データがほんとに2カ所しかない(N=2)場合なら直線近似をやるということになります。つまり yi = a xi + b (i=1,2) という連立方程式を解いて、a,bを決めれば y = a x + b で近似値が出ます。答は y = y1(x-x2)/(x1-x2)+y2(x-x1)/(x2-x1) です。 N=3なら2次式になって、 y = y1(x-x2)(x-x3) /[(x1-x2)(x1-x3)]+ y2(x-x1)(x-x3) /[(x2-x1)(x2-x3)]+ y3(x-x1)(x-x2) /[(x3-x1)(x3-x2)] N=4なら3次式になって、 y = y1(x-x2)(x-x3)(x-x4) /[(x1-x2)(x1-x3)(x1-x4)]+ y2(x-x1)(x-x3)(x-x4) /[(x2-x1)(x2-x3)(x2-x4)]+ y3(x-x1)(x-x2)(x-x4) /[(x3-x1)(x3-x2)(x3-x4)]+ y4(x-x1)(x-x2)(x-x3) /[(x4-x1)(x4-x2)(x4-x3)] 規則性が分かりますか? x=x1, x2, x3,...を代入するとどうなるか、自分で検算してみると仕組みが理解しやすいですよ。 もうちょっと智恵があって、 y = f(x) というような理論式が分かっている場合には あてはめ(model fitting)をやります。 たとえば、 f(x) = a exp[bx] (exp[]は指数関数、a,bは未知の係数です) というのなら、 この例では N=2が未知の係数の個数と同じだから、単に連立方程式 y1 = a exp[b x1] y2 = a exp[b x2] を解いてa, bを決めることになります。この例では両辺の対数をとって、 ln(y1) = ln(a) + b x1 ln(y2) = ln(a) + b x2 とすれば、ただの2元連立一次方程式ですね。 一般にはNが未知の係数の数より多いので、 yi = f(xi) +Ei (i=1,2,....,N) という連立方程式を考え、誤差Eiの二乗和 S = E1^2 + .... + EN^2 が最小になるように未知の係数を決定するのです。これは最小二乗法(least square method)と言います。 最小二乗法についての良い教科書は 中川・小柳「最小二乗法による実験データ解析」 東京大学出版会 1982 です。 この他にもスプライン補間法というのがあります。また、こういった話全般は、「近似理論」と呼ばれることがあります。

tomokyon
質問者

お礼

詳細にわたってのご説明本当にありがとうございます。 大変よくわかりました。 今回は一番最初の直線近似で解決できそうです。

関連するQ&A

  • 実行線量と等価線量の違いについて教えてください。

    実行線量と等価線量の違いについて教えてください。 下記説明文では正直よくわかりません。 用途の違いなど、わかりやすく教えていただけないでしょうか。 ◆等価線量:放射線が人体を通過するときの人体へ及ぼす影響は、放射線が人体に与えるエネルギーの量だけでなく、放射線の種類にもとづく違いも考慮する必要がある。人体へのエネルギーの与え方は、放射線の種類によって異なる。 人体への影響の度合いは、人体へ与えられるエネルギー量(吸収線量)に、放射線の種類にもとづく違いを考慮した係数(放射線荷重係数といいます)をかけると求めることができる。 計算式は、以下のとおり。 等価線量=吸収線量×放射線荷重係数 ◆実行線量:放射線の種類と性質、人体の組織や臓器の種類によって、人体が放射線を受けたときの影響は異なる。これらを考慮して算出する放射線量を実効線量という。実効線量は、放射線の被曝管理に用いられる。 つまり、組織や臓器ごとに、(吸収線量×放射線荷重係数×組織荷重係数)を計算し、全身について合計した線量が実効線量となります。

  • Bq⇔Gyの換算って可能ですか?

    放射線概論で調べてみたんですが、換算の公式みたいなのはなかったです。 放射性核種(線種やエネルギー量)と、放射線を受ける物質の電子数がわかっていれば可能じゃないかな?って思ったんですが容易なことではないんでしょうかね? 例えば、放射性物質がコバルト60(Co-60 γ線・1.17MeVと1.33MeV)で、水に対する吸収線量分布(10~100cmでの吸収線量Gy)がわかっていれば導き出せないですかね? なんか書いてて無理な気もしてきた・・・(苦笑)

  • 放射線の人体の吸収率。

    放射線の人体への影響をしらべたいです。 Svの単位で人体への影響を考えるのですが、Sv=放射線荷電係数×Gyらしいです。 放射線荷電係数は表を見ればわかるのですが。Gyは1Kgの物質に1Jのエネルギーが吸収された時の放射線量だそうです。 放射側の放射フォトンのエネルギーが分かっても、人体にどれだけ吸収されたか(吸収率)や、γ線が透過した体積がどのくらいかを求めることができません。なので、人体の減弱係数を知りたいです。 以上の計算方法は僕が考えた方法なので、一般的な人体への放射線の吸収量の計算する方法を知っているなら教えて頂きたいです。

  • 臓器の吸収線量グレイが、臓器の被曝量シーベルト?

    甲状腺シンチで、ヨードカプセル123を3.7MBq使用します。 添付文書に、【3.7MBqあたりの甲状腺への吸収線量は13mGy】と書かれています。 甲状腺の被曝量を知りたいです。 Gy x 放射線荷重係数 x 組織荷重係数 = Sv で計算した 実効線量0.65mSVになるのでしょうか?? それとも、Gy×放射線荷重係数=Svで計算した 等価線量13mSvになるのでしょうか?? あれ?だとグレイ=シーベルトですね? どうか、分かりましたら 教えてください。 どうぞ、よろしくお願いいたします。

  • エックス線作業主任者 問題

    エックス線作業主任者問題です回答と違うものはなぜ違うか教えてください 放射線の単位に関する次のAからDまでの記述につ いて、正しいものすべての組合せは(1)~(5)のうち どれか。 A Gyは吸収線量の単位として用いられ、あらゆ る電離放射線の照射により、物質1kgに1Jのエ ネルギーが吸収されたときの吸収線量が1Gyで ある。 B Gyはカーマの単位として用いられ、エックス 線などの間接電離放射線の照射により、物質1kg 中に生じた全荷電粒子の初期運動エネルギーの総 和が1Jであるときのカーマが1Gyである。 C Svは実効線量の単位として用いられ、エック ス線などの光子により、1C/kgの照射線量で照 射を受けたときの実効線量が1Svである。 D eVはエネルギーの単位として用いられ、真空 中において、電子1個が1Vの電位差をもつ2点 間で加速されるときに得るエネルギーが1eVで ある。 (1)A,B (2)A,B,D (3)A,C (4)C,D (5)B,C,D

  • エックス線作業者主任者試験の問題で…

    はじめまして、よろしくお願い致します 今日やった問題で解答に自信の無いのと理由が分からないものがあるのでお聞きいたします。 問1)正しい物には○、誤っている物には×をつけなさい。 1、1Gyは物質1gあたり1Jのエネルギーが与えられる時の吸収線量を言う 2、1Gyは物質1kgあたり1Jのエネルギーが与えられる時の吸収線量を言う 3、GyはX線とγ線についてのみ使われる単位である 4、Svは物理的な線量、Gyは放射線擁護に使う線量を表す。 5、1evは1.6×10(-19)に相当する。 答えは3以外は○だそうですが…(聞き逃した可能性があるので^^;) 1と2、単位が違いますよね?早速教科書を見たところ「単位質量あたりの物質に付与されたエネルギー」とあり、違うのではと思いまして… 3の文章が○なのであれば、何に使われてるのかが分からなくて… 4はSvは物理的な線量の「物理的」とは何か?Gyは放射線擁護に使う線量を表す。 SvとGyが混ざってるようでTT あと、別の問題で 「目の水晶体には等価線量は1cmと70μm線量当量のいずれかを使う」とあり 何故2つの線量のどちらかでいいのかがわかりませんTT どなたかよろしくお願い致します。

  • 組織や臓器ごとに出した等価線量とは?

    http://radi-info.com/q-413/ にある下記の文章についての質問です >組織や臓器ごとに出した等価線量に個々の組織荷重係数を乗じて(吸収線量×放射線荷重係数×組織荷重係数)を計算し、全身について合計した線量が実効線量となります。 ここの、組織や臓器ごとに出した等価線量とは、シンチレーションメーターのメーターの値からどのように計算するんでしょうか?

  • 放射線の実効線量率

    実効線量率定数を用いないで実効線量率を 計算する場合、例えば、コバルト-60は、 1壊変あたり1.25MeVのガンマ線を2本放出すると 仮定して計算しますが、イリジウム-192の 場合はどうすればよいのでしょうか? 壊変図中の放出割合の低いものは無視しても かまわないのでしょうか? それとも全てのガンマ線について、エネルギーを 調べて、平均値を求めるのでしょうか?

  • 放射線物理です

    1MeVのガンマ線が空気中で完全にエネルギーを吸収 されたときを考える。 (1)照射線量(C/kg)はいくらか (2)空気吸収線量(Gy)はいくらか (3)電子平衡条件が成り立っているとして、    組織吸収線量(Gy)はいくらか よろしくお願いします。

  • 3次元曲面補間方法を探しています.

    3次元データの補間方法のアルゴリズムを探しています. 不均等にサンプリングした3次元データ(x,y,z)を基に曲面補間を行いたいと思っています. 最初に,zを一定の基で基準データ(x,y)を取得し,データを基に係数を算出します. システムは係数を用いて実際の取得データ(x,y)からzを補間したします. 現在のシステムは多項式で補間しています しかし,もっとメモリを食わず,精度のよい補間補法がないか探しています. 一応候補として考えたものはスプライン曲面と細分割による処理です. これらでは,問題点としてサンプリングした範囲を超えた(x,y)データでは補間ができないというものがあります.また,計算時間がかかるという問題点もあります. これらに限らず,よい方法はありませんでしょうか.