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教えてください。
明晰判明に認知されたから真であるという心理的基準によって、信じているものは普段のさまざまなことから、どのくらいあるのでしょうか。
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noname#13805
回答No.3
厳密に言えば、一つしかありません。この世にただ一つ確実に肯定できるもの、それは「自分が存在すること」のみです。すなわちデカルトの「我思う、故に我有り」です。自分の周りの全ての事象は仮想のものすなわち実際には存在しないバーチャルなものであったとしても、あるいは現在自分が信じているものは単に信じ込まされているだけのであったとしても確認のしようがありません。 西欧世界は、たった一つの「我は存在する」から、いかにして確実な世界観を構築していったか、それはこの言葉を次のように言い換えることから始まります。「我は存在する。ただ一つの我が」。すなわち自分というものはこの世に2つと存在はしない、ということです。 数学上の「1」という単位は自分というものが一つしかないという認識ができて初めて認識可能なものです。そして数学上の1の積み重ねによって数の体系として世界を確実なものへと認識を積み重ねていったのです。すなわち科学的手法というものによってです。