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ベンジン=ヘキサン???
ベンジンは一般的には石油の50℃~90℃留分といわれていますが、どうも家庭用のベンジンは実はヘキサン(おそらくヘキサン留分?)のようです。ベンジンがヘキサンになったのは最近のことなのでしょうか?試薬の石油ベンジンは使ったことがないのですが、これもヘキサンなのでしょうか?また、石油ベンジンの試薬一級と特級では成分に違いがあるのでしょうか? これらのことについて何か情報をお持ちの方は回答していただければ幸いです。
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ありがとうございます。勝手な考察どころか、充分参考になりました。 >流通コストに埋もれてしまうのでしょう 確かに、値段だけではわからないですね。ただ、特級、一級の値段の差がかなり大きい試薬もあるようなので…。 >「モノは同じ」というケースが 現実にあるかどうか存じませんが、ありそうな気はします。 私もそれをかなり疑っています。これらの点については今度気が向いたとき別質問として出すかもしれないので、その際はよろしくお願いします。 >これらは(n-ヘキサンと違って)オクタン価がそこそこ高く これは目からうろこです。食添公定書解説書には「ヘキサン」の製法として、接触改質のあと(芳香族分離を経て)、分留するようなフローシートが載っており、なぜ直留ガソリンから作らないのかと疑問に思っていました。オクタン価の低い成分を抜いてしまうという考えなら納得です。新しい視点をありがとうございます。 >「ノルマルヘキサンを5%以上含む混合物」は第2種です すみません、そんな規定があったかなと思いつつ、確認していませんでした。しかし沸点範囲50~80℃の石油ベンジンであっても、いくらなんでもn-ヘキサン5%は含んでいそうですよね。JIS K2201 工業ガソリン1号を念頭においているのか…?法律はわけがわかんないです。中身は「ヘキサン」ながら、石油ベンジンとして第3種有機溶媒とするメーカーもあるかも? >ヘプタン(少し割高)を好むケースがあります そうなんですか。こういった現場の話はとても参考になります。 >ヘプタン(試薬)に代替したら 慣習、ていうのが一番の障害かもしれませんね。