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村上春樹「パン屋再襲撃」

最近村上春樹の「パン屋再襲撃」という魔か不思議な本を読みました。 この小説の背景には何かがありそうなのですが、春樹初心者のわたしにはイマイチわからなくって。。。 どなたかご存知ですか? とても気になり、夜も眠れません。 しかし夢にも出てくる状態です。 不安定なんです。 だれか教えてください。

みんなの回答

  • g4g4p8
  • ベストアンサー率50% (1/2)
回答No.4

文字を続けて読んでいるだけで人を不安にさせたり 夜も眠れなくさせる作品を描く作家って稀だと思います。 答えは誰の中にもあって誰の答えも正解ではないと思いますよ。 「背景はこうこうで、あーなってそうなる。」 不安になってしまう原因はそういう具体的な現象ではなく、 パン屋には、言葉だけではなく言葉のつながりや 会話の間(ま)のような箇所に不自然さや不安定さが隠れています。 それをテクニカルに織り込んでいるのが著者のすごいところです。 本を見て「これなら書けそう」と思うけど絶対に書けない、 だから人は引き込まれていくのではないでしょうか。 という個人的な意見ですみません、お答えになっているかどうか..

参考URL:
http://astore.amazon.co.jp/ad-review-22
  • mosome
  • ベストアンサー率0% (0/0)
回答No.3

感想でしかありませんが、 ファーストフード店の店員に関して容赦がない感じすることから、 そのような文化に関しての攻撃的な感じと、 結婚後感じる喪失感、みたいなものを埋めるための 暴力的な食欲であった気がします。

  • toko0503
  • ベストアンサー率36% (886/2437)
回答No.2

こんにちは 確かに、まか不思議な話ですよね。でも、いかにも奇妙で奇抜な村上ワールドの展開です。背景にあるものは、人に寄っては、現代人の孤独感だったり、人間同士の繋がりの希薄さだったり、マニュアル以外のことには対応できないマクドナルドの店員教育だったり(笑)するかと思います。私個人は、最初の襲撃は、権力に立ち向かった学生運動を漠然と思い起こさせました。結局、最終的な目的を果たせずに、妥協させられ、要求は何となく叶えられて、つまりは取引のように終わり、仲間は行方知れず………という... それにしても、彼独特の思いもつかない比喩が随所に散りばめられていますよね。「空から見たシナイ半島のように茫漠とした………」とか何とかってフレーズがあったでしょう?私は読んでいて思わず、地図帳を出して確認してしまいましたよ。でも未だに、どうしてシナイ半島がそうなのか、分からないんですけどね。(笑) 私は村上春樹は小説よりエッセイが好きです。彼の「人となり」がよく分かります。「『そうだ、村上さんに聞いてみよう』と世間の人々が村上春樹にとりあえずぶつける282の大疑問に果たして村上さんはちゃんと答えられるのか?」というネットの掲示板から起こした本があります。(それにしても長い題だ!)彼の人柄がすごくよくにじみ出ていて傑作ですよ。是非一読をお勧めします。ちなみに彼はパンは好きではないのですがドーナッツだけは別だそうです。本書にはワーグナーも登場しますが、クラシックに精通していることも有名ですね。 何だか、回答になってなくてごめんなさいね。 参考までに書いてみました。

nekkoropi-
質問者

お礼

ありがとうございます。 すごくタメになりました。 ぜひエッセイのほうにもチャレンジしてみようと思います! ほんと不思議なヒトですよねー。

  • chevette
  • ベストアンサー率80% (264/328)
回答No.1

回答ではないのですが… 表題作「パン屋再襲撃」のもとになった前回の「パン屋襲撃事件」の話は 村上春樹・糸井重里共著の「夢で会いましょう」という本にでてきます。

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