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人あってのクリエーター(長文)

質問内容は (1)オペレーターでない、企画からデザインまでできる  DTP系のお仕事はどんなものがあるのか (2)反応がダイレクトに感じれるデザインの仕事はどん なもがあるのか (3)アートデレクター・エディトリアルデザイナーにつ いて (4)インテリアデザイナーについて 現在、DTPオペレーターの派遣の仕事をしています。 電気機器の取扱説明書を作成しているのですが、DTPといっても事務的な作業が多く取り扱っている商品が一般的でないためにやりがいを感じません。納期を守るように片付けるだけ。 始めは楽しくできた仕事も、今は退屈極まりないです。DTPが向いていないのでしょうか。 それとも、取り扱ってる商品などが原因なのでしょうか 今の仕事に就く前はサービス業をしていました。 その時のことを思い出すと、人のために何かできるような仕事はやはりやりがいも感じやすく楽しいと思えた気がします。対ヒトの仕事は尽きることがないので飽きない仕事だと思います。 そこで、人からの反応がわかりやすく返ってくる仕事をしたいと思い、クリエーター的要素のあるインテリアコーディネーターを思いつきました。お客様と一緒に、理想を話し合い、形にしてあげる。私のイメージはそんな感じです。 でも、まったくの思いつきで経験がないのでDTP関連で調べたところ、エディトリアルデザイナーという職業を知りました。今の仕事の延長線上と考え、やっていけたらいいなとも思いました。 しかし、出版系の友人いわく、なかなか出版業界厳しいらしく不安です。 行動する前にウジウジしてもしょうがないと思うのですが(どちらも現実味がないので) なにか情報が得られればと思い質問させていただきました。 なんか、まとまりのない文章になってしまい申し訳ありませんが、よろしくお願いします。

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noname#107878
noname#107878
回答No.4

 とにかくデザイナーなんて仕事はほとんど裏方商売、とても地味なものです。しかも、デザイナーである以上、それなりの成果は期待されるし、責任は重いし、納期はないし、連日連夜の深夜帰宅でお肌は荒れるし、一企業の社員デザイナーならともかく、コストがかかる割には頂ける対価は低いしといったわけで、けっして外から見るほど張り合いのあるお仕事じゃありません。早い話が、ご質問にお書きになった取扱説明書を作る作業とほとんどトントンといった仕事です。  それでも、たしかにクリエィティヴな面があることが、ある種の生き甲斐であり自己主張の場であることには喜びを感じますが、これが同時に頭痛の種であることもいつものこと。  ただ、インテリアデザイナーというお仕事にはかなり建築についての知識と経験が求められるものです。それには、すくなくとも二級建築士の資格ぐらいは欲しいところですし、しかも、一般の人よりも一段と優った感覚(センスと目の付け所)もなくては認められることもないでしょう。  もし、この道に進もうとお考えでしたら、幸いなことにそう若くなくても出来るお仕事ですから、それだけの覚悟はお持ちになって、じっくり時間をかけて必要な知識と経験をお積みになるよう頑張って欲しいなと思います。  エディトリアルデザイナー、このお仕事も「取説」を作るのと同じぐらい地味ですよ。ただひとつ、ご自分がデザインした書籍が店頭を飾る、そうした「秘めた喜び」といった楽しい面があるのは救いかも知れません。  問題は昨今の出版界が至極不景気で低調なこと。世の中の景気が回復しない現状に加えて、もともと書籍というものが読まれなくなり売れないという構造不況ですから。そのために、もう既に多くのデザイナーが仕事探し状態、このあたりはよくお考えになったほうが良いかと思います。  インテリアコーディネーター、これは多くのお客様と直接接することの出来るお仕事で、あなた向きなのかも知れません。  もともとインテリアコーディネーターという職種は、元の建設省のいわば支配下にあったインテリアデザイナーに対向して、元の通産省が肝煎りとなって、とくに構造不況に陥っていた家具業界の活性化を目的として作り上げたもので、デザイナーのような企画性はなく、豊富な商品知識を武器として、一般消費者に正しい商品選択をアドヴァイスするというのがその趣旨であるわけです。  それゆえ、とにかくどんな商品であれ、基本知識の豊富さと新しいものへの情報収集能力が命、ですからコーディネーターの試験は問題を作った人ですら合格点に達しなかったという笑い話(たぶん本当?)があるほど、その商品の幅が広範囲で、わたし自身、とても試験を受けるほどには自信がなく、ただテキストをデスクの脇に置いていて、デザインワークの中で必要ならその部分だけを読み直すといった状況。ですが、そのわりには評価されていないお仕事だけに、合格した方々も本来のコーディネーターとして職場についている方は案外少ないものです。  ただ、こうしたことは単なる現状、あなたが、こうした実情をしっかりお知りになった上で、一般消費者の良き相談相手になり、理想を姿にして差し上げるといった素晴らしい夢をお持ちでしたら、ぜひ、あの難しい試験を突破してほしいなあと心から応援します。  とにかく、どんなお仕事にも悩みと飽きと迷いがあるものです、しかも、こうしたクリエィティヴな関係ですら人余り状態でけっこう厳しい世の中、とはいえ、可能性はいつだって残されています。今のあなたと、隠された才能とをよく比較しバランスさせてみて下さい。ご質問の感じから、まだお若い方のように感じます。もし、その気になって別の世界に飛び込もうとなさるなら、まだまだ間に合うとは思いますよ。

kuromitsutou
質問者

お礼

詳しい回答、ありがとうございます。 とても参考になりました。 町中、沢山の物あふれているのに、製作者側のことを考えることはめったになかったことに気づきました。  「ドコの・ドンナ人ガ・ドンナ思イデ・商品ヲ作ッタノカ」 考えることが少ないのが、消費者とデザイナーの関係なのかも知れないですね。 “どんなお仕事にも悩みと飽きと迷いがあるものです” これは、私の中での一番の課題です。常に意識を上に向けて進んでいける仕事がしたいです。 “可能性はいつだって残されています” 今年23才になるのですが、守りの気持ちが強くなりつつある中いつまでも前向きに挑戦したいと思いました。 janvierさんは業界の方ですよね。お仕事はつらいですか?楽しいですか? とてもタメになるお話が伺えて感謝しております。

その他の回答 (3)

  • ingmal
  • ベストアンサー率66% (2/3)
回答No.3

よくある悩みですね。クリエーターが感じる消費者の反応というのは、実に曖昧なモノだと思います。別の回答者の方が言われているように、裏方的要素が強いですからねー。だから大半のグラフィックデザイナーなんかは、自分が作った広告デザインでの消費者の反応云々よりも、例えば誰よりも斬新なレイアウトが出来たか?とか、誰よりもかっこいいデザインが出来たな!みたいな考え方で仕事をしていますね。 ストレートな反応を感じたければ、イワユル作家(フリーのライターやイラストレーターなどいろいろありますが・・)を目指す方がよいと思います。でも作家というのはホントにその事が好きでないと続けられないですからね。エディトリアルもいいとか、インテリアコーディネーターも素敵だなという模索の仕方より、ある1つのモノに執着をもって、「私はこれがやりたい!」というモノを探していく方法もあると思いますよ。例えばですが「私は帽子が好きなので、帽子作家になって自分で作った帽子をあちこちに売り込もう!」とか。そうすれば、お客の反応は直に伝わるでしょうし、反応とは又別の充実感や喜びを発見できるかも知れません。 何かそういうモノが見つかればいいですね。

kuromitsutou
質問者

お礼

温かいアドバイスありがとうございます。 おっしゃる通り、自分のやりたいことがまだ見えなくて模索中なのです。 DTPはせっかく身に付けたモノをムダにしたくない気持ちと、まだ中途半端ということで情けない気持ちから、もっと続けたほうがいいかなという思いがあります。 技術的にはまだまだ未熟ですが・・・ みなさんのお話を伺うと、やはりクリエーターの仕事は直接誰かからの評価をもらうのは難しそうですね 一番の近道は自分の好きなものを理解することなのでしょうか(;´∀`) 天職探しは難しいですね 貴重なご意見、ありがとうございます

noname#14373
noname#14373
回答No.2

反応がダイレクトに感じれるデザインの仕事をしたければ、 通信販売の会社のデザイン部に入って下さい。 通販は、デザイン広告のみで売り上げを立てる仕事ですから たとえば、このデザインでは 何件の問い合わせが有り、何件受注に結び付いたという結果が、 1日単位でフィードバックされてきます。

kuromitsutou
質問者

お礼

回答ありがとうございます。 通販カタログは盲点でした。さっそく仕事について詳しくしらべてみます。 ありがとうございます

  • genmai59
  • ベストアンサー率45% (1214/2675)
回答No.1

>(1)オペレーターでない、企画からデザインまでできるDTP系のお仕事はどんなものがあるのか あらゆる印刷物の作成があると思います。ただ、印刷物の企画は、編集やライター経験者が行うことが多いですね。デザイナーは、編集者の意図をいかに生かしてわかりやすいデザインにするかから関わるのが普通でしょう。DTPやデザインだけの知識で企画はできないと思いますよ。でも、DTPの知識があることは、編集にしろデザインにしろ、メリットにはなると思います。 ただ、企画の仕事というのは、無に近いところから自力でいろいろ考えたり工夫したりして作り上げていくものです。「どんな仕事がありますか」と人に聞くのではなく、「こんな仕事を生み出してやろう」と考えられる人でないと、企画の仕事につくのは難しいと思います。 >(2)反応がダイレクトに感じれるデザインの仕事はどんなもがあるのか ほとんどないと思います。デザインというのは、それだけで売るモノじゃなく、一般的には縁の下の力持ちですよね。例えば出版物を作るには、編集者やライターがいて、デザイナーはその企画を手助けするのが仕事です。デザインだけで売れるようなものは、よほど高級な1点ものでないと考えられません。 それに、編集者やライターでも、読者の反応は、そう直接には感じられないものですよ。 >(3)アートデレクター・エディトリアルデザイナーについて エディトリアルデザイナーというのは、出版物のデザインやレイアウトを手がける仕事ですが、先に書いたとおり、どちらかというと縁の下の力持ちです。クリエイティブな要素はありますが、「この本はデザインがいいからいいね」という読者は期待できません。 >(4)インテリアデザイナーについて 私の守備範囲外ですので、わかりません。ただ、インテリアに強い興味がないと、成功は難しいのじゃないでしょうか。クリエイティブな仕事というのは、好きでないと、なかなかやっていけないものです。 クリエイターというのは、通常はモノ作りの仕事だと思います。いいモノを人に提供するのが仕事で、いいモノを作り上げるところに満足感があります。モノ作りに打ち込めず、人の直接的な評価が欲しいというのであれば、サービス業をされたほうがいいと思います。 マニュアル作りが退屈なので、もっと自由度の高いモノを作りたいとか、雑誌作りなどに関わりたいというのであれば、そういうものを手がけている編集プロダクションなどに転職すればいいのではないでしょうか。ただ、マニュアルのDTPオペレーターをしていたというだけでは、あまり実績にならないので、一から勉強し直すくらいの覚悟が必要だと思います。 どういう経緯でいまの仕事をしておられるのかわかりませんが、より難しくやりがいがある仕事をするためには、それだけの実力や実績が必要です。

kuromitsutou
質問者

お礼

回答ありがとうございます。 もの作りはすきですけど、作っている以上反応はほしいです。 自己満足では物足りないですから・・・ クリエーター向きかどうかの判断はまだ難しいとこですが、縁の下の力持ちで自分の仕事の反応がないのは少しさびしいですね

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