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DNAの塩基がはずれたとき

DNAの傷害で、塩基がはずれると言うときがあります。 もしこのとき修復機構が働かずに、そのままポリメラーゼ反応が進行したら、その相補鎖のないところにはどんな塩基が入りやすくなるのでしょうか?

みんなの回答

noname#211914
noname#211914
回答No.4

rei00さん、sonorinさん、どうも。 MiJunです。 sonorinさん、「モノクロ」の件回答有難うございました。 ご紹介頂いた文献等と参考にゆっくりと調べてみます。 さて、sonorinさんの回答の中にありますように、atching さんはどのような条件下でのことを想定しているのでしょうか・・・? 「修復機構が働かずに」ということですが、修復過程にいろいろな酵素等が関与してくると思います。それら全ての酵素系が働いていないということでしょうか・・・? それ以前にこの質問の意図は何でしょうか・・・??? 補足お願いします。

atching
質問者

補足

皆様回答していただいてありがとうございます。 意図については言えませんが、要するに「修復機構が働かなかったら」とき、ポリメラーゼ反応はその部位を通り越して進めるかと言うことです。 よろしくお願いします。

  • ADEMU
  • ベストアンサー率31% (726/2280)
回答No.3

DNAが損傷を受けるとまず修復をしようとする機構がはじまります。(参考URL参照)もし、この機構が働かずにいれば、当然鋳型としては切断されてしまうのではないでしょうか。ですので片方の鋳型が正常であればそちらを複製し、断片は複製しないのではないでしょうか。開始コドンや終止コドンのない状態で複製が進むとは思えません。

参考URL:
http://www.sc.fukuoka-u.ac.jp/~bc1/Biochem/NA_10_2.htm
  • sonorin
  • ベストアンサー率52% (351/671)
回答No.2

atchingさん、こんにちは。 rei00さん、お久しぶりです。 質問にあったポリメラーゼ反応とは、RNAポリメラーゼのことですよね。 rei00さんの回答にもあったように、DNAの1塩基が外れると言うことは、その部分でDNAが分断されるということですよね。DNAの障害で、二本鎖のうちの片方のみの塩基が外れると言うことは可能性としてあるんでしょうか?(よく知らないもので) またご質問のようにこのような現象が起こったとして、鋳型となるべきDNAが塩基の欠失によって分断されてしまうと、転写の終了部分が失われた中途半端な鋳型DNAになってしまうんですよね。このような不完全な鋳型DNAにもしRNAポリメラーゼが結合して転写を開始したら、転写は終了することなく鋳型DNAと転写途中のRNAポリメラーゼ、および中途半端なmRNAは結合したままの状態になるのか(DNA二本鎖は離れたままになる)、強制的に中途半端なmRNAは切り離されてDNA修復に向かうのか?、それとも最初からRNAポリメラーゼはその不完全な鋳型DNAを認識して結合する(mRNA合成する)ことなくDNA修復を待つのか?が私も分かりません。 普通に考えたら、ご質問の後半にあるように、塩基が欠失した部分に適当に何か塩基を勝手に当てはめて強引にmRNAの合成を続けるというようなことは起こらない気もしますが、atchingさんはそのようなことが起こると言うことをどなたかにお聞きになった(あるいは何かの本、論文に掲載されていた?)のでしょうか? 逆に質問ばかりになってしまいました。 専門家の方からのフォローがあれば良いのですが。(直接質問に持っていっても良かったかも知れませんね…)

  • rei00
  • ベストアンサー率50% (1133/2260)
回答No.1

 DNA の障害で塩基がはずれた時,その部分はどうなっていますか。  塩基がはずれたままだと,その DNA 鎖は2本に切れています。この2本が鋳型となれば,それぞれに対応する2本の DNA 鎖ができるはずです。  塩基がはずれた後,再結合が起こった場合,その DNA 鎖ははずれた塩基が抜けています。これが鋳型となれば,当然,該当する塩基が抜けた DNA 鎖ができるはずです。  いずれにしても,修復機構が働かない場合,相補鎖のないところには,塩基が入らないと思いますが。もちろん,塩基が抜けなかった方の DNA 鎖が鋳型となれば,正常な DNA 鎖ができると思いますが。  自信はありませんが,いかがでしょうか。

atching
質問者

補足

ありがとうございました ということは、塩基が抜けた方は鋳型になりえないと解釈してよろしいのでしょうか? よろしくお願いします。

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