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眠らないと体調不良になるメカニズム
子どもに「早く寝ないと病気になるよ」と言ったら、「どうして?」と言われてしまいました。そう言われてみると、どうしてなんでしょうか? 睡眠を取らないと最悪、命に関わるとききますが、それは体の問題ですか、脳の問題ですか? 体の問題ならば、例えばデスクワークのような余り体力を使わない仕事なら眠らなくても平気?ってことはなくても、睡眠時間は少なくてもいいのでしょうか? 脳の問題ならば、眠っている間も脳は活動していると聞いたことがあります。それなら脳は休めないわけですよね。 また英国のサッチャー元首相は睡眠時間が少なくても平気で、午前3時ぐらいまで会議をした次の日も午前8時ごろには閣議を開始して他の閣僚が悲鳴を上げたと聞きます。そういう方は何が違うんでしょうか? その辺りのメカニズムに詳しい方、ド素人に分かる(少し努力すれば分かる)ように教えていただけませんでしょうか。
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人間が眠る理由は、体を休めるためと脳を休めるためです。 眠りにつくと、脳が休まり、その間に一日の出来事や記憶したことなどを整頓します。眠っている間に脳が活動するというのは、レム睡眠とノンレム睡眠のことでしょう。脳が休んでいるときは夢も見ません(といわれています)。 また、体も休める必要があります。体が休んでいるのに脳が活動していると、いわゆる「金縛り」の状態になったりします。体も脳と同じで休んでいる間に、その日に悪くなったところを修復したり、使いすぎた筋肉を休めて炎症を防いだりします。 睡眠時間はよく「8時間が適当」と言ったりしますが、実は人によって必要な睡眠時間は違い、8時間寝ても足りない人がいれば、4時間ぐらいで充分な人もいます。これはもともとのつくりだそうです。 あまり難しい専門的な事はお子さんには理解しにくいと思うので、「脳と体が寝ている間に次の日の準備をする」とでも言うのが良いのではないでしょうか。
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- baiyaku
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人間は体内リズムをもっています。日内リズムの働きによって、夜になるとねむくなり、副交感神経が働き体温はさがり、成長ホルモンがでて、日中に壊れた組織の修復をして、翌日の活動に備えます。 この体内リズムにそって活動しないと体に負担がかかり、効果的な活動が出来なくなります。成長も止まってしまうかも知れません。前の方がいわれているように、記憶の整理ということもあるでしょうし、肝臓で疲労物質を消去したり、解毒、その他様々な体内に必要な物質を作ったりもしないといけません。肝臓をはじめ消化器系、内臓全般は副交感神経によって活性化します。これが充分でなければ病気につながりやすくなります。 しかし眠れない病気もあるようで、何年も一睡も出来ない人でもちゃんと死ぬことなく生きていけるようです。
お礼
色んな人がいるんですね。 副交感神経?勉強します。ありがとうございました。
お礼
回答ありがとうございました。遅くなってすみません。 子どもにはそう説明します。