高校での『卒業留学』は？？

質問

私は中学3年生で今は受験生です。最初のころは、家の近くに在る高校に進学を決めていましたが、最近になって、海外の高校に留学したいと思いました。それも、あっちで卒業資格を取る『卒業留学』というもので行きたいんです。理由ははっきりとはしていないんですが、今の環境と違うところで勉強したいというものがあります。でも、このことを親に相談すると、『高校を卒業して大学から行けばいい』や『高校は日本のを出ろ』みたいな答えしかかえって来ません・・・。どうやって親を説得させればいいんでしょうか？それと、皆さんが知っている高校での『卒業留学』について色々と教えてもらえませんか？
今私が持っている情報が全てではないと思うので！！
どうか、よろしくお願いしますm(-.-)m

回答No.3

ray_skycrow · ベストアンサー

6月までアメリカの私立高校に私費で一年留学していました。
その前は日本の高校に在籍、帰国後、現在はもとの高校に復学しました。
日米の比較ですが、ご両親の説得に役立てればと思います。(笑)
ちなみに以下はあくまで「僕の場合は・・・」ということを念頭においてください。
まず、日本の高校(進学校です)は、兎に角受験のためにあるという感じです。一年生のころから「入試問題を解く」ための勉強をします。勉強=受験勉強です。
学年があがるにつれて「勉強が全て」という雰囲気が大きくなります。
行事も結構盛り上がりますが、やはり大事なのは勉強。
芸術系・家庭科は1年まで。体育は週二、三回くらい？
一方アメリカの高校。
ニューイングランドにある名門私立校です。この10年生（日本で言う高校1年生)に在籍していました。
勉強に対する姿勢は日本とは全く違います。
勉強=受験勉強は成り立ちません。
SATのための勉強はしますが、日本のように高校生活の全てをささげたりはしません。
日本のような高度なことはせず、教養を学ぶと言う姿勢でやってるようです。
学年に関係なく芸術は必修、国(英語)数社理外国語(フランス語orスペイン)と同格に扱われます。
「お勉強」だけが全てじゃないという考え方ですね。
授業が終わったらスポーツ。季節ごとに選択します。部活とは違い、生徒全員に義務付けられています。
そんなに厳しいものではなく、各自が好きなように体を動かします。個人競技だったら放任同様のこともありました。
カリキュラムは結構ゆったりしてますし、休みが多いのも特徴です。
生徒には留学生も多くて、お互いのお国のハナシをするのはなかなか楽しかったです。彼らとは今も親友です。
日本の学校で朝から夜まで受験勉強をするのもいいですが、外国で苦労しながら勉強して、これまでとは違う雰囲気の人たちに囲まれて生活するのはとても、とっても楽しいです。
僕にとってアメリカでの一年は「人生最高の一年」です。
将来の設計図もおぼろげながら作ってきました。
「アメリカで何を勉強するのか（したのか）」とよくきかれますが、あくまで高校での勉強ですので、大学留学と違ってせいぜい「英語」というしか答えくらいしかありません。
それよりもっと考え方の土台となるものを築けた名と思います。(抽象的な言い方ですみません）
英語だって話せると役に立ちますよ、もちろん。
ご両親の言うように日本の高校に価値がないわけではないですが、
15～18歳の間に日本で受験勉強(進学校の場合は、ですよ)するか、外国で慣れない英語(と思っていいんですか？)を使いながら外国人の友達にかこまれてサバイバルをしてみるか、長期的な目でみたときにどちらがいい経験になるかは明らかだと思います。
だいたい高校は日本、というのはろくな根拠がありません。片方しか知らないご両親の思い込みではないですか？（両方知ってる僕にはそう思えます）
アメリカの高校のいい情報を集めてご両親にみせてあげたらどうでしょう？
タバコ、麻薬などダークな面ももちろんあります。
でもいいことづくめということは在りえません。
(あなたがこれらをやらないと決めたら必ずしもそれに染まる必要はないわけです。アメリカにいかせると麻薬をやって帰ってくるというのもやはり思い込みです）
僕自身、親を説得するのは一番苦労しました。応援してます、外国というのは本当にいいですよ！

回答No.2

juns777

アメリカ在住です。こちらで働いております。
「あっち」とはどっちのことか分かりませんが、英語圏の留学と考えてお答えいたします。他の質問でもありますように、日本に戻るつもりかどうかが第一の問題になります。海外で就職、永住を考えている場合と、いずれ日本に戻って就職活動する場合とはちがいます。

結論は、質問者さんの今後の人生設計次第ではないでしょうか？

●日本で一番評価されるのは、
日本の有名大学＋外国の大学院
です。

次は、
外国の有名大学＋外国の大学院
です。実際は上よりこちらの方が難しい気がします。

あとは高校で2年以上海外に行って、大学は日本の有名大学の帰国子女枠というのもおいしいかもしれません。大学に行く気がない、高卒で良いという場合は、極端な話世界中どこでも一緒だと思います。

●海外に留学に来る日本人は、受験から逃げた（と思われる）方が大勢います。そのため実際には優秀でも、日本ではきちんと評価されないことがかなりあります。進学校にいける成績があるのに海外に行くと、自分の評価を下げることになる場合があります。

知人でアメリカで高校編入から専門学校した人がいます。留学としては成功かもしれませんが、20代前半で日本にもどってから30過ぎでもまたフリーターです。人生設計としていいか悪いかは本人の受け取り方次第だと思いますが。

●プラスアルファーとして、お金の問題があります。卒業を目指す私費留学の場合は年間で250～400万円程度は必要。これだけ払っても学力が足りない場合は大学にはいけません。また日本のように学校制度は６．３．３ではありませんから、いまの時点から大学進学するつもりでしたら、それを見越した作戦が必要でしょう。大学に行くつもりなら、日本にいたほうが安いとは思います。

●「なんとなく行く」なら、かかる費用を考えてそれに見合う結果が来るかどうかを考えてみてはどうでしょうか？単純計算ですが、高校卒業まで最低1000万円、大学卒業でさらに1000万円以上かかると思います。そして、日本では正しく評価されずらいです（3流大学扱い）。伝え聞いた話では、とくに最近お安くて人気のオーストラリアの大学は就職活動で苦戦しているようです。

下記URLはアルクの中学高校留学のページです。じっくり考えてみてください。

参考URL：

http://www.alc.co.jp/sabrd/jh/index.html

回答No.1

yuka_rosinach

こんばんは、高校のときに短期の交換留学をしたものです。
私はオーストラリアに2ヶ月現地の高校（自分の通う高校と姉妹校）に留学しました。実際にオーストラリア人と一緒に授業を受けてきたのですが、高校留学というものは安易なものではありません。確かに中国や台湾・インドなどの国からの高校留学生はいますが、みんな日常会話はすでに母国を出発する前からできるレベルまで到達している上での留学でした。
　また、日本とは教育方針が違うので、日本人の苦手なディベートも頻繁に行われたり、テーマを自分で決めて調べて発表という日本では大学で行われることを高校で行っています。
実際に日本の高校（少し変わった高校ではありましたが・・・）と外国の高校を体験した私から言わせてもらいますと、ご両親のおっしゃるとおり、大学での留学のほうがいいと思います。大学での1年留学でも、高校卒業後、直接外国の大学に進学するでもどちらでもいいのですが・・・。高校留学となると、自分の嫌いな教科も勉強しなければならないのに対して大学では自分のやりたい勉強の分野の勉強ですみます。また、国にも寄るのですが、大体の国で高校卒業時に大きな試験が行われて、その点数で大学に入れる・入れないが決定することが多いです。（日本で言うセンター試験より厳しいものです）
　外国の同世代の子どもたちは、自分たちがやりたい勉強のためならがむしゃらにがり勉します。しかし、大学に行きたくない・勉強続けたくないという学生は、勉強に不真面目です。そのギャップはすさまじいですよ。日本では高校行って、大学行くのが社会的にあたりまえになっていますが、諸外国ではこのような風潮は（韓国・中国などアジアの国々を除いて）ほとんどありません。一定の職業に就くために、特定の学校に通うというのはどこでも同じですけどね・・・。

　なぜ自分が高校留学したいのか、その理由が今と違う環境で勉強してみたいということであれば、高校　の特色の濃い高校に進学すればいいということで片付けられてしまいます。

手厳しく書きましたが、もう一度、なぜ高校留学をしたいのか、日本の高校がなぜいやなのか、など考えてみてください。もちろん、ご両親となぜ高校留学がだめなのかという話ではなく、ご両親があなたにどんな教育を受けてほしいのかなどを聞き出すように話あってみてください。頭ごなしにだめといわれるままでは納得がいかないのはあたりまえですし。