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神前で柏手を打つのはどうして

monosirihakaseの回答

回答No.2

二礼二拍手一礼  作法上の正しい言い方では、『二拝二拍手一拝』といいます。拝も拍手も神様を敬う敬礼作法の一つです。  『拝』は、神様に対し頭を下げて敬う、自然な気持の現れから行われる作法ですし、『拍手』は、もともと驚いたり、とても喜んだりしたときに自然に手を打ち合わせて自分の心情を表すという、我が国独特の礼法なのです。昔は、神様にお参りするときだけでなく、天皇さまに対し奉りても拍手を行ったようです。  以前は礼に礼を尽くして、拝や拍手をそれぞれ何度も繰り返していたようで伊勢の神宮では、現在も『八度拝』という作法を行っています。  漢籍に「禮之用和為貴(れいのようはわをもってとうとしとす)」とあり、つまり礼の要は敬う心と、和の心の一致をもってよしとするとあり、「拝」は敬の心、「拍手」は和の心であり、その二つを合わせて行うことは最も敬虔な気持の現れであると言えます。  いづれにしても、神様を敬い、自分の心を伝える重要な作法ということが出来ます。

参考URL:
http://www.jinjahoncho.or.jp/ja/index.html
byq
質問者

補足

 お答えありがとうございます。かつて拍手や礼拝は参拝するものの気持の表れということで,たくさんするほど良いということですね。一般向けの神道解説書によりますと戦前では二拝二拍手二拝が一般的だったそうです。現在でも伊勢神宮では仰せのように「八度拝」「八開手」ですし出雲大社では「二礼四拍手一礼」ということです。戦後神社本庁において「二拝二拍手一拝」と決めたようですが,その典拠は一般向けの本やご指摘の神社本庁web pageでは答えを見つけることはできませんでした。  屁理屈を言うと拝礼と拍手が畏敬を最大限に示す行為ということで回数が問題でなく気持の深さが大切ということであれば「一拝一拍手」か最後にもう一度拝礼して「一拝一拍手一拝」が究極の拝礼となるのかも。  そこを「二拝二拍手一拝」と決めているのにはきっと理由づけがあるように思います。「二拝二拍手」の二度ということに特別の意味があるのかもしれませんし,1回目と2回目の拝礼や拍手は同じことの繰返しでなく意味が違っているのかもしれません。拍手が「和」とは陰陽的謂われがあるようですから,きっと二の数字に意味があるのでは‥と思っています。  何か御存知でしたら教えてください。

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