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エンドサイトーシスについて

エンドサイトーシスは受容体を介して受容体ごとエンドサイトーシスされるのですか? お願いします。

質問者が選んだベストアンサー

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  • suiran2
  • ベストアンサー率55% (1516/2748)
回答No.2

150majestaさんこんにちは,suiranです。最も使えない岩波の生物学辞典の記載を転記しておきます。何かの参考になりましたなら… 何種かの辞典をお持ちになったらと思います。 「受容体仲介エンドサイトーシス(receptor‐mediated endocytosis)では,まず外部物質(リガンド)が形質膜の)被覆ピットの受容体に吸着し,それが細胞内部に陥入して被覆小胞を形成する.被覆小胞からクラスリンが取り除かれたエンドソームは,リソソームや形質膜と融合するが,リガンドや受容体の種類により次のように分類される. (1)リガンドはリソソームへ,受容体は形質膜へ.低密度リポ蛋白質,アシアロ糖蛋白質など.エンドソームの酸性環境下でリガンドは受容体から解離する.リガンド小胞はリソソームと融合して加水分解酵素の働きを受ける.受容体小胞は形質膜と融合して受容体を形質膜に戻し,再利用されるが,リサイクリングの時間は十数分である. (2)リガンドも受容体も形質膜へ.トランスフェリンなど.ただし,この場合は酸性環境下でFe3+を放出し,アポトランスフェリンが形質膜に戻る.極性細胞では,リガンドは形質膜のある側面(例えば側底basolateral側)で取り込まれ,別の側面(例えば頂端apical側)に輸送されることがある.これをトランスサイトーシスという. (3)リガンドも受容体もリソソームへ.表皮成長因子やインシュリンなど.エンドサイトーシスはこのように細胞に必要な物質の取込みを行う.しかし同時にインフルエンザウイルスやジフテリア毒素などの異物も取り込まれ,エンドソームの酸性条件下で細胞質に侵入させる働きももつ.」

150majesta
質問者

お礼

ありがとうございました。 もしかしたら受容体非依存性のものがあるのかなと疑問に思い質問しました。

その他の回答 (1)

  • trsmd
  • ベストアンサー率26% (5/19)
回答No.1

はい。エンドサイトーシスされる物質は受容体に結合し、エンドサイトーシス小胞を作って、受容体ごとエンドサイトーシスされます。 細胞内では物質と受容体が分かれ、受容体と取り込まれた細胞膜からなる再生小胞が細胞膜に帰っていきます。

150majesta
質問者

お礼

ありがとうございました。100%受容体依存性という認識でよろしいですね?

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