代々の天皇に伝えられた特有の遺伝子といったものは存在するのでしょうか？

質問

代々の天皇に伝えられた特有の遺伝子といったものは存在するのでしょうか？存在するとすればそれは検出可能でしょうか？またそれは日本人の何パーセントが所有していると予想されるでしょうか？

回答No.3

24blackbirds

天皇に特有の遺伝子ということでしたら、他の日本人が持っていたら具合が悪いでしょう。したがって、存在すると仮定して日本人のほぼ０％が所有すると考えられます。

染色体は交叉を起こすので、どの染色体（上の遺伝子）に着目しようと完全に引き継がれることはありえません。ミトコンドリアDNAなら交叉は起こりませんが、突然変異は核DNAよりも速く、そしてなによりも女系でしか引き継がれません。ということで、「天皇家」特有の遺伝子は存在もしません（「特有」をあまり厳密に考えないのなら明治天皇以降、という風に特定すれば存在する可能性は否定できませんが、宮家に対する天皇家の優位性は遺伝子からは判定できません）。

ともかく、天皇制の問題に遺伝子を持ち出すのはナンセンスです。遺伝関係で持ち出すとしたらミームでしょう（たいした意味をなしませんが）。

お礼

遺伝学と政治の問題ですね。
メンデルは遺伝学の祖と言われていますが、そのメンデルを生んだロシアの遺伝学者が「獲得形質は遺伝する」という説を唱え、なぜかそれが共産主義者に気に入られて、その説に基づいた農業政策を実行され大凶作大飢饉となったとか。
もっとも、日本人もロシア人を笑えません。政治のお先棒を担ぐ「御用学者」がたくさんいるのですから。水俣病、薬害エイズ、さらに最近のアスベスト問題等々。

回答No.2

kikiki99jp

元となる遺伝子が存在しないので、受け継いでいるか調べようがありません。

no.1さんは誤解なさっています。男系になったのは明治からです。それまでは権力者のご都合主義で紆余曲折してとんでもないこともおきています。神武は存在しなかったそうですが、いたとしてもいまの天皇が神武の血をうけついでいるか、どうか疑問です。

お礼

天皇の先祖は神話によれば「神」ですから元の遺伝子は「神の遺伝子」となります。もとより神という言葉は科学の外の言葉です。
ですから、ここ生物学カテの質問ではないのですが、一つだけ良い事は、私のような一般の人間が遺伝学に興味を持ったという事です。
遺伝学にかかわる人々はこれを迷惑に思わず利用すべきです。こんなチャンスがあるのは日本だけなのですから。

回答No.1

A98JED

天皇は万世一系といわれています。
Y染色体は必ず男性にしか受け継がれませんから
父系（片方の親の系統だけ）主義だと、
天皇の先祖を何代遡っても、先祖が一人だけ。
ゆえに同じ遺伝子を継ぐから正統ということが理屈です。

XXである女性はどちらの系統か区別が付かなくなるので母系はとられていません。

もし天皇のY染色体が採取できたならもちろん検出は可能でしょう。

日本人の何パーセントかは全くもってわかりません。

お礼

議論はあるにしろ日本の天皇は稀有な存在だと言う事は間違いないでしょう。中国人は「いずくんぞ王侯の種有らんや」と言って秦王朝を根絶やしにしてしまいました。遺伝学的には確かに中国人の言っている事は正しいでしょう。しかし、それでは神話も失われてしまいます。ただし、これは遺伝学とは別な問題です。