• ベストアンサー

夜間災害の救助は今、どのようになっているのでしょうか?

20年前の飛行機事故のニュースをみていて当時を思い出しました。当時、山に飛行機が墜落して、夜間だったこともあり、救助が翌朝から開始されました。少し前にアメリカのフロリダで飛行機の墜落事故があり、夜間にもかかわらずヘリコプターで救助していたのに日本では夜間は救助出来ないとのことで残念な思いをしたものです。そこで、現在であれば、夜間山や海であのような事故がおきても救助できる体制になっているのでしょうか?

質問者が選んだベストアンサー

  • ベストアンサー
noname#131426
noname#131426
回答No.1

当時夜間行動能力はほとんどありませんでした。 また、高地、高気温でヘリコプタの運用にも制限が大きかったのです。 一般の方が思うほどヘリコプタは万能ではありません。 捜索も目視でしか出来なかったのです。 麓から上がっていっても目的地への道も定かではありません。 二次災害を防止するため、明るくなるまでは動けなかったのです。 (当然多くの隊員は早く行きたくてムズムズしていました。が、二次災害で彼らを殺すわけにもいかなかったのです) 現在はFLIR(近接赤外線監視装置)を装備したヘリコプタ(自衛隊機)が多くなり、捜索も迅速に行えるようになりました。 輸送もCH47JやUH60Jのような馬力のある(10tの荷物が載せられます。当時のV107バートルは3tまで)ヘリコプタの登場で余裕のある活動が出来るようになりました。 地上に於いても人命救助セット(阪神淡路大震災以降装備)が装備され捜索、救助に大きく貢献できるようになりました。 ただし、順序としては警察、消防又は海保それから自衛隊となります。 それぞれメンツがあるらしく、どーしようも無くなってから自衛隊に要請が入ります。 法律も若干変わりました。 最近まで、自衛隊が一般の土地を使用することは出来ませんでした。 枝一本折ることも許されていなかったのです。 ヘリコプタを着陸させるためにはバスケットボールのコート程の広さが必要です。 土地を選定して、地主さんを捜し、交渉して、料金を払って、それからになります。 現在は迅速に対応できるように法律を作っていただきました。 20年前に比べれば、遙かに対応できるようになりました。 が、TVや映画のようにはいかないのが現状です。 大勢の人が死なないと前進しないのです。 もう少し危機管理に前向きな政治家さんが居ないとね。それを選ぶのも選挙権のある国民の義務だと思います。

mmky
質問者

お礼

回答ありがとうございます。 [20年前に比べれば、遙かに対応できるようになりました。] うれしいですね。このようなことに税金が使われることには大賛成です。危機管理や大規模災害の指揮権は、自衛隊に一本化したいですね。それがより多くの人命を救うことですね。

その他の回答 (1)

noname#15025
noname#15025
回答No.2

ヘリコプターには航空法により「有視界飛行」のみという制限が付いている機体が多く、日出~日没のみ出動ってヘリが多いのです。 夜間飛ぶための機器等を積んでいなかったり、パイロットの資格がなかったり等ですね 今でも民間や警察・消防ヘリには多いんではないかな? ちなみにドイツでも救助ヘリは夜間飛ばないそうです。 航空機に比べて危険度が高いからという理由ですね 自衛隊出動には県知事からの「災害派遣要請」が無いといけません。民間が勝手に依頼することは出来ません。 必要に応じて役所・警察・消防等が依頼します。 以前は自衛隊出動を嫌う知事(某兵庫県知事がそう)が多く、なかなか出動命令が出ませんでしたが、某大震災後はそうでもなくなってきています。 逆に山岳県では自衛隊に出動を依頼する事を結構行っています。 自衛隊ヘリや海上保安庁ヘリなんかには夜間出動可能なヘリがいます。 平成11年の改正で「救助・捜索に限り」ヘリの飛ぶ条件が一部緩和されています。

mmky
質問者

お礼

回答ありがとうございます。阪神のときは、知人から自衛隊が即座に待機していたのに県知事の出動命令が出なかったと聞いて残念な思いをしました。一人でも多くのかたを救うために省庁の壁など気にせずに連携してほしいですね。人命救助だけは法律の枠を超えてもいいんですよ。そこで何かあれば私たちのメールが総理官邸にわんさといきますからね。民意は即座に反映される時代になっているのです。

関連するQ&A

専門家に質問してみよう