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三角関数の問題を教えてください!

keros66の回答

  • keros66
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回答No.6

(1) θのとりうる範囲は 15°<θ<150° です。これは、△ABCが3角形 として形成できる範囲として決まります。 (2) △ABCの面積Sは、△APCの面積S1と△ABPの面積S2の和になります。すなわち     S=S1+S2   です。そして、正弦定理から、     AC=sinθ/sin(θ+30°)   となります。したがって、AP=1 を考慮すると     S1=(1/2)sinθ sin30°/sin(θ+30°)   となる。同様にして     AB=sinθ/sin(θ-15°)     S2=(1/2)sinθ sin15°/sin(θ-15°)   となる。したがってSは   S=(1/2)sinθ sin30°/sin(θ+30°)+(1/2)sinθ sin15°/sin(θ-15°)    =sin45°(sinθ)^2/{2sin(θ+30°)sin(θ-15°)}   となり、1/Sは     1/S=2sin(θ+30°)sin(θ-15°)/{sin45°(sinθ)^2}   となる。 (3)Sを最小にする(したがって1/Sを最大にする)θを求めるスマートな方法が私には見つからない。そこで、かなり煩雑になるが、次のように正攻法で扱ってみる。   まず、1/Sのθに対する微分を0にする(これは連続な関数が最大値をとるための必要条件である)ようなθを求める。次に、このθで1/Sが最大になることを確認する。さらにこの値をSの式に代入してSの最小値を求める。 d(1/S)/dθ=(2/sin45°)[{sin(θ+30°)cos(θ-15°)+cos(θ+30°)sin(θ-15°)} ×(sinθ)^2-2sinθcosθsin(θ+30°)sin(θ-15°)]/(sinθ)^4=0   これが成立するためには、[ ]内の式が0であることが必要十分である。   [ ]内の式の両辺を適当にわり算して、整理し、次の式を得る。     {1/tan(θ-15°)+ 1/tan(θ+30°)}tanθ-2=0   これに、加法定理を用いて展開し、整理すると次の式を得る。    (1+(tanθ)^2){(tan15°-tan30°)tanθ+2tan15°tan30°} =0   この式で、最初の因数は常に正であるから、結局、{ }内が0ということになる。すなわち、     (tan15°-tan30°)tanθ+2tan15°tan30°=0   これからθを求めると、     tanθ=2tan15°tan30°/(tan30°-tan15°)=1     ∴ θ=45° (θのとりうる範囲を考慮してある)   なお、この計算には、次の値を利用した。これは公式集などにも出ているし、2倍角の公式などを用いて導くこともできる。     tan15°=2-√3, tan30°=√3/3   このθのとき、Sが(最小値などでなく)最大値をとることは、幾何学的考察からわかる。(詳細な説明は省略)   次に、面積Sの式に θ=45°を代入すると、面積の最大値は次のようになる。    S=(sin45°)^3/{2sin75°sin30°}=(sin45°)^3/{2cos15°sin30°}     =(1/√2)^3/{2×(√6+√2)/4×(1/2)}=1/(1+√3)=(√3-1)/2   ここで、次の値を使用しています。     cos15°= (√6+√2)/4

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