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実用新案ってどうなの?

すごいアイデアを思いつきました。 技術的にはすごく簡単で私には作れませんが その手の業者に頼めばかなり楽チンにできるものです。 あの有名な「端を切り落としただけの健康サンダル」並に簡単なもので、よく言うアイデア商品って奴です。 値段的には100円均一でも売られそうな簡単なものですが 調べてみたところ特許も実用新案もとられていませんでした。 結構需要はありそうだけど、特許は高いので実用新案だけでも取れればと思うんですが、実用新案をとるのにはいくらくらい必要なんでしょうか? この実用新案は発明者を少しは保護してくれるんでしょうか? これを元に業者が商品化してもし売れた場合、実用新案としての特許料は手元に入ってくるのでしょうか? 普段発明などしようと思っていなかったのでこの辺のところがよくわかりません。よろしくお願いします。

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  • Yoshi-P
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回答No.1

sakurattiさん、こんばんは。 私は特許事務所に勤めています。 >特許は高いので実用新案だけでも取れればと思うんですが、実用新案をとるのにはいくらくらい必要なんでしょうか? 特許でも実用新案でもかかる費用はそれほど大きくは違いません。すんなりいっておよそ2~30万円でしょう(特許事務所に依頼した場合)。 金銭的なものだけで実用新案にするのはお勧めできません。 存続期間というものがあります。 特許は出願から20年間有効ですが、実用新案はわずか6年です。つまり、6年経ったら権利はなくなってしまうのです。取り敢えず特許として出願しておくことをお勧めします。審査の過程で特許では厳しそうだということがわかったら、実用新案に出願変更することができます。 >この実用新案は発明者を少しは保護してくれるんでしょうか? 実用新案でも特許でも、考案者又は発明者を保護してくれますが、実際の製造業者との話し合い次第です。 >これを元に業者が商品化してもし売れた場合、実用新案としての特許料は手元に入ってくるのでしょうか? それも業者との契約次第です。しっかり契約することです。 ちなみに、sakurattiが挙げていらっしゃる「端を切り落としただけの健康サンダル」では年収ン千万とか・・・ 当たれば莫大なお金が入ります。でも、裏を返せば、当たらなければ大損になるということです。その覚悟がある上で出願するのが特許・実用新案というものです。宝くじやtotoというよりも、株に近いですね。 なお、ご自分の力だけで出願するということは絶対に避けた方がいいです。 取り敢えず特許事務所に行って相談してください。 かかる費用なども説明してくれるはずです。 でも、私の事務所では国内のしかも個人の出願はほとんど取り扱っていません。 自分の所でもうけようと思っていない分、より信頼性の高い情報を提供できます。 費用が高いから個人で出願しようなどとは決して考えないでください。 特許・実用新案の登録がされるかどうかは、出願時及び審査の過程での手腕に大きく影響されます。 素人さんには非常に難しい大きな壁があります。 ぜひどちらかの特許事務所に相談に行ってください。 この辺のことは、わからない人にはわからないんですよね。出願してから痛い目に遭います。出願した後の手続きだけを特許事務所に依頼しても、相手にしてくれないところさえあります。 ちなみに、インターネット上でもその技術を説明してしまうと登録されなくなってしまいます。 決してこのサイト上又はその他のサイト上で具体的な話をしないでください。 もっと詳しいことをお知りになりたければ、補足でお願いします。

sakuratti
質問者

補足

実用新案でも特許でも費用は大して変わらないんですね。 それなら、存続期間の長い特許の方がとくってことですね。 特許事務所に1度相談に行きたいのですが、その際に、かかる費用というのはどのくらいなんでしょうか?また、特許事務所で発明の内容を話したとき、その内容はきちんと、秘密保持してくれるのでしょうか?例えば事務所に相談に行ったら却下されて、その内容がこっそりと登録されたりしないのでしょうか? よろしければご回答お願いします

その他の回答 (4)

  • Yoshi-P
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回答No.5

こんばんは。Yoshi-Pです。 >特許事務所に1度相談に行きたいのですが、その際に、かかる費用というのはどのくらいなんでしょうか? その辺のことは私はよくわからないのですが、相談に行くときに電話でアポを取るはずですから、そのときに聞いてみたらいかがですか? 良心的な事務所だったらその段階ではお金は取らないのではないかという気がします。 >特許事務所で発明の内容を話したとき、その内容はきちんと、秘密保持してくれるのでしょうか?例えば事務所に相談に行ったら却下されて、その内容がこっそりと登録されたりしないのでしょうか? 弁理士には守秘義務がありますから、そんなことは絶対にありません。そんなことをしたら資格停止になってしまいます。弁理士が一生で稼ぐお金は一般的に発明1つで得られる収入よりはるかに多いはずです。大変な思いをして取得した資格をたかが発明1つのために棒に振るような人はいません。

sakuratti
質問者

お礼

何度もご回答ありがとうございます。 とりあえず、守秘義務があるのなら相談だけでもしてみる価値はあるってことですね。 値段の方は1度特許事務所に電話して聞いてみます。 ありがとうございました

  • Yoshi-P
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回答No.4

sakurattiさん、こんにちは。 #1で回答したYoshi-Pです。 昨夜はもう眠くてうっかりしていましたが、よく考えたら、特許として出願して審査の過程で実用新案に変更すると、もう存続期間が残りわずかになってしまいます。 (存続期間は最初の特許出願の時から計算します。) 弁理士さんに相談して特許される可能性が少なそうだったら、最初から実用新案登録出願をしてください。(kawarivさんが詳しく説明されている理由で、私はお勧めできませんが。) ちなみに、特許の出願方法については http://www.okweb.ne.jp/kotaeru.php3?q=141850 に説明しています。 実用新案登録出願は無審査で、書式さえ整っていればすぐに登録されます。但し、「異議あり」という人がいれば横やり(無効審判など)が入ります。 (未経験者にもわかりやすくするために、わざと専門家らしくない言葉を使っています。) なお、まだ誰も特許や実用新案登録を取得していないからといって、必ずしもその発明の権利を取得できるとは限りません。 http://www.okweb.ne.jp/kotaeru.php3?q=97196 を見てください。 実用新案登録でも、他人がそこに挙げたような事実を見つけると、横やりが入ります。

noname#4746
noname#4746
回答No.3

 私も実用新案での出願はお勧めしません。というのも、実用新案は、権利期間が短いのもさることながら、「あなたの商品は、私の実用新案権を侵害していますね」として警告を出すことも、その商品の製造をやめさせること(権利行使)も非常に難しいからです。  現行法では、特許出願は審査が行われた上で特許登録となりますが、実用新案出願は無審査で登録されます。プロレスラーの大仁田厚氏が実用新案権を持っているものがありますが、これは特許庁の審査を経て登録されたものではなく、実用新案で出願されたから登録されたものなのです。  このため、例えば、sakuratti さんが出願した後に全く同じ内容で私が出願した場合であっても、sakuratti さんの出願も私の出願も登録されます。つまり、全く同じ考案(←実用新案では「発明」とはいいません)であっても、複数の人が実用新案権として保有することができるのです。本来、私の出願は sakuratti さんの出願で拒絶され、私が実用新案権を得ることはできないはずなのに、です。  この例の私のように、本来は実用新案件を得ることができなかった者が「おたくの製品は私の実用新案権の権利侵害だ!」と主張して無意味な争いが起こることを避けるため、実用新案の権利者が警告を出す際には、特許庁から発行された実用新案技術評価書を提示することが義務づけられています(実用新案法第29条の2)。が、この実用新案技術評価書に「この考案は、先行技術と同一、または先行技術から容易に思いつくもの」とされている場合、特許で言えば拒絶査定が出されているのと同じような意味合いとなります。で、警告された側は、「この実用新案権、無効になる可能性が高いということですよ」と安心して反論でき、警告の意味がなくなってしまいます。  なお、実用新案技術評価書での評価を「そんなことはないはずだ!」と特許庁に反論する機会はありません。特許なら、拒絶理由通知に対しては意見書・補正書を出す機会があり、拒絶査定に対しては不服審判を請求することができるのですが。  また、警告や権利行使は、自分で先行技術を相当に調査する等の相当の注意を払った上で行わなければなりません。でないと、登録が無効になった場合、警告や権利によって相手方に与えた損害を賠償しなければなりません(実用新案法第29条の3)。  sakuratti さんのご質問の中に、「実用新案は発明者(注・正しくは「考案者」)を少しは保護してくれるんでしょうか?」とありますが、上に説明した意味では、権利保護は各人にまかされている、というのが現行法です。  実用新案法がこのように変更された背景には、「権利は早く付与しますが、その後に係争が起こった場合には自分たちで解決して下さい」という思惑があります。  次に、仮に実用新案で出願した場合、「これを元に業者が商品化してもし売れた場合、実用新案としての特許料(注・正しくは「実用新案許諾実施料」)は手元に入ってくるのでしょうか?」とのご質問に関しては、「実用新案として確立されたもの(実用新案技術評価書での評価が「実用新案権としてふさわしい」←実際にこう書かれている訳ではありませんが、そんな趣旨の評価であるもの)でしたら、入ってきます。  順番が前後しますが、「特許は高いので実用新案だけでも取れればと思うんですが、実用新案をとるのにはいくらくらい必要なんでしょうか?」とのご質問に関して回答します。  特許でも実用新案でも、明細書・図面の作成や出願手続を全部自分でやれば、費用は安く上がります。「特許出願は費用が高い」という認識は、おそらく、弁理士に依頼した場合の費用を特許庁に支払う公的費用だと誤解されてのことだと思います。  が、よほど出願に長けた人ならばともかく、初心者が個人で出願することは、No.1 で Yoshi-P さんがご回答されているようにお勧めできることではありません。「請求の範囲」をどのように表現するべきか、また、実施の形態では何をどのように記載するべきかなど、様々なノウハウが絡んできます。「どうしても権利を取りたい」ということであれば、まずは弁理士や、No.2 で MiJun さんが挙げておられる発明協会に相談なさることをお勧めします。  くれぐれも、「発明学会」や「知的所有権協会」には相談なされないように! 技術的思想は、著作権では保護されません。  

sakuratti
質問者

お礼

うーん、実用新案てのは思ったよりも全然使えない代物なんですね。費用はかかる、保護される期間は短い、その保護もろくにされないではあんまり報われませんよね。 あと、発明学会というのは、発明境界とは全然違うものなんですね。 うっかり相談したりしなくてよかったです。 ありがとうございました

noname#211914
noname#211914
回答No.2

Yoshi-Pさんの丁寧な回答がありますが、以下の参考URLサイトは参考になりますでしょうか? 「特許庁HP」 この中で 「権利を取るためには」 ⇒「実用新案権を取るための手続」あるいは「料金一覧」 を参照下さい。 さらに ●http://www.jiii.or.jp/shiblist.html (発明協会) 各県に支部があり、あるいは「知的情報センター」等を併設しており、まずそこで相談されては如何でしょうか? 弁理士等の定期的に無料相談してくれるようです。 (勿論、正式に依頼する場合は費用が発生しますが・・・) ご参考まで。

参考URL:
http://www.jpo.go.jp/indexj.htm
sakuratti
質問者

お礼

サイトを覗いてみました。 最初の登録は結構安そうですけど、その後いろいろ足して、なんだかんだでやっぱり10万単位のお金が必要になってくるんですね。 もし撮るなら特許の方をとることにします ありがとうございました

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