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アクリルの溶解反応について
一般的にアクリル同士を接着させる目的で、ジクロロメタンがよく使用されますが、この時の反応はポリマー状態からモノマー状態へ変化し、溶剤が揮発後、再びポリマー状態に戻るものと認識しております。 これは正しい内容でしょうか? 又、この時の反応を化学式でご教授下さい。
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これは想像ですが、tak3101さんは「液体の中に、小さな分子がバラバラに散らばる=溶ける」と理解されているのではないですか? 実際には、「その物質の分子が、溶媒分子と親和することで、その溶媒内に澄明に分散」すれば、例え高分子でも「溶媒に溶けた」ことになります。 なので、必ずしも「目に見えないほど小さい分子」にならなくても・・・というか、アクリル樹脂のように立体架橋されていない高分子の場合、仮にその分子を紙の上に乗せて目の前に出されても、肉眼で見ることなんてできませんので、これをアクリル樹脂に親和可能な溶媒(質問の物質で言えばジクロロメタン)の中に放り込んでかき混ぜてしまえば、「共有結合の解離もなく溶けて」しまうのです。 (実際には、アクリル樹脂の分子一本を取り出すことは、今の技術ではできませんが) 乱暴に言ってしまうと、「砂糖」は片方は「粒」の形で、「高分子」は「糸」の形でそれぞれ溶媒の中を漂っているだけで、本質的には違いがないのです。 (漂い続けるのに必要なのが溶媒和) 参考までに: 水に溶ける高分子としては、ゼラチン、ポリエチレングリコール(→シャンプー他、各種洗剤)などが身近にあります。
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正しくありません。 ポリマーがそこまで簡単にモノマーに戻ることはありません。 ポリマー状態のアクリル分子が、ジクロロメタンにある程度溶けることによるものだと思われます。溶液状態であれば、高分子であっても、低分子と同様に扱うことができます。 溶けやすさには、ポリマー分子の大きさ(重合度)も関わってくると思われます。
お礼
ご回答有難うございます。 私の認識が間違っていたようですね。専門用語等を含め今後、勉強していきます。