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電子自治体(電子政府)などの勉強
6月に、主に自治体に情報システムの提供をしている企業から内定を頂いたので、 卒業論文の時期でもありますし、電子自治体について勉強をしたいと思っています。 しかし、「電子自治体」で検索をかけるとサイトが多すぎて、 ほんの少しの知識しかない私は何の勉強から始めればいいか分からない状況です。 九州の田舎に住んでいますので、都会ほど電子自治体の考えは普及していないと思われます。 それを前提として、「問題点はどこか」「普及しなくてもいいのか(?)」「普及させるべきなのか(?)」などのことを調べて行きたいと思っています。 何の勉強から始めればいいでしょうか? また、他にも、「これを先に調べなきゃ意味ないよ!!」とか、「こういう観点から調べるべき」などありましたら、ヒントを下さい。
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- QES
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#1のQESです。 あなたが電子自治体ありきという立場であると決めつけたわけではありません。 電子自治体を解説したサイトは多くありますが、ほとんどはIT企業などの産業界の側からのものやIT企業を育てたいと考える国の立場からの押し付け的なものであり、実際に進める地方自治体の声を代弁したものではありません。地方自治体ではトップや財政当局の考えに大きく左右されます。 つまり企業の立場でも国の立場でもなく学生の立場として冷静に判断したいと考えておられるとしたら、既存のお仕着せの電子自治体推進サイトだけを参考にすることは危険であると思います。 例えばカーナビゲーションの便利さをいくら訴えても、道路地図帳の購入費と比較するコスト第一主義の人に理解を求めることは困難な一方で、実際使用している人の中にはコスト以上に満足度が高い人もいて、これら感覚の違いを論理的に説明することは難しいところがあります。 都会か田舎かだけでなく、若い市長か高齢の市長かでITに対する考え方が大きく違ってきます。 市長など誰がやっても同じようだと思っておられるかも知れませんが、私は(市の総合計画にも計上されている)情報システムが導入寸前までこぎつけながら、市長交代でスタートに戻った経験をしております。 答えにはなりませんが、こうした現実を踏まえて、いろんな地方自治体の持つ地域の実態に合わせた「情報化計画」について話を聞かれることが大切かと思います。もちろん既存のサイトをみて上辺だけを見た電子自治体の卒論を書かれることを非難は致しませんが。
- jeee
- ベストアンサー率52% (119/227)
電子政府及び電子自治体は、国策で進めていますので、次を参照してください。 http://www.kantei.go.jp/jp/singi/it2/index.html また、次が良くまとめられていますので参考にしてください。 http://www.manaboo.com/
お礼
ありがとうございました。
- SariGEnNu
- ベストアンサー率19% (9/46)
>普及しなくてもいいのか(?)」「普及させるべきなのか(?)」 普及させるべきです.ですが、どのような形でもCPを導入して構築すればいいというものではありません.現今では合併政策により辺縁の住民に不便にならないように、ネットワークの構築も必要です.また、電子化により,本来不要になった行政部門は行政部門はカスタマイズすべきで,コストハホーマンスをアップさせなければいけません. 技術的な問題は「認証の確度アップ」、「セキリティ」が主で、また、絡めてこれまでの非電子的制度の再編も必要です.つまり、電子化により、地方間の距離は縮まるので,地方分権から中央集権に近づけてもいいと思います.
お礼
ありがとうございました。
- QES
- ベストアンサー率29% (758/2561)
地方自治体で情報化(電子自治体)を推進する部門にいますが、地方自治体とITベンダーには考えの大きな開きがあります。 ITベンダーは、自治体が情報システムを積極的に取り入れてくれることが利益に繋がるため行政の実態を知らず短絡的にあらゆる業務に対し各種システムを売り込もうとします。また国のe-japan戦略にしてもIT産業を国の柱にしようとする考えが先にあります。 一方地方自治体の多くは 1.それが経費や人員の削減に繋がるか? 2.それが住民サービスの向上に繋がるか? 3.現在の業務手法からスムーズに移行できるか? などが主な関心事です。 このため、 1.現在の業務手法に問題が無いか? 2.あるとしたら何が問題か? 3.その解決のためには何をすべきか? 4.その方法として電子化は効果的か? という問いを経て初めて電子化が取り入れることを検討します。 私自信、推進する立場でなければ、時代が必要とする以上のものを、各種システムを高い金をかけて積極的に導入することが必要かは、常々疑問をもっているところです。 IT企業に就職が内定しているからといって、まず自治体の電子化ありきというスタンスで書き始めたら卒論の意味がありません。 電子申請などのシステムに絞って行政の実態とその考え方を(あらかじめポイントを整理しアポを取ってから)市役所に行って話を聞くことが大切かと思います。 もっともあなたが不勉強だと見透かされたら上辺だけの電子自治体推進論しか聞かせてもらえないかも知れませんのでその覚悟も。
お礼
なるほど、意識の差は自治体からすれば便利どころか大きな「迷惑」ですね。 そのような意識の差はどうやったら埋められるか・・生き残りに精一杯な企業はこの一番大事なところを考えられないのでしょうね。 また、私が質問文に「田舎は都会ほど電子自治体の考えが進んでいないと思う」と書きましたのは、 決して「自治体の電子化ありき」という考えから書いたのではありません。 QESさんの仰るとおり、あくまで「進んでいない田舎に(時代が必要としていないものを)勧める必要性、メリットがどれだけどこにあるのか?問題点はどこか?」ということを強調したかったのです。 誤解を与えてしまい、申し訳ありません。
お礼
ありがとうございました。