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高気圧と低気圧の境目について

albracの回答

  • albrac
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回答No.6

再回答いたします。 で、ここで、皆さんのお話のい続ける形で、回答します。 本来、「気圧の谷」と言う言葉は厳密に言うと、いいかげんな気象用語になってしまいます。気圧が低いところ、つまり、地形で言う谷の様に低いところを「気圧の谷」といいます。そう言うところの総称が「気圧の谷」になります。 直接低気圧のことも、「気圧の谷」ですが、高気圧の間で、低気圧ほどではないが、二つの高気圧に鋏まれ、気圧が低いところも、「気圧の谷」になります。 やはり、低気圧同様、雨模様になります。 なお、低気圧の一生についてお話します。 地球上では、南の熱い空気と北の冷たい空気が常に責めぎ合ってます。 これらが、熱い空気は北へ、冷たい空気は南へ、それぞれ進もうとします。 二つの空気がぶつかって、力がつりあった線「停滞前線」と言います。 しかし、ここに、上空でも、気圧が低くなった部分「上空の気圧の谷」が重なると、初めて、熱い空気と冷たい空気の均衡が破られ、それぞれの空気が、互いの空域に侵入を始めます。暖域(熱い空気)は北へ、寒域(冷たい空気)が南に下がり始めその空気の境目を、それぞれ「温暖前線」、「寒冷前線」といい、温暖前線と寒冷前線の南下と北上の中間に「低気圧」が誕生します。冷域に寒気が流れ込みさらに勢力を得ると、寒冷前線は南下し、暖域に暖気が流れ込み勢力をましますと、温暖前線が北上します。これが、「低気圧の発達」です。 最後には、寒冷前線が、上空のジェット気流に押される形で、温暖前線に追いつきます。そして、寒域と暖域が重なると、『閉塞』とよばれる現象がおき、やがて低気圧は発達を止めます。 上記で、「上空の気圧の谷」という言葉と「ジェット気流」と言う言葉がでてきます。これはjun1038さんがおっしゃる通り、東から、西に流れる、上空10000m付近の猛烈な風です。 上空のジェット気流は、直線に進むのではなく、常に蛇のように蛇行しています。 蛇行して出来た、気圧の低い部分が「上空の気圧の谷」で、地上の低気圧の元です。 逆に蛇行で、気圧が高い部分が「上空の高気圧」・・つまり地上の高気圧の元です。 jun1038さんのいう、オホーツク海高気圧もこれが元になって出来ています。 本来、地上と、上空の気圧配置は違いますが、上空と、地上の前線が、私達の言う「天気」を作っています。 また、雲が無くても、気圧が低ければ低気圧、雲があっても気圧が高ければ高気圧です。「低気圧」と「高気圧」の境はありますせん。 天気図の中でも、停滞前線の存在は、非常に需要です。 これ以上のお話は、今までのお話の域を越えますので、機会がございましたら回答します。

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